「ぼくのMJ」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ぼくのMJ
MJといえば、真っ先につのだひろの「メリージェーン」が思い浮かぶ。次は高橋メアリージュンかな・・・などとバカなことを考えながらの鑑賞となりましたが、いきなりのJ・K・シモンズのまくし立てる声に驚いた。あれ、このJ・K・シモンズってサム・ライミ版に出てたんじゃなかったっけ?と不思議な世界に突入する。ふと、JKって女子高生の意味かな?と記憶を辿ると、70年代に流行ったフォークデュオ「シモンズ」まで思い出してしまう。なんと彼女たちのデビュー曲「恋人もいないのに」は大ヒット!あれれ・・・やっぱり繋がってるなぁ・・・
序盤はとにかく身勝手な“トムホ”ピーター・パーカー。一緒に戦った仲なんだしさ~スパイダーマンの正体がピーターだって記憶を消してよ~と、スティーブンと呼んだりサーをつけたりと甘えん坊ぶりを発揮する。ところが、要求がちょくちょく変わったためにドクター・ストレンジの魔術も失敗。マルチバースが生まれてしまい、パラレルワールドとしてのスパイダーマンの敵が次々と現れる・・・といった展開。
前作の自分の拙レビューを読み直してみると、サム・ライミ版との融合はちゃんと予想してあった。おかげでアルフレッド・モリーナが登場しただけでワクワクできたし、死んだはずのウィレム・デフォーまで登場したためにアドレナリン急上昇!ちなみにBD持ってるのに『アメイジング・スパイダーマン2』だけは観てないのですが、ジェイミー・フォックスの電気人間がそれだと想像できた。過去ヴィランが勢揃いするだけじゃなくアンドリュー・ガーフィールドやトビー・マグワイアまで・・・感涙・・・
トムホが1、トビーが2,アンドリューが3と番号で呼び合っていても3人共闘のシーンでは誰が誰かわからなくなりました。こうなったらお祭り騒ぎ。もう矢でも鉄砲でも持ってこい!てな感じで、時空の裂け目から何が飛び出してくるのか、もう心臓バクバク状態です。個人的にはジェームズ・フランコとかブルース・キャンベルなんかが登場すれば最高点だったかな~
ピーターの親友ネッドも魔術を使えるようになったみたいだし、今後はアベンジャーズにも参加するのか?などと余計な期待までさせてくれちゃいます。そうなりゃウォンとともに戦ったり、エターナルズのマ・ドンソクと3人デブチン共闘となれば絵的にも面白い。あとから気づいたのですが、盲目の弁護士マット・マードックもデアデビルとしてMCUに加わってくることになるのでしょうね。
好きなところはトビーが手首から糸を出すことに驚く他の二人。あれこれと設定の違いを語り合ってるところにはニヤニヤが止まらなかったです。ほんとお祭り騒ぎですから、ベン、グウェン、メイと大切な人を亡くした悲しさ以外は楽しさいっぱい。そして「大いなる力には大いなる責任が伴う」。短期間で色んな経験を積み、ピーターは酸いも甘いもかみ分けるようになったかな?まぁ、5年のブランクもあったことだし、浪人したって大丈夫!
オマケ映像にはエディ=ヴェノムも登場したし、今後のMCUがますます面白くなりそうです。エンドロール後にはドクター・ストレンジの予告みたいな映像があったけど、ワンダも出ていたし、『ワンダヴィジョン』ももう一度観たくなってきた・・・
kossyさん、MJと聞いたらメリー・ジェーンですね。嫌なのにその音楽になったら、えー!って感じで付き合って踊ってたというかいやいやぶら下がってたこと思い出しました。そして!今の彼女MJにはジンバブエが入っていることを知ってかなり感動しました。昔々の話、ローデシアがジンバブエになって暫くの頃だと思います。ジンバブエの人と仲良くてローデシア関連の戦いのことなど聞きました。当時、ドイツにはアフリカからの留学先が沢山いました。
kossy様コメントありがとうございます。
昭和歌謡で行く作戦は私と近いですね。つのだ☆ひろは私も頭をよぎりました。真ん中な☆はなんだ?とか・・・つのだじろうの弟なので恐怖新聞で話しを広げたり。
そちらは雪が降ってるかと思います。事故がないように祈っています。どうか御自愛下さいませ。
ありがとうございました。