カムバック・トゥ・ハリウッド!!のレビュー・感想・評価
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軽い気持ちで観られる。
ぬるいことやってんじゃねぇ
って、チコちゃんに叱ってもらえるよ、そこの3人。なぜ、この映画に出演?あいつが出演するなら俺もという、尊敬し合って出演を決めたのだろうか。ほんとに、この映画に出演したかったのか聞いてみたいくらい。名優と呼ばれる3人、どういう説明を受けて出演オファーを受けたんだろうか。それこそ、この映画のようにプロデューサーに騙されたのか。あらすじ説明の段階では面白い映画になるはずだったのか。3人のバランスに気を配りすぎて、脚本が書き換えられすぎて面白くなくなってしまったのか。いずれにしろ、この映画は豪華俳優にも関わらず、話題にならないわ。
ストーリーは思いっきりコメディ路線なのに、笑えるのは、引退者ホームの場面くらい。3人以外の出演者に笑わせられる場面ね。
まあ、全編をほのぼのムードが覆っているけど、でも、そんな映画に出たかったのか。3人とも、出演作は選び放題のはず。こんな映画に出演してぬるいことしてちゃダメでしょうが。やるなら、周りの気遣いやら今までの経歴を無視して振り切ったことをしなきゃね。しかし、こんな映画はまだ無名の俳優に任せて欲しい。そのほうがぶっ飛んだコメディになっていたのかも知れない。あるいは、このままのぬるい映画だったとしても、この3人じゃなきゃ、星3つ付けてたと思う。俳優が俳優なので、辛めの採点。
詐欺ネタか面白そうだったけど…
コントの基本、トムとジェリーは、わかっているけど面白い。ハリウッド...
題材は良いがテンポが勿体ない。
「尼さんは殺し屋」公開されないですかね?
『尼さんは殺し屋』を全編見たい
【原点に立ち返って】
※ エンドロールの最後まで見てね。
この作品は、映画業界への応援歌だ。
資金調達してもヒットしない作品は、今でも、きっと沢山あるし、中には、良からぬ出資者もいるかもしれない。
多額の製作費も宣伝費もかけた大作主義が増えるなか、Netflixは借り入れや、個別の資金調達なしで、契約者からのサブスクリプションをベースに独自の映画制作が可能になったと発表していた。
「ROMA」は初めから独自制作だったが、多額の製作費で他の映画会社が制作放棄した「アイリッシュマン」を引き継ぎ完成させ、Netflixはシリアスなドラマにも力を入れているところは今後も期待は大きい。
だが、予算はミニマムでも、映画製作はアイデアが重要だったり、俳優の予想を超えた熱演なんかで大ヒットに繋がることもある。
日本では「カメラを止めるな!」は記憶に新しい。
幸運は、どこに転がっているのか、実は分からないことが多いのだ。
ハッキリとした勝利の方程式が存在するわけではないが、アクションとお色気が成功の鍵だったこともあるだろう。
でも、人は飽きっぽいのだ。
それに、時代時代で価値観は変化し続ける。
チャーリーズ・エンジェルは初めは良かったけど、後の方はイマイチだし、それを予想して、更にイメージの固定化を嫌って、俳優が出演を見合わせたりしたら、シリーズは潮時だ。
スターウォーズだって、まあ、結構息切れしてたし、ルーク自体も息切れが酷かったように見えた。
日本でも、人気コミックを原作に、人気若手俳優をずらりと並べて映画化しても、そのフリークやファンは観にきても、一時的な盛り上がりを自転車操業のように続けているようで、映画業界の将来を憂える気持ちが大きくなることは少なくない。
最近は、若者だけじゃなくて、年齢のいった女性にもターゲットを広げた金魚云々って作品もあったが、結構酷かった。
でも、うんと昔の作品をよっこいしょと持ち込んだ「翔んで埼玉」のようなケースもあるにはある。
ただ、そろそろ広告代理店主導の〇〇製作委員会方式を脱却しないと、本当にジリ貧だと言っている著名人がいた。
だから、映画人には、常に何かアイデアを持ち寄って、新しい作品を作り続けて欲しいと思う。
「花恋」も「街の上で」もロングランヒットだ。
この映画が示唆するように、裏はドタバタで、仮に陰謀があったとしても、観る人の心を鷲掴みにすることになるような作品はきっとあるはずだ。
女性が西部劇の監督ってところも、最高に皮肉が効いてて良いじゃないか。
黒人が出資者で、白人のロートルのヒーローが先住民のために命をかけるなんてのも、今の世界に向けた極上のアイロニーだ。
日本の狂言もそうだが、喜劇は世の中を皮肉って笑いに変えてきたという長い歴史があるのだ。
そう、僕達は、そんな粋な作品を僕達は期待して、映画を見続けているのだ。
簡単・単純・感動ストーリーが好きな人は、この作品を有名俳優の無駄遣いと揶揄するかもしれない。
でも、そんな俳優たちが容易くこの作品への出演を快諾するだろうか。
コメディタッチに色んなエッセンスを詰め込んだ、映画業界をチアする作品だ。
映画鑑賞にもやっぱり想像力は必要だ。
それにしても、映画.comって相当終わってる気がする。
悪いけど。
配信で連携出来てるのってAmazon primeだけだし、収入もきっと少ないから、色々対応が出来ないのは察するけど、Filmarksは、全ての配信と連携してて、それなりの利益もあって、早いし使い勝手も改善してるし、配信ドラマもカバレッジ出来ているから、勝ち負けが鮮明になってると思う。
インチキ共感に対応できないのは、そんな理由があるのかしら。
まあ、公開日別と、地域エリアごとの映画館検索はしやすいから、がんばれー、映画.com‼️
役者のパワーってすごい
『西部の老銃士』の映画化を要望します。
緊急事態宣言っちゅうのがあったんで、久方ぶりに仕事終わりの映画に行...
【”映画製作は、色んな意味で命懸け。映画の魔力に取付かれた、”年季の入った人たち”の映画製作を巡る面白き物語”】
ー 1974年。ハリウッドの外れ。
経営が苦しい「ミラクル映画社」のプロデューサーのマックス(ロバート・デ・ニーロ)は、新作「尼さんは殺し屋」が、キリスト教関係者たちから抗議を受けてしまい、青息吐息。
そんな中、”うっすらと、ディカプリオ似の、売れてるプロデューサー、ジミー”から、マックスが大事にしている脚本を100万ドルで譲ってくれ!、と頼まれるが、頑として拒む。
そして、ジミーの新作映画撮影現場に「ミラクル映画社」を運営するウォルターと行ってみると、”うっすらと、ブラピ似の、ハリウッドスター、フランク・ピアース”の高所撮影中であった。
ビルの屋上のキケンな場所で、命綱もつけずに、颯爽と立つフランク・ピアース。だが、彼はあっさりとバランスを崩して、落下。そして、売れてるプロデューサー、ジミーの懐にはガッポリと保険金が・・。
それを見ていたマックスは、ある事を思いつく・・。ー
<Caution! 以下内容に触れています・・。でも、観てなくても大丈夫だと、思います・・。>
■感想
1「尼さんは殺し屋」の製作費35万ドルを映画マニアのギャングであるレジー(モーガン・フリーマン)から借りていたマックスは追いつめられるが、大切にしている脚本は売らない。
ジミーから100万ドル提示されても売らない・・。
ー 映画プロデューサーは、権利を確保した脚本を大切にするんだよね。今だと、”ブラックリスト”から、発掘するパターンかな・・。ー
2.レジーからの執拗な取り立てに中、マックスはジミーの新作映画製作中の事故を見て”ある事”を思いつき、往年の映画スター、デューク(トミー・リー・ジョーンズ)に”気に行っていない脚本”の「西部の老銃士」への出演を懇願。
ー ”若き日のある事”が悔いになっているデュークは自殺願望があり、独りロシアンルーレット真っ最中・・。ここら辺から面白くなってくる・・。クスクス笑いながら鑑賞。ー
3.小さい頃、デュークがヒーローだったメーガン(ケイト・カッツマン:初見の女優さんだが、素敵であった。今作出演の大スターと同じハリウッドスターのバート・レイノルズから演技指導を受けたそうである・・。)が女性監督として、メガホンを取ることに・・。一方、マックスは”ある事”を実現させるために、イロイロと小細工を仕掛ける・・。
・デュークが、馬に乗って飛び越える馬車に豪快に火を放ったり・・。で、上手く行かないと何度もやらせようとしたり・・。
・デュークが、深ーい深ーい渓谷にかかる吊り橋を渡るシーンの前に、わざわざ早起きして、ギコギコと鋸で吊り橋に切り込みを入れたり・・。
・猛牛に興奮剤を飲ませちゃったり・・。
ー クスクス笑いながら、鑑賞。
だって、あのロバート・デ・ニーロがおバカな罠を仕掛ける姿が可笑しくって・・。
スタント馬”バタースコッチ”も、良い演技をしています・・。ー
◆けれど、デュークは、マックスが仕掛けた罠を巧みなテクニック(特に投げ縄)を駆使して、克服しドンドン撮れていく名シーン。
メーガン始め、現場大喜び・・。
デュークも且つての映画スターとしての自信を取り戻して行く・・。
そして、マックスも・・。
4.そこに現れた、映画マニアのギャング、レジー。
絶体絶命の中、ウォルターが、映し出したデュークが躍動するシーンの数々・・。
感激したレジーは、激励の言葉を残して去る・・。
ー ここは、良かったなあ。ウォルター流石である。ー
<近年、西部劇の新作が殆ど上映されないが、今作は劇中劇「西部の老銃士」制作のドタバタ過程が面白く、”映画って、ヤッパリ良いなあ・・”と思ってしまった作品。
名優3人のコメディだが、おバカなマックスを演じたロバート・デ・ニーロの姿が可笑しく、映画製作過程で生きる自信を取り戻して行くデュークを演じたトミー・リー・ジョーンズの姿が少し沁みて、映画マニアのギャング、レジーを演じたモーガン・フリーマンの粋な姿が、印象的だった作品。
登場人物の殆どが、映画を深く愛している事が台詞などからじわりと伝わって来た作品でもある。>
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