劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ

劇場公開日:

劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ

解説

身の回りの音に耳を傾ける「聴察」をテーマに、音から生まれた不思議な生きもの「オトッペ」たちの日常を描いたNHK Eテレの人気子ども番組「オトッペ」の劇場版。オトッペタウンで自由気ままな毎日を過ごす風のオトッペ・ウィンディ。ある朝、目を覚ましたウィンディは、そばに自分そっくりの赤ちゃんオトッペがいるのを発見する。ウィンディはその赤ちゃんにリルと名付け、親友のDJシーナや町の仲間たちに助けられながら育て始める。そんな中、オトッペタウンに歌う彗星「ウタウーネ」が接近し、ウィンディたちは大騒動に巻き込まれていく。主人公ウェンディのいとこ、ウエスティ役でテレビ版にゲスト出演した西島秀俊が同役で再登場するほか、劇場版で初登場するウタウーネのラララッタ大臣の声を斎藤工、ウタウーネの住人の声を阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子と木村美穂が演じる。

2021年製作/60分/G/日本
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2021年10月15日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

(C)2021「劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ」製作委員会 (C)NHK/オトッペ町役場

映画レビュー

4.0まさか「オトッペ」で涙するとは

2021年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

身の周りの音をテーマにした、5分の子ども向け番組。
キッチュなキャラクター達にビビッドな色彩、どこかナンセンスな笑いを含んでおり、大人が見ても何気に気になる番組。
子どもは勿論なのですが、小さな子を持つ親御さんにも愛着のある番組でしょう。
私自身「オトッペ」の終わる時間が登園の合図で、EDまで全部観てしまうと会社に遅刻しそうになるハラハラとした番組でした。※現在は放送時間が変更しています。
そしてそれが劇場作品となりました、びっくりです。
しかしこれは絶対観たい!
下の子はあまり乗り気でなかったのですが(放送時間の変更であまり観てこなかった世代)半ば強引に家族で行ってきました。
オトッペはCGアニメなのですが、まずクオリティがTVの倍くらいになってました。その作画は美しいとさえ思えた程。
劇場版では随所にアイディアを詰め込んでおり、ベースとなるCGの他セルや線画やパステルなどとても表現豊か。
ミュージカルとまでではないですが、音をテーマにした作品だけあって随所に歌が溢れています。この楽曲達が中々良いんですよ。
物語の冒頭。名前決めのシーンは歌もさることながらセルアニメが秀逸。センスに溢れており最初っから持ってかれました。
本作のテーマは、子どもが子どもを育てる擬似親子生活の物語。
たまたま同時期にアンパンマンでも同じテーマ扱っていましたが、こちらの方がより地に足のついた作りだったと思います。
小さなエピソードが実に「あるある」で、当時を懐かしくなりました。
「ベイビートラップ」も、なんて気の利いたワードなんだろうって感心しましたよ。
それは本当に事細かに描かれており、すごい失礼だとは思うのですがまさか「オトッペ」で涙するとは思っていませんでした。
子を持つ親の贔屓目もあると思います、それとその当時の思い出もダブったのでしょうね。涙を抑えられませんでした。
エンドロールとその最後の最後まで作り込まれており、本当に素晴らしかったです。
実に心温まる作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
白波

5.0全年齢対象型のさわやかな感動

2021年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

流石にちょっと驚いた。

これは子ども向けアニメというよりも、全ての年齢が楽しめるように丁寧に作られた「映画」だった。それはたとえば、ゲームで言えば「あつまれどうぶつの森」。小さな子どもとその親、そしてかつて子どもだった全ての大人が満足できる「全年齢対象」のエンタメだ。なめてかかるとあぶない。

60分程度の短い尺は、おそらくは小さな子どもの集中力を気にしての制約だったのではないかと思うが、この映画の制作者たちはその短さを言い訳にせず、「現代を生きる子どものためにみんながどうあるべきか」という普遍的なのに古臭くないメッセージ、妥協のない数の伏線、ちゃんとミュージカルとして楽しませてくれる音楽、多様な2Dアニメを詰め込むことで、大人も十分に満足できるエンタメに仕上げ切っている。
天下のEテレで放送されているアニメなのだから、と言われればそれまでなのかもしれないが、これ実は相当難しいことをやってのけているのではないだろうか。

パパ・ドント・クライという「感動ものだろうな」「別れがありそう」と匂わせるタイトルとポスターだが、実際はお涙頂戴に走っていないのもいい。なんなら、まさに文字通りあんまり泣かないようにする主人公に心を動かされる。ホロリとさせられるのも、あくまで主人公の人生の選択に対してなので、悲しいというよりはその心の変化に感動するさわやかさがある。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ドラコ

5.0あなどるなかれ…

2021年10月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

2歳の息子の映画デビューに観てきました…
正直侮っていました…僕がパパだと言う部分を差し引いても感動するしほっこりするし
息子も1時間ポップコーンを食べながら大人しく見ていてくれました
ウィンディパパからウィンディへ…
ウィンディからリルへ愛情のバトンタッチ
不覚にもいいオッサンが泣いてしまい息子に気付かれないよう気をつけましたww
さまざまな曲が流れるので映画館で観るのがオススメです
正直お客さん少ないですし
この出来栄えならもっと広まってもいいと思うのですがオトッペの本編でも告知とかした方がいいですよ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Kira

3.0可愛いですね!

2021年10月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

だけど、上映中天井の電気が付きっぱなしでした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
かん

他のユーザーは「劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ」以外にこんな作品をCheck-inしています。