鳩の撃退法のレビュー・感想・評価
全306件中、121~140件目を表示
鳩はどこへ消えた
2021年映画館鑑賞83作品目
9月12日(日)イオンシネマ新利府
原作未読
予告編の出来栄えは良くワクワクしたが本編はそうでもなかった
その典型
かつて直木賞を受賞した作家津田は今では東京のバーでバイトしている
数年前に柳美里のようなことをやらかしてしまい訴えられた影響で作家活動休止に追い込まれたのだ
それでも筆を折らない津田はブランクを乗り越えてバーで編集者の鳥飼に新作の原稿を読ませる
内容は高評価するがまたノンフィクションではないかという疑念が消えない鳥飼は確認のため舞台の富山に出張する
富山の山山は雪化粧の美しさ
それなのな街の女はどいつもこいつもすれっからし
男たちはヤクザとかデリヘル経営とか裏社会の人たちばかり
PTAのおばさんたちが「模範的ざます」と感心するような映画ではない
富山の地域おこしにはならない
富山の面目丸潰れ
3枚の偽一万円札がトラブルの元
セリフがなくても爪痕をしっかり残すリリーフランキーはやっぱりすごい
脚本的には自分には合わなかった
最後までこの世界に馴染めなかった
だけども映画を観た後すぐ近くにある書店で原作本を買った
これは珍しいことだ
それだけでもこの映画の功績は大きい
上下巻の長篇でこれを映画一本にまとめるのは無理があった
原作本を読破すれば映画の感想も変わるかもしれない
あとやっぱり源氏名に加賀まりこをチョイスする大胆不敵に恐れ入る
ようこで銀幕のスターといえば南田洋子だと思うが自粛したのは正解
洒落にならない
鳩の行動範囲狭っ!
予告で聴いた爆ぜる心臓の主題歌に釣られて鑑賞。この曲の雰囲気がかなり映画を盛り上げている。
藤原竜也、風間俊介、トヨエツはじめ、俳優はみな精一杯演じていて一人一人、演技は素晴らしかった。
結局、脚本に問題があるのではなかろうか。
大変思わせぶりで、ミステリーのように見せかけようとしているけど、冷静に考えたら、なんらミステリーでもなんでもない気がする。
金は天下の回りものなんだから、回って当然。
鳩の3万円がぐるぐる狭いとこを回ってただけやん!
全国規模、世界規模でもっと遠いとこに飛んでけよ!
行動範囲狭っ!
別に偽札使ってても警察のひとりも出てこないし追われるわけでもないし。
小説なんてもともと、虚構の世界なんだからどこからが現実でどこからが嘘であっても、どっちでもいいわ。これをミステリーと言ってしまうのはなんか大袈裟。
風間俊介の土下座、拍手、藤原竜也のキスを迫るシーン、濱田岳が寄付したお金は戻せないと示すシーン、観てて演技上手いなと思うシーンはそこかしこに散りばめられていたので観ていられた。
8番ラーメンが出てきたのは富山で食べた思い出が蘇り、ある意味、ここは東京ではなく富山!と認識できて一番リアリティを感じました。
気がつけばのめり込んでた
つまんない
フィクションとノンフィクションの狭間
主演が藤原竜也さん。藤原竜也はどの役を演じても藤原竜也なんだけど、ちゃんとそれぞれの役になれてる。今回は藤原竜也だけど、ちゃんと津田伸一でした(笑)
小説と現実が交差しながら進むストーリーで、しかもそれが本当なのか、空想(ウソ)なのか考えながらどんどん物語がすすんでいったって感じでした。
終盤は、「やっぱりそうか」「お、そうなのか」「ん?そうなの?」と物語の答え合わせの時間。
受け取り側次第で色々想像できるエンディングで終わりでした。
コーヒーショップの店員の沼本さん役で出演してた、西野七瀬さんが、なぜだか印象に残りました。
なんか、この先少し楽しみな女優さんだなぁって思っちゃいました。
スッキリしたエンディングではなかったけど、悪くはない感じでした(・∀・)
「鳩」の意味が分かったときぞくっとする!
ひねくれて観れば分かってしまう。期待外れでした。
やや難解だが良く出来ている印象
2021年劇場鑑賞19本目 秀作 66点
個人として、作品の大まかな善し悪しは、タイトルやキャスト陣の紹介の字幕の出し方やタイミング、それまでの映像の流れでわかるのですが、この作品は冒頭での印象を少しだけいい意味で裏切られた作品でした。
演技ですが、リリーフランキーさんについて、重要な役回りではありましたが、あまりシーンは多くなく、その中でもキャラクターを感じられる演技で、流石でした。
内容ですが、確かに一部で言われているように一回では理解出来ないというのもわからなくないですが、映像が流れるその時その時にイメージして、頭で整理しながら進めれば理解できるし、その様が一連通して楽しめた要因だなあと思った。
是非。
原作読んでみます...
つがいの鳩が飛んでいるのを見なかったか?
加賀まりこはこの出演を快諾したのだろうか。
直木賞作家の津田が書いた小説が事実になっていくということでストーリーが展開していく。
というより、前作の津田が書いた小説はさておき、今回のは実際に起こっていることを事実をもとにそれをつなげて小説を書いていくことになる。
頭で整理しながら見るのが不得意なので、伏線回収がうまくできなかった(もしくは疑問が残ったままで終わってしまった)
・3000万は焼却したのに寄附するところで復活した謎
・偽札の3万を鳩と表現した訳
・偽札をそこまで追う倉田の狙いは何だったのか
・房州は何者?そして古本の意味は?
・津田はカフェで秀吉に狙いを定めたのは何かあったのか
・男女の死体は誰?
・最後に倉田と秀吉が一緒にいたのはどういうこと?
・奈々美の最初の子の父親の経緯が不透明
3万の流れなどは分かったものの、このあたりが不明なまま終わったので見た後でスッキリはしなかった。
見た人によって物語が変わる、面白い映画。
映画終わりの考察、皆さんのみて、へーーー、すごーーーよくセリフや状況覚えてるなーーー、と感心します。
倉田はいない説、トヨエツは倉田じゃない(ただの知らん人)説が多い〜❗️
原作未読、記憶力がよくないので
間違ってるかもしれないですが。。。
私はちょっと今まで見たことのない方向から考察、、、
津田が訴訟?を起こされてしまった前の小説について。
劇中に出てきたシングルマザーの夫と、ナナミは不倫関係にあった。
ヒデヨシはバーの客だったナナミと知り合う。
津田は富山の旅行中に入ったバーの店員
ヒデヨシと出会う。(⇦現実での出会い)
何度か通ってうちに読書好きもあり意気投合した2人。ヒデヨシから出会った時には既にナナミは身籠っていて、それでも結婚する話を聞く。
ヒデヨシは家族が欲しかったからそれで良かった。
津田がそれを小説にしてしまった。
それによってシングルマザーの夫は自殺。
(本物の倉田にナナミが3000万払って殺してもらった。)
本物の倉田は爺さん
『ここまで劇中にない最初のストーリー』
相関図とかには出てないですが、私はあの意味深なシングルマザーと、前に書いた不倫モノの小説、しかもそれによって人が死んだ。というのがめちゃくちゃ気になりました。
そして、トヨエツはシングルマザーの夫
つまりもう死んでいる。最後ナナミに話しかけていたのはナナミに聞こえた幻聴、
ヒデヨシと郵便局員をみて「どっちを殺して欲しい?」と聞いていたのは以前「あの女」であるナナミに殺されたから。今度はどうする?的な
トヨエツとヒデヨシは養護施設で兄弟のように育った。だから自分は子供ができないからトヨエツの子ども(アカネちゃん)を俺が育てるよ、ということに落ち着いた。矢先トヨエツは『金』で殺された。=だから『金』が嫌い。
トヨエツ1人で映っていた行動は基本ヒデヨシによってされたものである。2人の時はトヨエツは幻聴、幻覚。
偽札は、実際は偽札じゃなくて、知ってる人だけが価値が分かるもの。(うーんわかんないなぁ)
偽札が3枚あったのは、自分の子供が3人いるから。それをそれぞれに渡すつもりだった。
爺さんはもらった3000万をどうするか考えてなかった。汚い金だったから使う気もなかった。
シングルマザーの家には本がまだある、と言っていた。つまりトヨエツの物。
続きはまた考えて書きます❗️
暇があれば妄想して書き足します
(9月8日→10日)
一言でいうと、大人のミステリ。ストーリーについていくには、画面をよ...
タイトル回収が消化不良
全306件中、121~140件目を表示