「金は天下の回りもの…」鳩の撃退法 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
金は天下の回りもの…
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現実と小説=虚構が入り交じる非常に複雑でありながらも引き込まれていった。癖のある登場人物も魅力的で富山弁もアクセントになっている。ラスト、秀吉の生存は現実だったのか、あるいは津田がハッピーエンドに終わらせた物語の一編なのか、見る人に委ねる形で終わる。ダムで見つかった男女の遺体は晴山と秀吉の妻だろうと思うけど、だとしたら娘はどうしたのだろう。秀吉は確かに偽札を流出させた失態はあるかも知れないが殺されるほどの罰とは言えないし、妻からの仕打ちを考えるといたたまれない。娘と共に現実でも生きていたと捉えたい。ピンチになったら拍手をしようと思う。
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