鳩の撃退法のレビュー・感想・評価
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遠いようで近く、完了しない完成品
前半のわからない不思議さが面白く
中盤から自分の手元を偽札が通り過ぎてることがあるかも?考えながらみると、楽しかった。
内容的には下品なのですけど、偽札が行き交う世界に説得力を持たせるとしてら、こんな感じのほうが面白いのかもなぁーと
お話は回収されてないのでしょうけど、偽札の行き先がはっきりできる素人はいないだろうと考えると、余白だらけのこの作品は私には面白かった。
割とサラッと観れる作品だった。
フィクションは現実にはおこっていない
原作未読。
いろんなピースが組み合わさって一つの絵(事件の全容)が浮かび上がってくる話としては割と好き。
ただこの内容なら個人的には、『「小説の内容はすべて本当にあったこと」自体がフィクションで、土屋太鳳どころか観客も一杯食わされた』くらいにしてくれないと(その可能性もあるような。津田は「信用できない語り手」なのではないか)、メタフィクション/ミステリとしては物足りなく思う。こっちに話しかけさせるなら(フィクションなのだと印象付けるなら)もう一個入れ子にしてもいいのになあ。
まあ映画なんだからフィクションに決まってるんですが。
スカッとした
面白かった!
ずっと謎解きしながら観るので最後まで飽きなかった。
事実は小説より奇なり、を逆手にとった発想。トッリクが秀逸
ハードボイルドかと思いきや誰も不幸にならないし3000万も燃えてないし
3人家族は小説の中だけ死んでて実は子供が産まれることを喜んでいるというハートフルな現実(今回も不倫相手との子供だけど…)
役者がみんな良い。KIRINJIの曲も富山弁もよい!
ドキドキしながら津田に付いていったヌモトさんだけちょっと気の毒(笑)
ハトは撃退してません。
なぜハト?万札がつがいの鳳凰で偽札だから鳩?なんてね。
日本鳩対策センター 広報担当
「新たな鳩の撃退法が開発されたのかと思って映画を観ましたが、全然撃退していませんでした。
鳩は厄介な鳥ですが、津田もなかなかな厄介者なので当社で撃退したいと思います。」
設定
かなり入り組んだ構造であった。
面白いなぁと思うのは、その過去がリアルタイムに近づいていく様子だろうか。
創作なのか?回想なのか?そんな疑問を冒頭に抱く。
物語は3年前から始まり、その回想と現在の間隔がどんどん縮まっていき、やがて現在を追い越していく。
結末、つまりは未来を予測し筆を置く。のだろうな、たぶん。あの段階で結末を書いていたとしても書き換える時間はありそうだもんな。
どうやら彼は実体験を元に描く小説家であり「事実は小説より奇なり」を地でいくタイプらしい、そして彼が知らない空白を推理で埋めていくのだとか。
物語は3年前が始まり、その過去から連なる現在が小説の元ネタ。
時系列が行ったり来たりし、尚且つ彼の目線ではないものまで映像化されるのでややこしくはあるのだが、筋を組み立てる楽しさもあった。
映画で観ても面白いなぁとは思うのだけど、小説の方が面白いのだろうなぁと思う。
小説を好む人が「新しい」と思う側面があるのではないかと。2本の時間軸が近づく様子とか、ワクワクするんではないかと。
ただ映画となると…小説ならば、活字ではあるので手記や日記というように映像よりは作者に近い分、臨場感も増すような気がする。映像になってしまうと、演出を介して体験する事になるので、その辺りが歯痒い印象かもしれない。
脚本や世界観は楽しかったものの、映画としては起伏に乏しい感じは否めなかった。
どうしても「過去の羅列」からは逃れられず…特性上、未来を描きにくく、不確定要素への期待感が薄い。それらを推察や推理で広げはするものの…やはり脳内で収まってしまう事象では食い足りなかった。
役者陣は皆様、安定の好演であり、藤原氏のクズ男っぷりが光る。彼としては「異端の天才作家」なのだろうなぁと推察する。
ともあれ、異色であろう原作に果敢に挑んだ作品であると思われる。
なんか映画的には「日付」の提示があっても良かったのかなぁと。創作と現在のタイムラグが短くなっていくとスピード感や緊張感も足せるのかもしれない。
え、難しい(;_;)
難しいながらも 楽しめました😊
途中小説なのか現実なのかわからなくなったりと、考えながら見ていると展開早すぎて付いていけなくなったり…(;_;)
お札を燃やすシーンがあったと思うのですが??
…燃やしてなかったんでしょうか?誰か教えてほしい(;_;)笑 もう一度見ないと理解できてない部分多々あり💧
北陸住みなので、冒頭の車のシーンでの方言と景色で富山かな?と思いました。そして「あっぷるぐりむ」って。北陸(田舎)にしかない(多分)レストランの名前が出てきたのでなんだか懐かしかったです😊笑
感想が浮かばない内容
原作未読です。
つまらないとは思わないですが、面白くもない。
感想が特にないので書くことが…。
賞を取った有名な作家って設定が活かされたように感じられませんでした。
配役に気づきました?
まぁ鑑賞して普通に楽しめたかなって感想です。
1800円は高いけど割引で1200円ぐらいなら妥当かなと。
観てて時間軸のズレがあるので苦手な人は???となると思います。
なんか昔に観た前田敦子と松田翔太のイニシエーション・ラブみたいな感じです。
内容自体は可もなく不可もなく、原作がかなりボリュームがあるそうなので映画化するにあたってかなり削ってるので意味不明な箇所が何箇所かあります。
ミッキー・カーチスが3000万円をくれた理由や、豊川悦司はヤクザなの?
偽札は何故必要なの?とかいろいろあります。
あと、配役にも気になりました。
ホリプロ、スターダストプロモーション、ソニーミュージックアーティスツ…………事務所のバー○ー?
おっとこれ以上言うとこの世から消されてしまうかも知れないのでこの辺で失礼します。
鳩の行動範囲狭っ!
予告で聴いた爆ぜる心臓の主題歌に釣られて鑑賞。この曲の雰囲気がかなり映画を盛り上げている。
藤原竜也、風間俊介、トヨエツはじめ、俳優はみな精一杯演じていて一人一人、演技は素晴らしかった。
結局、脚本に問題があるのではなかろうか。
大変思わせぶりで、ミステリーのように見せかけようとしているけど、冷静に考えたら、なんらミステリーでもなんでもない気がする。
金は天下の回りものなんだから、回って当然。
鳩の3万円がぐるぐる狭いとこを回ってただけやん!
全国規模、世界規模でもっと遠いとこに飛んでけよ!
行動範囲狭っ!
別に偽札使ってても警察のひとりも出てこないし追われるわけでもないし。
小説なんてもともと、虚構の世界なんだからどこからが現実でどこからが嘘であっても、どっちでもいいわ。これをミステリーと言ってしまうのはなんか大袈裟。
風間俊介の土下座、拍手、藤原竜也のキスを迫るシーン、濱田岳が寄付したお金は戻せないと示すシーン、観てて演技上手いなと思うシーンはそこかしこに散りばめられていたので観ていられた。
8番ラーメンが出てきたのは富山で食べた思い出が蘇り、ある意味、ここは東京ではなく富山!と認識できて一番リアリティを感じました。
加賀まりこはこの出演を快諾したのだろうか。
直木賞作家の津田が書いた小説が事実になっていくということでストーリーが展開していく。
というより、前作の津田が書いた小説はさておき、今回のは実際に起こっていることを事実をもとにそれをつなげて小説を書いていくことになる。
頭で整理しながら見るのが不得意なので、伏線回収がうまくできなかった(もしくは疑問が残ったままで終わってしまった)
・3000万は焼却したのに寄附するところで復活した謎
・偽札の3万を鳩と表現した訳
・偽札をそこまで追う倉田の狙いは何だったのか
・房州は何者?そして古本の意味は?
・津田はカフェで秀吉に狙いを定めたのは何かあったのか
・男女の死体は誰?
・最後に倉田と秀吉が一緒にいたのはどういうこと?
・奈々美の最初の子の父親の経緯が不透明
3万の流れなどは分かったものの、このあたりが不明なまま終わったので見た後でスッキリはしなかった。
見た人によって物語が変わる、面白い映画。
映画終わりの考察、皆さんのみて、へーーー、すごーーーよくセリフや状況覚えてるなーーー、と感心します。
倉田はいない説、トヨエツは倉田じゃない(ただの知らん人)説が多い〜❗️
原作未読、記憶力がよくないので
間違ってるかもしれないですが。。。
私はちょっと今まで見たことのない方向から考察、、、
津田が訴訟?を起こされてしまった前の小説について。
劇中に出てきたシングルマザーの夫と、ナナミは不倫関係にあった。
ヒデヨシはバーの客だったナナミと知り合う。
津田は富山の旅行中に入ったバーの店員
ヒデヨシと出会う。(⇦現実での出会い)
何度か通ってうちに読書好きもあり意気投合した2人。ヒデヨシから出会った時には既にナナミは身籠っていて、それでも結婚する話を聞く。
ヒデヨシは家族が欲しかったからそれで良かった。
津田がそれを小説にしてしまった。
それによってシングルマザーの夫は自殺。
(本物の倉田にナナミが3000万払って殺してもらった。)
本物の倉田は爺さん
『ここまで劇中にない最初のストーリー』
相関図とかには出てないですが、私はあの意味深なシングルマザーと、前に書いた不倫モノの小説、しかもそれによって人が死んだ。というのがめちゃくちゃ気になりました。
そして、トヨエツはシングルマザーの夫
つまりもう死んでいる。最後ナナミに話しかけていたのはナナミに聞こえた幻聴、
ヒデヨシと郵便局員をみて「どっちを殺して欲しい?」と聞いていたのは以前「あの女」であるナナミに殺されたから。今度はどうする?的な
トヨエツとヒデヨシは養護施設で兄弟のように育った。だから自分は子供ができないからトヨエツの子ども(アカネちゃん)を俺が育てるよ、ということに落ち着いた。矢先トヨエツは『金』で殺された。=だから『金』が嫌い。
トヨエツ1人で映っていた行動は基本ヒデヨシによってされたものである。2人の時はトヨエツは幻聴、幻覚。
偽札は、実際は偽札じゃなくて、知ってる人だけが価値が分かるもの。(うーんわかんないなぁ)
偽札が3枚あったのは、自分の子供が3人いるから。それをそれぞれに渡すつもりだった。
爺さんはもらった3000万をどうするか考えてなかった。汚い金だったから使う気もなかった。
シングルマザーの家には本がまだある、と言っていた。つまりトヨエツの物。
続きはまた考えて書きます❗️
暇があれば妄想して書き足します
(9月8日→10日)
鳩が豆鉄砲食らいました
例えば、これはAという話だとします
感情移入してのめり込んだストーリーAが、残り15分ぐらいで実はストーリーBでした!
伏線も全部フェアにばら撒かれていて、観客がストーリーBを見抜くことは不可能じゃない
でも、誰も見抜けなかった、だったら、すごい驚くと思うんです
しかし、これは断片的な情報が無作為にばら撒かれていて、主人公は何が目的で行動してるのかも不明瞭
60分ぐらいして、なんとなくこういう人間関係で、こんな事件が起きてたのかな?
とこっちが理解出来そうと思ったら、実はストーリーBでした!
と作り手が唐突に(`・ー・´)ドヤ!してくる映画でした
いや、ミスリードされてないし、作り手の話し方が下手だから、こっちはまだ内容を理解してないのに、ドンデン返しヅラされても……
たぶん原作は面白いんだと思います
小説と映画の性質による違いを乗り越えられるほど監督脚本の腕が無かったんでしょう
本ならではの楽しさなので
本人の体験を元に嘘とも本当とも分からない事象を行動心理と想像を組み合わせて描くのですが、見終わって思ったのがこの物語、主人公が作家である必要があったのか?という疑問でした。
作家で本を書くことを前提としてる。このことがなければ巻き込まれて起こる顛末で死ぬことも犯罪者になることも可能なんだけどなぜ原作のまま本を書くことにしたんだろう。
原作(本)では作家が本を書くという二重構造にし、物語を語ることで読者を楽しませる点は分かるのですが、映画でこの設定のままにすると面白さが半減してると思いました。
予告に期待して見ない方がいい
少し思ってたのと違ったのと、エロ要素が結構あって親と見るのはきついかな。
カップルで行くのも気まずいかも。
もうちょっと内容を掘り下げてみてもよかったような気がするし、わざわざお金払ってまで見る必要はないと思った。
思ったの違った
予告編と本編がだいぶ違う印象の映画。
今見てるのが本の出来事なのか、それとも現実なのか?!的な映画かと思ったけど少し違った。ってか大どんでん返しを期待してみに行ったけど、そんなの無かった。少しあるけど。
でも面白く無いかと聞かれれば、そんな事は無く面白い。熱量の多いキャラクター達が画面狭しと暴れ回るのは見てて痛快だった。あと意外とエロいし暴力的。この辺は予告編に少し出して欲しかったなー。
頭フル回転で臨む映画かと思ったら、頭空っぽで見たほうが面白い映画だったって事だけ。
原作は読んで無いけど、本だと小説の中の小説を読む形になるからより効果的だったのかな。映画化しちゃダメな作品だったのかも。
原作未読なら楽しめる。
最低でもPG12じゃね?
少しはそうであったかもですが、キャッチフレーズの謎解きエンターテイメント、では無かったですかね。
一般向けのエンタメ作品とマニア好みの少しシュールな作品の中間に位置する感じでどっちつかずになっているような。
一流の役者を使っているものの多少だがエロ要素もあり映倫区分Gということで、親子で鑑賞してたら、いたたまれないシーンが出てきて変な汗出てくるわな。
土屋太鳳もちょいとしか出て来ないしなぁ。
最近やたらあちこちに出てる西野七瀬の方が、たっぷり出てるし。
他の人のコメントにもあるように、前半駆け足でたくさんの人が絡んでくるので、気を抜くと話が見えなくなる。
後半、偽札の連鎖に纏わる謎解き?らしきところは、ある意味見せ場なんだろうけど、もう少し盛り上がるように出来んかったかな?
期待し過ぎていたようだわ。
こんなものだろう
まぁ期待通りであり、予想通りな内容。
悪くは無い。
予告を見た時はもう少し捻りのある内容かとも思ったが、最初の方で予想したことが覆されることもなく、まぁ普通に終わったかな。
しかしまぁ、藤原竜也はいい演技するよな本当w
一回観終わった後からが本番
前半に色々と伏線が張られ、中盤から伏線がつなぎ合わされてスルスルと物語が進んでいく。
これはこれで軽快なのだけど、予告やポスターでイメージしてた内容と違うな、普通に綺麗に話が進んでいくだけでなんだこれ・・・?、とモヤモヤしながら観ていましたが、ラストシーンでその話の流れだとどうにも説明がつかない展開が。。。
あれ?つまり、今までみせられてたいたものはなんだったの?そういえば、あれはどういうこと?あのシーンはなんだったんだ? と、そこでようやくこの映画のおもしろさに気づきました。色々と記憶を整理した後にもう一度観に行きたいです。
あと、KIRINJIのサウンドトラックが映画の雰囲気をグッと上げていてとてもよかったです。
よく分からないけど
面白かった!!!
パンフレットで監督が望んでいたそのままの感想。
考えると訳分かんないし、作り手もみんなそんな感じだけど、古畑任三郎以来と言っても過言じゃない好きな藤原竜也が見れました。
西野七瀬さんも大活躍だったなー。
あと奈々美のお尻がめっっちゃ綺麗!!
奈々美役の佐津川さんは胸隠し続けてたので、別の役者さんなのかな?
すっごい好みのお尻だった、ありがとう!(笑)
ところで、公式サイト「本通り裏」の3つの問題がまっっったく分からないんだけど解ける日は来るのだろうか(O_O)
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