「現実虚構錯綜…想像力全開で挑め!」鳩の撃退法 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
現実虚構錯綜…想像力全開で挑め!
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Paraviで鑑賞(レンタル)。
原作は未読。
津田が手にしたニセ札の行方と一家失踪事件が絡み合うのか絡み合わないのか、絶妙な展開がスリリングでした。その経緯も津田が様々な事実から組み上げたフィクションに過ぎないのか、はたまた現実に起こった出来事なのか、その点を曖昧にすることで想像力を掻き立てられたし、伏線を一瞬たりとも見逃してなるものかと画面に釘付けになりました。
ラストシーンの解釈は人それぞれだろうな、と…
考え出すとキリがありませんが、個人的にはドラマティックな現実なのだと思いたい。現実ならば、ヒデヨシが倉田の元に戻った理由が気になりますが、悲しいけれど、組織の手から完全に逃れることが出来ず、なんらかの落とし前をつけさせられるのかも。その前に津田との約束を果たさせてくれとヒデヨシが倉田に頼んだのかもと想像したら泣けて来ました。
※修正(2024/05/07)
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