鳩の撃退法のレビュー・感想・評価
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間が空いてしまったレビュー
面白かった記憶があるが、最後が曖昧‥なのは、結末は見る人にお任せ系だったか。他の人のレビューを見て記憶を呼び覚ます笑
謎や伏線があまりにも多すぎてまとまりきらなかったか。どこまでが現実でどこからが仮想なのか、分からない。わざとか。
新しい名探偵スタイル
主人公の津田は、手に入った1つ2つの情報から隠された事実を推測する名人である。彼は警察でも探偵でもないし、事件を解決しようとしている訳でもないのだけど、身の回りで起きたエピソードをネタに隠された部分を推測で埋め小説を書いていく。
この小説を書くという行為が実質的に事件を解明する探偵行為になっているという名探偵の新スタイルを産み出している。その精度は高く、最後に小説のモデルから訴えられたり狙われたりしないよう、導き出した事実と小説を少し変えないとならないほど。
原作小説は読んでないのだけど、津田を主人公にした同じスタイルの作品をもっと観たいと思った。
期待はずれ・・・。2時間が長い。
藤原竜也 主演ということで、期待したんだけど、いま一つ。
新しい見せ方(ストーリーの展開方法)であるとは思う。でも、そのストーリーが練られてないから、ありきたりな内容の映画になっているような気がする。
最終的にごちゃまぜにして、すべてつながってますよ、的な”落ち”はいただけない。それに、藤原竜也なら、浜野謙太には余裕で勝ちそうだし、駿河太郎とは良い勝負以上、って感じになると思うので、キャスティングもちょっと。
豊川悦司の静かな迫力
藤原竜也扮する直木賞作家津田伸一は富山でデリヘルの送迎ドライバーとして生計を立てていた。それとともに実際起こった出来事を中心に小説を書こうとしていたところひょんな事から大金の入った鞄を手にした。
最初のくだりで、なかなか複雑な人間関係が飲み込めずに分かりにくかったが、後半に入って関連性が分かる様になってきたね。小説がフィクションか否かは微妙だろうが、まるっきり実話だと確かに支障が出るところもあるだろうな。
今回は豊川悦司の静かな迫力が際立っていたんじゃないかな。家族が無い環境で育った者が妻に騙され他人の子でも幸せを感じるのかは分からないが、不幸な生い立ちの人々が幸せを感じるのはなかなか難しそうだね。
事前情報なしだけどやっぱり藤原竜也
日本の映画はミステリー系がやっぱり面白い
小説の様な言い回しで淡々と話が進んでいく
謎がいくつも出てきて最後に怒涛の伏線回収
藤原竜也、役所広司、松山ケンイチが主演を務める映画は大体面白いと相場が決まっているのだ!
鳩とは
予備知識なし、藤原竜也が主演というだけでアマプラで鑑賞。
話のテンポがよく飽き性の私でも飛ばさずに見れました。
途中まで、出来事が人から聞いた話だけで進んでいくのでてっきりタイトルの「鳩」とは伝書鳩のことかと思いましたがそんな簡単は話ではなく安心w
後半で一気に伏線が回収されようやくバラけていたパズルが完成されたような感覚になりました。
結局倉田と秀吉の関係がなんなのかよく分からなかったのがちょっち残念
予備知識なく鑑賞。 その方が映画は絶対面白いという自分の経験則がある。 知っているのは主演が藤原竜也ということだけ。
動画配信で映画「鳩の撃退法」を見た。
劇場公開日:2021年8月27日
藤原竜也
土屋太鳳
風間俊介
西野七瀬
佐津川愛美
桜井ユキ
柿澤勇人
駿河太郎
浜野謙太
森カンナ
岩松了
リリー・フランキー
豊川悦司
佐藤正午原作
予備知識なく鑑賞。
その方が映画は絶対面白いという自分の経験則がある。
知っているのは主演が藤原竜也ということだけ。
「鳩の撃退法」という映画タイトルも意味不明。
原作は直木賞作家の佐藤正午。
主人公の藤原竜也はかつて直木賞を受賞した作家だが、
なぜか今は富山県で風俗店の運転手として働いている。
藤原竜也はカフェで知り合った風間俊介と懇意になる。
後に風間俊介一家3人は失踪してしまう。
藤原竜也は亡くなった古書店店主から現金3003万円をもらった。
「この半端な3万円て何やねん?」と思った。
藤原竜也はリリー・フランキーの理容店で髪を切った。
3003万円の中から1万札円で支払ったのだが
その札は偽札だったことが判る。
リリー・フランキーはとても口の堅い男で、
1万円を誰から受け取ったのか絶対に口を割らなかった。
わからないことだらけで
これはなかなかのミステリーだなと思った。
映画タイトルはもっと多くの人が
見たくなるようなタイトルにした方がいいと思う。
その点はちょっと損をしていると感じた。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
鳩にも失礼
落ちぶれた直木賞作家、何があったかは定かでないが作品のモデルに訴えられたらしい、今は風俗嬢の送迎係に身をやつす日々。新作を書いて復帰したいらしいがネタは身の回りの出来事の焼き直し、どこまでがフィクションかも定かでないから困惑する。
偽札を絡めてサスペンス調だが背景は謎のまま、チンピラどもの不条理な暴力シーンが唯一のアクションシーン、映画の殆どは主人公のぼやきと、どうでもいい不倫話、こんなテンポの悪い筋書きで2時間も付き合わされるのは勘弁してほしい。なにせ登場人物の設定が不自然過ぎて醒めてしまう、ダメ人間を鳩に例えているが鳩にも失礼でしょう。
意味不明の風俗ドラマでした。
スリル感がもう一つなかった
キャスト陣の演技はとても良かった
演技派と呼ばれる方々が揃っていて
演技は吸い込まれる
ただ、
原作を読んだら変わる気もするが、
スリルがあまりなく
淡々と進んでいく感じだった
そこが置いてけぼりになったのが残念
予告編が良かっただけに低い点数にしてしまった
金は天下の回りもの…
現実と小説=虚構が入り交じる非常に複雑でありながらも引き込まれていった。癖のある登場人物も魅力的で富山弁もアクセントになっている。ラスト、秀吉の生存は現実だったのか、あるいは津田がハッピーエンドに終わらせた物語の一編なのか、見る人に委ねる形で終わる。ダムで見つかった男女の遺体は晴山と秀吉の妻だろうと思うけど、だとしたら娘はどうしたのだろう。秀吉は確かに偽札を流出させた失態はあるかも知れないが殺されるほどの罰とは言えないし、妻からの仕打ちを考えるといたたまれない。娘と共に現実でも生きていたと捉えたい。ピンチになったら拍手をしようと思う。
たったひとりの読者の為に描いた小説
落ちぶれた小説家と生真面目な青年との邂逅からこの物語は始まる。
人生とは自分の知らないところで色々なことが起こっている。
良くも悪くも奇跡の連続が人生の軌跡を作り、
交錯していき、こうした今も続いている。
作中の小説家は「友人」のために筆をとり、
約束を果たそうとする。
そんなストーリーをベースに90年代初期を彷彿とさせるサウンドと画角にノスタルジーを感じる。
そして、作中で描かれた人と町の裏側は醜いものを見たいという人の根源的な本能を刺激する。
フィクションなの?ノンフィクションなの?
映画館で観れなかったので、録画で視聴。
藤原竜也さんの主演映画は面白いものが多いので、こちらも気になってた。
主人公の彼は小説家なのか、バーテンダーなのか、はたまた運転手なのか、頭の中でぐるぐるする
きっと主人公は小説家でもあり、バーテンダーでもあり運転手なのだ。
前情報なしで見たので、途中でそれに気づく。
そして、それが1つに繋がっていくストーリーが面白かった。
「フィクション」と言い張る津田だったか、実体験なのだから「ノンフィクション」なんだと思う。
いや、ただ少し考えを弄らせると、いやいや観たものは、小説の中の話とまた無限ループに感想を書きながら沼に入り込んでいく。
これは答えがなくて、そうゆう物語なんだろうなぁ。
小説見てる気分!
最初は、どういうことだ?と思いながら見てました。
小説の中だったのか、
自分が体験した事だったのか、
どちらか分からなくなります。
でもどちらも正解なのかなと。
やっぱり最後の辻褄が合うような映画はスッキリして面白いです。
あと、最後の最後。生きてたの嬉しかった!
後でじわっと振り返る感じ
こういう物語展開もあるんだ。なるほど繋がっていく。
出演者のうち、西野七瀬の本筋とちょっとずれて関わっている感じがうまい味付け。主演の藤原竜也は、しょぼくれた良い感じ。ただ、豊川悦司はどうもね。フィクサとしての凄みより陰湿さが僕的には趣味に合わない。少なくともセリフはもう少しはっきり聞き取れる役作りが良かった。
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