「嬉しいサプライズの連続」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム bionさんの映画レビュー(感想・評価)
嬉しいサプライズの連続
スパイダーバースが切り開いたマルチバースの世界がここまで整合性を保った物語として見ることができるとは。思わず声が出てしまうシーンがいくつもあって、149分はあっという間に過ぎてしまう。
敵の策略とはいえ、窮地に陥ったピーター・パーカーがとった行動というのは、子供じみたもので軽蔑したくなる。しかもそれがこの世界に危機をもたらすなんて。
このピーター・パーカーに対するイライラ感が、後半の感動につながっていくから、物語の組み立てが上手い。ピーターやってくる大きな試練。「大いなる力には、大いなる責任が伴う」をピーターは、心に焼き付けることになる。
ピーターを助けるためにやってくる弁護士は、サプライズで嬉しかった。もうちょっと活動して欲しかったな。
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