鳩の撃退法のレビュー・感想・評価
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フィクションは現実にはおこっていない
原作未読。
いろんなピースが組み合わさって一つの絵(事件の全容)が浮かび上がってくる話としては割と好き。
ただこの内容なら個人的には、『「小説の内容はすべて本当にあったこと」自体がフィクションで、土屋太鳳どころか観客も一杯食わされた』くらいにしてくれないと(その可能性もあるような。津田は「信用できない語り手」なのではないか)、メタフィクション/ミステリとしては物足りなく思う。こっちに話しかけさせるなら(フィクションなのだと印象付けるなら)もう一個入れ子にしてもいいのになあ。
まあ映画なんだからフィクションに決まってるんですが。
あまり思い出せない
観てから3週間ぐらい経ったけど
もう内容が思い出せない
小説を読んでないままに友達に誘われて鑑賞
タイトルからくるイメージとは違ってました
謎解きのサスペンスの様な内容だったと思いますが
ちょっと頭が整理できないままに終わった印象
ちょっと難しかったのかも知れないです
答えのない映画
フジタツ好きなので見てきました!
予告では小説に書いたことが現実になるとか言ってたのでデスノート見たいなものをちょっと予想してましたが全然違いました、、
特に前半、現実と妄想を交互に見せてるのか現在と過去を交互に見せてるのかもわかりにくくとにかくややこしい。
ラストもあの人は?あれは?伏線全部回収したっけ?と???だらけ、、
なんとなく一昔前の推理系テキストアドベンチャーゲームみたいでした。
あとから考察サイトを見ると、この映画、結末どころかタイトルの意味さえ不明らしいですね、、全て読者、鑑賞者任せだとか(^o^;)
この任せ方はノーラン監督よりひどいw
どう考えても鳩と撃退法って言葉が合わな
いんですよね、、、鳩の解釈が違う…?
追記
タイトルについて、鳩が撃退した方法と解釈すると、鳩は津田自身のことで、ヤクザから命を狙われるもなんとか生き延びる、、つまり撃退した。ってことでなんとなくしっくりくる?
もう一つ、鳩を撃退した方法と解釈すると、鳩はツガイ、つまりペアなので、主人公が実は津田ではなく秀吉で、不倫を繰り返しただけのみならず、平然と自分に嘘をつく妻とその相手に復讐をした、つまり撃退をした。ってことでこちらもなんとなくしっくり??
どちらも色々無理があるかもしれませんが、タイトルがしっくりこないので考えてみました(~o~)
アイデア的には面白いけど
現代の設定にしてはアナログな昭和的なお話 トヨエツの組織はヤクザ?田舎町ならこんな連中は目立ってすぐ監視対象だし監視カメラだらけの現代において暴力的に取り立てしたらすぐ知られるしそんな重要なぶつなら誰もが取り出せるよう所には置かないしなぜ幼子まで殺害したり3000万受け取らなかったのか忘れ物は雇われてる社長に返すべきでは?お金は人から人へ回るものだがそんな命を狙われる程の関わりか何か無理やりこじつけた感が、
原作未読。藤原竜也は、小説家役くらいの知識で、観にいったけど、面白...
原作未読。藤原竜也は、小説家役くらいの知識で、観にいったけど、面白かった。どこまでが、真実か、小説として、書かれたものか、それぞれで、考えればいい。
芸達者が集まって良い作品が生まれた
原作は読んでいないけれど、何十年も前に佐藤正午の小説を初めて読んだ時の衝撃は覚えていた。今回久しぶりに映画として再開。そしてとても面白かった。
時系列が入り混じり、小説と現実も見事に融和しているけど、全く違和感を感じなかった。むしろ次はどうなるかとワクワクするストーリー展開。物語を紐解くというより一緒に漂う感じを味わった。藤原竜也と風間俊介、豊川悦司など、舞台で鍛えられた役者たちの存在感は圧倒的だった。そして、次々に出てくる役者のラインナップ、お見事でした。
「西野七瀬さん」
今年68本目。
普段映画行く時、映画館の予告だけで全く情報を入れずに見に行く事がほとんど何ですが今作もそれが当たり。小説が絡んでいると言う情報だけで、119分ほぼワクワクしていました。
西野七瀬さんが「孤狼の血」の迫力ある女性も良かったですが、今作も役の幅が本当に広い。後は12月10日公開の「あなたの番です」見てこの秋西野七瀬さん3本満了。
また詳しくは書きませんがどこかに歌の仕掛けがあって、この歌聴いた時「ああこの映画見て良かった」と心の底から思いました。
方言の違和感
あらすじと地元でオールロケを行ったという点に興味が湧き、鑑賞。
他県の方は気にならないと思いますが、
地元民として、富山弁のイントネーションが変で気持ち悪くて、そこが気になって、内容がしっかり入ってこなかったです。
あんな中途半端な喋り方ならば、すべて標準語で進めてほしかったかな。
でも、あの喋り方なのに、どこか話に引き込まれていた感じはあります。
そこは、俳優陣の演技のすばらさかと思います。
どの方も存在感ありでした。
スカッとした
面白かった!
ずっと謎解きしながら観るので最後まで飽きなかった。
事実は小説より奇なり、を逆手にとった発想。トッリクが秀逸
ハードボイルドかと思いきや誰も不幸にならないし3000万も燃えてないし
3人家族は小説の中だけ死んでて実は子供が産まれることを喜んでいるというハートフルな現実(今回も不倫相手との子供だけど…)
役者がみんな良い。KIRINJIの曲も富山弁もよい!
ドキドキしながら津田に付いていったヌモトさんだけちょっと気の毒(笑)
ハトは撃退してません。
なぜハト?万札がつがいの鳳凰で偽札だから鳩?なんてね。
日本鳩対策センター 広報担当
「新たな鳩の撃退法が開発されたのかと思って映画を観ましたが、全然撃退していませんでした。
鳩は厄介な鳥ですが、津田もなかなかな厄介者なので当社で撃退したいと思います。」
楽しめたけど。
ちょっと???となった。
何が謎なのかがわかりにくい。
どこまでが現実でどこからが小説か、が謎ということだと思うけど、これだと答えが見る側に委ねられていて個人的には嫌い。
原作は違うのだろうか。
設定
かなり入り組んだ構造であった。
面白いなぁと思うのは、その過去がリアルタイムに近づいていく様子だろうか。
創作なのか?回想なのか?そんな疑問を冒頭に抱く。
物語は3年前から始まり、その回想と現在の間隔がどんどん縮まっていき、やがて現在を追い越していく。
結末、つまりは未来を予測し筆を置く。のだろうな、たぶん。あの段階で結末を書いていたとしても書き換える時間はありそうだもんな。
どうやら彼は実体験を元に描く小説家であり「事実は小説より奇なり」を地でいくタイプらしい、そして彼が知らない空白を推理で埋めていくのだとか。
物語は3年前が始まり、その過去から連なる現在が小説の元ネタ。
時系列が行ったり来たりし、尚且つ彼の目線ではないものまで映像化されるのでややこしくはあるのだが、筋を組み立てる楽しさもあった。
映画で観ても面白いなぁとは思うのだけど、小説の方が面白いのだろうなぁと思う。
小説を好む人が「新しい」と思う側面があるのではないかと。2本の時間軸が近づく様子とか、ワクワクするんではないかと。
ただ映画となると…小説ならば、活字ではあるので手記や日記というように映像よりは作者に近い分、臨場感も増すような気がする。映像になってしまうと、演出を介して体験する事になるので、その辺りが歯痒い印象かもしれない。
脚本や世界観は楽しかったものの、映画としては起伏に乏しい感じは否めなかった。
どうしても「過去の羅列」からは逃れられず…特性上、未来を描きにくく、不確定要素への期待感が薄い。それらを推察や推理で広げはするものの…やはり脳内で収まってしまう事象では食い足りなかった。
役者陣は皆様、安定の好演であり、藤原氏のクズ男っぷりが光る。彼としては「異端の天才作家」なのだろうなぁと推察する。
ともあれ、異色であろう原作に果敢に挑んだ作品であると思われる。
なんか映画的には「日付」の提示があっても良かったのかなぁと。創作と現在のタイムラグが短くなっていくとスピード感や緊張感も足せるのかもしれない。
本を追う旅
本があっち行ったりこっち行ったり、コイツがアイツを騙したり騙されたり、細切れのエピソードが集結していく。
そのテンポの良さ、周囲を巻き込む演技に気がつくとスルッと乗せられていた。
豊川悦司演じる妙に整然としたボスの手下がザコで安っぽさを感じたが、本で繋がる人間関係を見せつつ闇に落とし込んで行くラストは結構好きだった。
時計を気にすることなく終わってしまった…
一瞬でも目を離すと話についていけない…
いや、目を離すことを許してくれない展開。
難解であるかというと、意外とわかりやすく、ストーリーを追うことが好きな人には持って来いな映画に感じました。
最後の締め方には賛否両論あると思います。
けれど、もう一度噛みたくなるガムのような映画なので、二度目を目にしたらまた違った伏線を見つけることが出来るのではないか…とも思います。
個人的には最後の繋がりと最後に伝えたかったことに少々「?」が残ってしまったので星を1つ減らしました。
けれど、この作品は色々な方に見ていただきたい(特に映画館で)と素直に感じる作品でした。
なかなか手の込んだミステリ
映画の中で主人公の描いた小説と現実が入り混じっていて、複雑ですが最後の謎解きはスッキリ。なかなか考えられた構成です。クライマックス近辺は主人公の想像かな?(電話のくだりは主人公が知る由もないので)本当のラストは観る人の想像に任せるということで。
主人公の藤原竜也は久々の自然体。暑苦しくなくてみやすかった。風間さんも相変わらず名演。それと地味に個性的な役者が出てましたね。沼本もなんか印象に残った。
なお、富山弁が下手くそでわざとらしいのがマイナス。ロケ地貸してもらったからってそこまでせんでいいよ。
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