「見てしまいました」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
見てしまいました
予告編では色々端折っているため、魔術師のミスでいろんなユニバースから各悪役が来てしまったのを「ごめん、なんとかしてくれる?」ってスパイダーマンが頼まれたような、巻き込まれストーリー??のように思えて見に行くつもりは無かったんですが、
レビューで高評価も多く、また過去作を見た人なら是非見てほしい!とのレビューもあり。。気になったのでもうネタバレ見ちゃおう!と思って早々にネタバレ読んだら「あ、そういう展開になるなら見てみよう!」と思い、ほとんど話の筋が分かってる状態で(笑)映画館へ行きました。
どなたかも書いていたように、魔術師の単独ミスではなく、ほぼイラっとする主人公の優柔不断な条件追加が原因で引き起こされた事象。。まぁ本人も分かってて反省してましたが、
そりゃあ懐かしい面々が一堂に会するのは胸熱ですけど、やばっヘマしたー!!と思ったらすぐ元に戻すのが心情じゃないのかな??と、脚本に疑問。
だって来ちゃいけない人達、まだ生きていた頃の彼らが今いるなら時間軸も歪めている??と思えるし、そのまま返すと向こうの世界で死ぬって。。数年前に死んでる人なら別に既に起こった出来事なわけで。
ミスした上に余計に治療してから返す??メイおばさんがあんな目にあってもなお治す???ここはまぁ、新たな強力な味方の見せ場があるからしょうがないかもしれませんが、そこまで各ユニバースの悪役達に優しくするのはなんで??とお人好しすぎる主人公にあまり感情移入出来ませんでした。
でも過去作見ていたので、その懐かしさの面で評価は高めにしています。もう少し、彼らが時空もユニバース?も越えて一堂に会する理由がもっと良い脚本であれば満点にしたかったです。
とりあえず凄く重い重要な呪文を唱える時は、集中出来るように魔術師1人で行ってほしい。高速道路で車壊された人達だけでも被害者数が多すぎる。
まぁ、久しぶりに見たトビー・マグワイアさんの大人っぷりに安心したこと、単独ヒーローのチームプレイが見れたことは良かったです。そしてエンドロールにおまけ映像が2種類あったので、これからの作品に期待します。