鳩の撃退法のレビュー・感想・評価
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鳩が豆鉄砲食らいました
例えば、これはAという話だとします
感情移入してのめり込んだストーリーAが、残り15分ぐらいで実はストーリーBでした!
伏線も全部フェアにばら撒かれていて、観客がストーリーBを見抜くことは不可能じゃない
でも、誰も見抜けなかった、だったら、すごい驚くと思うんです
しかし、これは断片的な情報が無作為にばら撒かれていて、主人公は何が目的で行動してるのかも不明瞭
60分ぐらいして、なんとなくこういう人間関係で、こんな事件が起きてたのかな?
とこっちが理解出来そうと思ったら、実はストーリーBでした!
と作り手が唐突に(`・ー・´)ドヤ!してくる映画でした
いや、ミスリードされてないし、作り手の話し方が下手だから、こっちはまだ内容を理解してないのに、ドンデン返しヅラされても……
たぶん原作は面白いんだと思います
小説と映画の性質による違いを乗り越えられるほど監督脚本の腕が無かったんでしょう
勿体無い
観て損はありません!
無彩色に包まれた限りなく暗黒の心と鳩
実は、あまり期待もせず観たのですが、観て良かった、心吸い込まれあっという間の時間でした。
「余計な一日があると余計なことがおこるんだよ。だいたい…」で始まる繋がらないはずのない世界につながっていく、主人公の小説家津田。登場人物が多いから理解できないかなぁ。と思うのだが、編集者鳥飼に原稿を説明するシーンがあるので現実と小説で振り返る事ができ思いを巡らせながら観る事ができた。
色彩的には印象に残る部分は、灰色。全てに白黒つけずかと言って、明確な色も相応しくない。やっぱりグレー。しかし、なんだか多額のお金を津田に託す房州書店主人の仙人のような風貌に赤のファッション。やっぱりキーポイントなのかなぁ。お金💴3003万円残しちゃうし。
登場人物が濃い映画でもあった。
くちが堅い七三分けの床屋さんのリリーフランキー。
沼本と書いてぬもと!のもっと何かあるのではないかと感じさせる予測できない人物を演じた西野七瀬ちゃん。最近は闇深い役で複雑な心情を演じる役が存在感を増す、豊川悦司(たまには昔のような美しい繊細な男性を演じて欲しいけど)さんは素晴らしかった。
作家津田が最後の結末をどのように書くのか気になりながらでしたが、そう書くのね!モヤモヤ感がなく私は好きだなぁ。
井上陽水さんの「氷の世界」もピッタリハマっていたなぁ。本も読んでみたいと思わせてくれました。
藤原竜也全開
小説のファンタジー性を役者の妙で表現した意欲作!
本ならではの楽しさなので
本人の体験を元に嘘とも本当とも分からない事象を行動心理と想像を組み合わせて描くのですが、見終わって思ったのがこの物語、主人公が作家である必要があったのか?という疑問でした。
作家で本を書くことを前提としてる。このことがなければ巻き込まれて起こる顛末で死ぬことも犯罪者になることも可能なんだけどなぜ原作のまま本を書くことにしたんだろう。
原作(本)では作家が本を書くという二重構造にし、物語を語ることで読者を楽しませる点は分かるのですが、映画でこの設定のままにすると面白さが半減してると思いました。
予告に期待して見ない方がいい
少し思ってたのと違ったのと、エロ要素が結構あって親と見るのはきついかな。
カップルで行くのも気まずいかも。
もうちょっと内容を掘り下げてみてもよかったような気がするし、わざわざお金払ってまで見る必要はないと思った。
金は天下の回り物。
作家のアタマの中に潜入できる!
思ったの違った
予告編と本編がだいぶ違う印象の映画。
今見てるのが本の出来事なのか、それとも現実なのか?!的な映画かと思ったけど少し違った。ってか大どんでん返しを期待してみに行ったけど、そんなの無かった。少しあるけど。
でも面白く無いかと聞かれれば、そんな事は無く面白い。熱量の多いキャラクター達が画面狭しと暴れ回るのは見てて痛快だった。あと意外とエロいし暴力的。この辺は予告編に少し出して欲しかったなー。
頭フル回転で臨む映画かと思ったら、頭空っぽで見たほうが面白い映画だったって事だけ。
原作は読んで無いけど、本だと小説の中の小説を読む形になるからより効果的だったのかな。映画化しちゃダメな作品だったのかも。
原作未読なら楽しめる。
何も面白くなかった...
話が複雑で必死こいてついていこうとしたが最後で脱落。でも確認のためもう1回見ようと思わせる作品は良い作品。
最低でもPG12じゃね?
少しはそうであったかもですが、キャッチフレーズの謎解きエンターテイメント、では無かったですかね。
一般向けのエンタメ作品とマニア好みの少しシュールな作品の中間に位置する感じでどっちつかずになっているような。
一流の役者を使っているものの多少だがエロ要素もあり映倫区分Gということで、親子で鑑賞してたら、いたたまれないシーンが出てきて変な汗出てくるわな。
土屋太鳳もちょいとしか出て来ないしなぁ。
最近やたらあちこちに出てる西野七瀬の方が、たっぷり出てるし。
他の人のコメントにもあるように、前半駆け足でたくさんの人が絡んでくるので、気を抜くと話が見えなくなる。
後半、偽札の連鎖に纏わる謎解き?らしきところは、ある意味見せ場なんだろうけど、もう少し盛り上がるように出来んかったかな?
期待し過ぎていたようだわ。
こんなものだろう
まぁ期待通りであり、予想通りな内容。
悪くは無い。
予告を見た時はもう少し捻りのある内容かとも思ったが、最初の方で予想したことが覆されることもなく、まぁ普通に終わったかな。
しかしまぁ、藤原竜也はいい演技するよな本当w
イメージと異なる?
謎解きでスッキリ!ではないかな。
語りたくなる映画
良く出来てるなぁ、脚本😍
冒頭、主人公の藤原は、ビッタビッタに殴られる、そして自分が運転してきた車に乗り込む。するとそこには運転席にいる自分、乗り込んだ自分は後部席で、どうしてこうなってしまったかの長台詞。正に藤原の真骨頂。
そして、「何⁈これ⁈」と観客のワタシは訳が分からなくなる。そんな観客を尻目に映像は、現在と過去、進行形の事実、不明な過去と映し出していく。
何げ無い画面や設定がこちら側の想像力を膨らませる。沼木の背負ったリュックのドラムステックはなんで?何故沼木はバイト先で毛糸の帽子⁈ピーターパンって何⁈
こういう何気ないショットを見せる手法ってイギリスドラマでよく見る。
いいなぁ、こういう映画って好きだなぁ。なんてったって、映画のシーンや登場人物、あの台詞、あの小道具について語りたくなるもの😝
藤原竜也が秀逸なのはもちろんだが、秀吉の妻役、佐津川愛美が良かった。彼女は可愛らしい声が良く、猫被った感じから豹変する演技が上手い。この人を主にしたモノが見たいと思う。
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