「たったひとりの読者の為に描いた小説」鳩の撃退法 スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
たったひとりの読者の為に描いた小説
クリックして本文を読む
落ちぶれた小説家と生真面目な青年との邂逅からこの物語は始まる。
人生とは自分の知らないところで色々なことが起こっている。
良くも悪くも奇跡の連続が人生の軌跡を作り、
交錯していき、こうした今も続いている。
作中の小説家は「友人」のために筆をとり、
約束を果たそうとする。
そんなストーリーをベースに90年代初期を彷彿とさせるサウンドと画角にノスタルジーを感じる。
そして、作中で描かれた人と町の裏側は醜いものを見たいという人の根源的な本能を刺激する。
コメントする