鳩の撃退法のレビュー・感想・評価
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special thanks 加賀まりこ
富山で発生する一家失踪事件と金に纏わる事件、そして都市伝説ともいわれる顔役についての小説を書く小説家の話。
嘗ての直木賞作家で、数年作品を発表していない小説家が、3年ぶりに手掛けている作品を出版社の女性にに読ませる体で展開していく。
3万、3万、1万、5万、20万と小さい金に纏わるやり取りが飛び交う序盤、これだけ金の話題になればそこに何かと勘繰るよねwというわかりやすさもありつつの、富山に流れて来て半年、デリヘルの運転手をする自身を一人称に進行していく。
馴染みの古本屋とのエピソードや深夜にカフェで出会った男とのエピソード等、交わりそうに無いちょっと浮世離れした物語がミステリアスだし、この話がどう繫がるのか、もしかしたら繋がらないのか、そしてフィクションなのか事実なのか、と想像力を掻き立てられる。
また、ヤケに事情通の登場人物達や、ちょっとズレた様なとぼけたリアクション等、暗~くシリアスになり過ぎずに和ませてくれるアクセントが効いていて面白かった。
そういえば、最近は気にされない方もおられますが、実社会において「バーテン」は蔑称なのでちゃんと「バーテンダー」と呼びましょうね。
期待しすぎたかな。
番宣は良かったのよね〜
伏線も大して回収されないし、「どうして?」っていう疑問にも答えない。
現実か?嘘か?(小説か?)という最初の触れ込みだけが先走っちゃったかなぁ…
期待値が上がり過ぎて鑑賞したからかも。
総てにおいて中途半端だった印象。
結局何も解決してない
ラストに気持ちいいくらいに伏線が回収されるという噂を聞いたので見たんだけど、、、結局何も解決されてませんやん。
単に伏せられていた事実の一部がパラパラと判っただけで、なぜ鳩があらわれたのか、鳩の必然性など、何も判らないまま。
全然スッキリしないままエンディング。
この映画でカタルシス感じられる人って頭良過ぎですよ。
フィクション‥ですよ‥ね?
公開、ずっと楽しみにしていた作品。
騙し絵の牙とか、こういうストーリー展開好きです。
ちょっと気を緩めると訳わかんなくなってしまうので要注意。もう一回観たい。
伏線回収とかも面白かったです。
23 全て繋がった
最後に全てを回収した作品でした。
伏線が、全て繋がった瞬間は、ゾワとしました。
三万円が、色々回り回って、人生考えさせられる
シーンでした。ラストで、本を返す所は、言葉は必要がない
シーンでした。
うーん、色々繋がっていく感じは面白かったが、最後の部分があまりピン...
うーん、色々繋がっていく感じは面白かったが、最後の部分があまりピンとこなくて、だから、ん??という感じはあった。サスペンス好きな方なのでどうなるかなと展開期待しながら飽きずに見れたというところで、星3です。
で、オチは?
私の頭が足りてないだけなのか、期待しすぎただけなのか、
「え?で?オチは?」って感じでした。
もっとわかりやすいどんでん返しアリ伏線回収アリの
スッキリした物語かと思っていたので・・・。
あとヒドかったのが富山弁。
母親の実家が富山で、幼少期からゴリゴリの富山弁を聞いている私にとっては、
かなり辛い時間でした・・・(笑)
方言指導の人は一応数人いたようですが、
何を指導したんだってくらいありえない富山弁で
そっちが気になってしまってダメでした。
【鳩が豆鉄砲/僕は偽札を使ったことがある件/伏線の回収は必要か】
太鳳ちゃんは、この作品は伏線がミルフィーユのように沢山あって、何度も観た方が良いと言っていたが、原作を読んでみるのも良いと思う。
文庫で上下巻合計1000ページをゆうに超える分量だが、軽妙な語り口で、割と苦労せずに読める作品のように思う。
この作品タイトルの”鳩”というのは偽札のことだ。
そして、もう一つ、鳩は読者や映画を観た僕達のことも指しているんじゃないかと考えたりする。
なぜか。
それは、皆んなの大好きな伏線の回収がなされないからだ。
豆鉄砲を食らったような感覚を少なからず覚えるからだ。
随分前に読んだ、この原作の伏線の回収のなされなさに、思わず笑ってしまったことを思い出す。
映画も、伏線の回収に重きを置く人は絶対に観てはいけないし、たとえ観たからと言って、伏線が回収されないことにモンクを言ってはいけない。
なぜなら、それこそが作者の意図したところのように感じるし、ほくそ笑む姿が目に浮かぶからだ。
伏線の回収なんていう予定調和を歯牙にも掛けていない。
せいぜい、原作を読んだ後の僕みたいに豆鉄砲を食らったような顔をしておくのが最善だ。
ところで、僕は、偽札を使ったことがある。
ただ、ドル紙幣だし、正確には、とあるアジアの国で、その国の通貨と交換したことがあるのだ。
今だったら、絶対しないが、当時は若くて、面白いからという理由で試してみたかったのだ。
20年以上前、アメリカ出張の時、思いがけず、週末を挟むことになった。
出張で週末を挟むことは、ほとんどなくて、国境を跨ぐ移動に当てられることが多いのだけれども、これはラッキーと思って、シカゴの友人とカブスのゲームを観に行った。
そこでMLB公認のシカゴ・カブスのキャップとユニフォーム・シャツを購入したのだが、そのお釣りの中に、変な紙幣が紛れ込んでいたのだ。
厚手でちょっとごわついた紙質、微妙に傾斜した印刷。
あっ、偽札だと思って、まあ、当時はドルには珍しくないと言われていたけれども、東京に持ち帰って、今は名前が消失してしまった都市銀行の、とある支店の窓口で、ほかのドル札に紛れさせて、円に交換できるか試してみた。
そしたら、案の定…
〇〇さまー、
はいっ、
お客さまー、(ここから小声で)これ正式なドルのお札ではないようなんですよ、これ以外は両替は可能なんですが…。
あっ、結構です。じゃあ、他のドルも結構ですと言って、僕は、記念に取っておくか、しばらく悩むことになった。
そして、数ヶ月後、とあるアジアの国を当時付き合っていた彼女と有給を使って旅行することになって、その現地の空港で再び試すことにした。
日本だったら、あの銀行のような対応で済むところ、もしかしたら、逮捕されてもおかしくない…かもしれない…そんな政治情勢の国だなんて、これっぽっちも考えない無邪気さで、エクスチェンジに出したら、ダダダダダダって、カウンターにかけられて…、現地通貨に両替出来たのだ。
“あっ、しまった。記念に取っておけばよかった。なんだよー、ザルな国だなー、この国はー。”
その後、10年以上経って、この原作を読んだ僕は、ある一文で、まあ、僕の対応は悪くはなかったななんて考えた。
こんな感じだったと思う。
“鳩なんて手元に来たら、その後、なんとか処分しなくちゃならないだろう”
そうなのだ。
そして、考えてみたら、僕の偽ドル札はめでたく僕の手元から離れたが、伏線の回収はない。
報じられることもなければ、当然、経緯も何もない。
でも、よく考えてみたら、こんな大それたことじゃなくても、僕達は、ほとんど伏線なんて回収することなくずっと生きているではないか。
だから、このエンタメ小説と映画は、このまんま楽しめば良いと思います。
予告の「天才」というキーワードで勘違い
予告の「天才」「嘘を見抜けるか」などというキーワードに惹かれて観ましたが、このキーワードは直接的にはあまり関係ないような?
「鳩の撃退法」というタイトルもよくわかっていません。鳩の意味はわかりましたが、撃退法とは?
藤原竜也氏が難事件を解決でもしていくのか?的なことを想像していましたが全くの勘違い(汗)
登場人物が多いわけではないのですが、この役いる?このシーンいる?って箇所がいくつかあって、間延び感があり、時間が長く感じます。
結局、どのような映画なのか人に説明しづらい。
時系列入替と虚実と現実
原作未読だが原作の方が面白いんだろうなと思ってしまう自分がいるのと映像化するの難しかったんだろうことは想像に難くない。
登場人物の小説家の作中作なのか、現実なのか、想像なのか虚実と現実入り混じった作品は多く存在するがそれに倒叙ミステリを持ってきたのは面白く思うが映画として観ると滑っている様に思える。おそらく主人公二人への掘り下げが少なくて感情移入しきれず腑に落ちなかったからだと思う。
特徴的なカット編集
早めの編集と、部屋の中でカメラ位置同じでカットして飛ばす言葉では表現しづらいけれど、青山真治監督が特徴的に良く使う手法があり、驚いた。佐藤正午の特徴の田舎ノワールな作風もしっかり押さえていた。全体的に早めで飽きない。藤原の大きい演技も小説家だからこのぐらい大仰で良い。演技も良く、カフェの店員は誰だろうと思ったら西野七瀬さんとのことで、同時期の孤狼の血と比べるとこちらの方が自然な演技。カメラワークも素晴らしい。音楽も素晴らしいんだけど、ラストで井上陽水の氷の世界という大ネタを掛けるのはどういう意図だろう。もちろん素晴らしい曲だが若者イメージの曲過ぎて映画のトーンとは合っていないように思うが、こういったポップミュージック使いはあまり邦画でないからやってみたかったのかも知れない。その野心は評価されて欲しい。
スッキリ回収された?
いろいろ前フリがあって、後半に回収されます。
スッキリすれば好きな種類の映画です。
ただ、、、初めの30分くらいは、ぶつ切りの話がいくつか続きます。意味がよく分からないし、名前も覚えられないので辛い。ここで寝てしまうと、後半がいきてきませせん。
後半に、なるほど〜とは思うのですが、スッキリしない。なんでだろう。
こういう映画はネタバレ厳禁で、ネタバレした後にもう1回観たくなるんだけど、なんだろうな、、
お話としては面白いのかも─
映像と出演陣は素晴らしかったです。他、個人的にはちょっと・・・
絵があまりにも変化が無さ過ぎる印象で、正直飽きました。謎めいた事柄を紐解いていくことが醍醐味なのかどうか、よく分かりませんが、ちょっとした関係性で推移するストーリーが面白いのかもしれません。でも、残念ながら自分には響いてきませんでした。
何を「観た」と思えばいいのか?
推理の面白みでもない(そのように脚本ができていない)、人物の思想でもない、アクションでもない、何も残らないね。富山の景色は少しあるが、富山でなくちゃいけない必然性はない。富山弁も地についてない。ちょっと料金無駄遣いの感あり。
装丁はいいけど製本は落丁気味
デスゲーマーでない藤原竜也を久しぶりに観たけど、彼なくしてはあり得ない作品です。落ちぶれた作家の新作ドラマが、劇中劇のように、または時系列を前後させたり、はたまた同時並行で進行するという、非常に複雑な構成のドラマです。面白い試みではあるけど、お話のつながりが分かりにくい所があり、物語の方向性がピンとこないのもしばしば。最後の20分の怒涛の伏線回収で、なるほどガッテンでした。藤原竜也始め、役者の皆さんは適役で好演だけど、もう少し整理できていたら、インパクトのある作品になったかと思いました。
事実は小説よりも奇なり
風間くんが俳優しているのを見るのは初めてかな?俺世代はもちろんのこと遊戯王の武藤遊戯の声優をやってたイメージが強いから違和感があるわ(;´ω`)いつもの藤原くんのリアクション芸を見れるかと思ったけど、全然そうじゃなかったわ!でも、底辺なクズ要素はあったけど(笑)あくまでも津田が見て聞いたことを元にした小説であり、本当のところはどうだったのかは当人たちしか分からないんだよな~フィクションなのかノンフィクションなのか……最後に秀吉とあの人が一緒にいたってことは察するに……奇跡は起きなかったようだな(´-ω-`)
構成のヒネリと鳩
型破り的な作家のフィクションに振り回されるストーリー。事件というべきものの背景やスリリング感に乏しいので陳腐なちょっとした裏社会を覗いている臆病者の逃走中のお話しにしか見えない。ニセ札の経緯をもう少し深掘りすればちょっと違った作品になったと思う。
ラストも想像できる範囲でした。
北陸地方の定番8番ラーメン🍜がgoodジョブ
西野七瀬ちゃんはこの作品も良かった。
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