カムバック・トゥ・ハリウッド!!のレビュー・感想・評価
全74件中、41~60件目を表示
役者のパワーってすごい
前半はとても退屈でよくあるコメディだし、デニーロ、ジョーンズ、フリーマンもよくこんなつまらない映画のオファー受けたなと思って観ていました。バタースコッチのくだりもよくあるパターンで早く終わらないかなあ、と。
しかし後半は何故だかあんなクズ野郎のデニーロを労う感情も湧いてきたり、ジョーンズを凄くかっこいい!と思えました。不思議です。
しかし、しかし、あそこのフリーマンのくだりだけはあまりの都合の良さはあり得ないと思いましたが、やはり演技力でなんとなく納得してしまいました。
演技力のおかげで40点くらいの脚本が65点くらいまで引き上げられた作品です。あの女性監督の存在はなんだったのかな??
Miracle
先日、傑作「映画大好きポンポさん」を観ました。映画作りの情熱をひしひしと感じられる作品です。
そして時を同じくして公開された今作。正直映画作りの映画としては「ポンポさん」の方が面白かったです。アニメと洋画という違いはありますが、それでも情熱が伝わってこなかったのが今作です。
借金で首が回らないマックスが起死回生のチャンスをかけて、元名俳優のデュークを撮影中の事故に見せかけて殺し、保険金を受け取ろうとする話です。デュークを殺そうとする前に、不意の事故で違う映画を主演する俳優が転落死した際も、マックスは高笑いしてたので、その時点であまり乗れなかったです。
全体的に殺そうとするけど、デュークがしぶとく、それなのに撮影は順調に進むというマックスが全く得をしない流れで進んでいきます。基本的にずっとこの状態なので、超ユルイです。雰囲気は嫌いじゃないんですが、マックスが嫌味ばかり吐くのでなんとも言えない感じです。
映画は無事完成するのですが、まぁ不自然な点も多いのが難点です。中の映画と一緒に2本同時で見てる感じがしてお得な気分です。モーガン・フリーマンにもう少し絡んで欲しかったなぁ…
鑑賞日 6/10
鑑賞時間 13:55〜15:50
座席 K-8
『西部の老銃士』の映画化を要望します。
ハリウッドのプロデューサーの悪辣さを皮肉ったコメディだけど、序盤から余計な小ネタが多く、主人公が詐欺を思いつくまでが長くスローな展開です。ところが、撮影が始まってからのトミー・リー・ジョーンズの不死身っぷりと、ど素人監督の腕前が意外といいのが笑えます。結局は、お決まりの幕切れだけどね。主演の三老優の魅力あっての映画だけど、やはりトミー・リー・ジョーンズの渋さが光りまくってました。
緊急事態宣言っちゅうのがあったんで、久方ぶりに仕事終わりの映画に行...
緊急事態宣言っちゅうのがあったんで、久方ぶりに仕事終わりの映画に行くと、居眠りばっかであんまり記憶にごじゃいません、残念〰️
皆様の評価拝見してもですが、それほど引き込まれる内容じゃなかったってことか!?
2回目行けたら観に行きます!
けっこうよかった
おじいさんばっかりでしんどいかと思ったら面白い。3人ともみんな前からけっこうおじいさんだったけど本格的によぼよぼになってしまった。特にトミー・リー・ジョーンズがよぼよぼであと何作見られるか分からない。今現在おじいさんの彼らは70年代はまだまだバリバリの若手だったことを思うと、時空が歪みそうな舞台設定だ。
フランクのモデルは、トム・クルーズ?
一言で言えば、「大御所三人の脱力系コメディ」です。
70年代を舞台に保険金目的で、撮る気の無い映画で俳優を事故死させようと試みるが、予想に反して撮影が快調に進み、次第に完成させたくなるが、マフィアの手が・・・・。
予告PV観ただけで内容は粗方把握出来てしまいます。ラストも捻り無く終わりましたし。
本当に大御所三人の共演を楽しむだけの映画です。
馬に蹴られるとか、吊橋落ちそうで落ちないなど、ベタベタなコントをやってくれますが、まあ、ご愛嬌です(笑)
ここ数年、失礼な物言いですが、老人頑張る系とかスター勢揃いみたいな作品が時々ありますよね。
「RED」とか「エクスペンダブルズ」もこの系統かと。
80年90年代「○○出演の超大作映画」のフレーズで、共演が難しかった俳優達が晩年共演し始めて、当時を知る観客からすれば正に夢の共演なのですが、時代の潮流なのかと。
まだ、名前で客呼べる俳優ってトム・クルーズ位じゃ?(後、キアヌ・リーブスもか)
最近の映画って、本当作品内容で観るパターンが多く、スター俳優出演だからと言うのが減った感ありますね。
【”映画製作は、色んな意味で命懸け。映画の魔力に取付かれた、”年季の入った人たち”の映画製作を巡る面白き物語”】
ー 1974年。ハリウッドの外れ。
経営が苦しい「ミラクル映画社」のプロデューサーのマックス(ロバート・デ・ニーロ)は、新作「尼さんは殺し屋」が、キリスト教関係者たちから抗議を受けてしまい、青息吐息。
そんな中、”うっすらと、ディカプリオ似の、売れてるプロデューサー、ジミー”から、マックスが大事にしている脚本を100万ドルで譲ってくれ!、と頼まれるが、頑として拒む。
そして、ジミーの新作映画撮影現場に「ミラクル映画社」を運営するウォルターと行ってみると、”うっすらと、ブラピ似の、ハリウッドスター、フランク・ピアース”の高所撮影中であった。
ビルの屋上のキケンな場所で、命綱もつけずに、颯爽と立つフランク・ピアース。だが、彼はあっさりとバランスを崩して、落下。そして、売れてるプロデューサー、ジミーの懐にはガッポリと保険金が・・。
それを見ていたマックスは、ある事を思いつく・・。ー
<Caution! 以下内容に触れています・・。でも、観てなくても大丈夫だと、思います・・。>
■感想
1「尼さんは殺し屋」の製作費35万ドルを映画マニアのギャングであるレジー(モーガン・フリーマン)から借りていたマックスは追いつめられるが、大切にしている脚本は売らない。
ジミーから100万ドル提示されても売らない・・。
ー 映画プロデューサーは、権利を確保した脚本を大切にするんだよね。今だと、”ブラックリスト”から、発掘するパターンかな・・。ー
2.レジーからの執拗な取り立てに中、マックスはジミーの新作映画製作中の事故を見て”ある事”を思いつき、往年の映画スター、デューク(トミー・リー・ジョーンズ)に”気に行っていない脚本”の「西部の老銃士」への出演を懇願。
ー ”若き日のある事”が悔いになっているデュークは自殺願望があり、独りロシアンルーレット真っ最中・・。ここら辺から面白くなってくる・・。クスクス笑いながら鑑賞。ー
3.小さい頃、デュークがヒーローだったメーガン(ケイト・カッツマン:初見の女優さんだが、素敵であった。今作出演の大スターと同じハリウッドスターのバート・レイノルズから演技指導を受けたそうである・・。)が女性監督として、メガホンを取ることに・・。一方、マックスは”ある事”を実現させるために、イロイロと小細工を仕掛ける・・。
・デュークが、馬に乗って飛び越える馬車に豪快に火を放ったり・・。で、上手く行かないと何度もやらせようとしたり・・。
・デュークが、深ーい深ーい渓谷にかかる吊り橋を渡るシーンの前に、わざわざ早起きして、ギコギコと鋸で吊り橋に切り込みを入れたり・・。
・猛牛に興奮剤を飲ませちゃったり・・。
ー クスクス笑いながら、鑑賞。
だって、あのロバート・デ・ニーロがおバカな罠を仕掛ける姿が可笑しくって・・。
スタント馬”バタースコッチ”も、良い演技をしています・・。ー
◆けれど、デュークは、マックスが仕掛けた罠を巧みなテクニック(特に投げ縄)を駆使して、克服しドンドン撮れていく名シーン。
メーガン始め、現場大喜び・・。
デュークも且つての映画スターとしての自信を取り戻して行く・・。
そして、マックスも・・。
4.そこに現れた、映画マニアのギャング、レジー。
絶体絶命の中、ウォルターが、映し出したデュークが躍動するシーンの数々・・。
感激したレジーは、激励の言葉を残して去る・・。
ー ここは、良かったなあ。ウォルター流石である。ー
<近年、西部劇の新作が殆ど上映されないが、今作は劇中劇「西部の老銃士」制作のドタバタ過程が面白く、”映画って、ヤッパリ良いなあ・・”と思ってしまった作品。
名優3人のコメディだが、おバカなマックスを演じたロバート・デ・ニーロの姿が可笑しく、映画製作過程で生きる自信を取り戻して行くデュークを演じたトミー・リー・ジョーンズの姿が少し沁みて、映画マニアのギャング、レジーを演じたモーガン・フリーマンの粋な姿が、印象的だった作品。
登場人物の殆どが、映画を深く愛している事が台詞などからじわりと伝わって来た作品でもある。>
最初から最後まで笑いを鏤めた快作
オスカー俳優の3人が本気でバカをやった痛快作である。映画館の前で神父と修道女がプラカードを掲げて抗議デモをしているシーンからはじまるのだが、いったいどんな映画に抗議しているのか、気になる。
その後は予告編の通り、ロバート・デ・ニーロ演じる映画プロデューサーのマックス・バーバーがモーガン・フリーマン演じる裏社会の金貸しのレジーに金を返すために新作の撮影と偽って、トミー・リー・ジョーンズ演じる往年のスターであるデューク・モンタナを主演及び保険金殺人のターゲットとして撮影中に死んでもらおうとする。しかしデュークはしぶとくてなかなか死なない。
マックスの間抜けぶりに拍車をかけるのがタレント馬のバターヒップ(みたいな名前だった気がする)である。この賢くて勇敢でちょっぴり意地悪な馬のおかげで、映画後半のドタバタが成り立っている。ベタなギャグが何故かとても笑えるのだ。馬の後ろで呉々も「ルバーブ」と言わないように気をつけよう。
デューク・モンタナが西部劇の俳優としてのポテンシャルを大いに発揮して、稀代の曲馬(くせうま)であるバターヒップを手懐けたり、恐るべき幸運に何度も何度も恵まれるのも、甚だ愉快だ。人類がコロナに打ち勝った証みたいな妄言を吐いているどこぞの総理大臣よりも、コロナ禍にあって人類を豪快に笑い飛ばす本作品のほうがよっぽど価値がある。
コメディ映画ファンなら必見の作品で、本編を観終わっても迂闊に席を立ってはいけない。エンドロールの途中でマックスの映画製作会社が製作した作品が流れる。それが冒頭の神父と修道女の抗議デモの種明かしになるのも面白い。それにセクシーで強欲なシスターという貴重な動画が観られる。最初から最後まで笑いを鏤めた快作である。
品の悪い脚本に馬も笑う?
観た感想 うーん、この脚本に大俳優3人はもったいない。ギャラだけでバブル弾けそう〜でもなんとなく3人とも肩の力が下りて楽しんで役を演じている感じ。特にデ・ニーロは・・・爺さんパワー発揮だわ〜。これまで多くの賞を取ってきたのだから今度は是非ゴールデンラズベリー賞を取って欲しいです!
オスカー俳優の共演
ギャングから借金した映画プロデューサーが俳優を撮影中の事故死に見せかけて保険金詐欺を狙うお話
まず配役が凄い
プロデューサーにロバートデニーロ、俳優にトミーリージョーンズ、ギャングにモーガンフリーマンだ。
それと役柄が酷い
プロデューサーは超ゲスいし、俳優は自殺願望のあるポンコツだし、ギャングはなんか変だ。
だけど3人とも映画好きなんだなって感じが良かった
プロデューサーが金に汚いのも元は映画のためだし
俳優は撮影中はシャンとするし
ギャングは映像を観る目がキラキラしてるの
歳を重ねても好きなものは好き
夢をあきらめず大切なものを求め続けるっていいな
言葉は悪いんだけど愛すべき老いぼれって言葉が似合うような気がしました
最後に一言
ギャラはいくらなんだ?製作費の割合は?とエンゲル係数が非常に気になりました笑
消えてしまったので、再掲。馬鹿馬鹿しくて、なかなか良いコメディ。
ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンがひと騒動。アメリカンコメディ。
老プロデューサー。出どころの悪い借金、映画制作費用の返済に困り、もう老人ホームに入っているかっての名優担ぎ出し。
【絶対に完成しなくて良い】西部劇の映画スタントでの保険金詐取を狙う。
ところが、火の中、高所の吊り橋、闘牛、何をやっても、どんな罠にも、老俳優ジョーンズ、しぶとくくたばらない。
しぶといしぶとい。バカバカしいほどしぶとい。
何も知らないスタッフやテキトーに起用した若い女監督もハラハラのシーン連発で大絶賛。
とにかく設定がくだらなくてくだらなくて良い。70年代の設定だから、引用される映画も知らないものばかりだが製作者の映画愛が伝わってくる。
最近日本でも似たの、松重豊、光石研等がでた「バイプレイヤーズ」と比較すれば一目瞭然。同じ映画制作の内輪ネタでも、こちらの方が間延び、無駄なダレ場が無くて引き締まっている。くだらなさも遥かにこのアメリカ映画の方が徹底してて良い。ただネタバレだけれども最初と最後の出てくるキリスト教の尼さんが暴走するはちゃめちゃ映画。実際あったら面白いのにと思った。神への冒とくかもしれないけど、だから馬鹿馬鹿しくて面白いんだよ。
アメリカはバカバカしさもスケールがアメリカ的で良い。たまにはくだけたこういう映画も良い。
だけど土曜夕方なのに観客4人は寂しいよなぁ。みんな騙されたと思って観に行って!
あと「クルエラ」同様映画は明るくなるまで見届けるものだ。
エンディングのスタッフロールがなかなかセンスが特筆すべきいい感じである。
それと疑問点として、デニーロ演ずる主人公、なんで100万ドル入ってくるのに「オーシャンズ」だかの脚本売らないのだろう??お蔵入りより遥かに良いのになぁ。
もうひとつのワンスアポンハリウッド
肩に力がこれっぼっちも入らない、ライトなコメディを名優が楽しんで演じている。モーガン・フリーマン演じるギャングの映画オタクっぷりが素敵。背景がボクシングジムというのもくすぐられる。オスカーはこいつで獲ったのだものね。映画愛のかたまりの良作。背景がタランティーノが描いた70年代ハリウッドであることを意識せよ!
暇つぶしには充分な感じ
ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンという私の世代では大御所三人が共演のハリウッド映画界を舞台にしたコメディ作品です。
ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、の二人の元気な姿を見れたのは良かったですがモーガン・フリーマンはかなりの老いを感じました。
コメディとして緩い作りですが気持ちを穏やかにして見れば楽しめます。暇つぶしには十分かと。
エンドロールを最後まで観ましょう
1970年代のハリウッドで、映画プロデューサーのマックス(ロバート・デ・ニーロ)は、「尼さんは殺し屋」が猛抗議を受け上映中止に追い込まれた事も有りギャングのレジー(モーガン・フリーマン)への借金返済に苦悩していた。そんなマックスが思いついたのが、危険な撮影で死亡事故を起こし保険金を手にするという禁じ手だった。マックスは往年のスターであるデューク(トミー・リー・ジョーンズ)を老人ホームから連れ出し、主演として映画撮影をスタートさせる。撮影の目的は撮影中にデュークに死んでもらうことだった。しかし、マックスの目論見は外れ、デュークは思いのほかしぶとかったために撮影は順調に進み、素晴らしい映像が撮れてしまうという話。
ベテラン3人の活躍が素晴らしい。コメディのあるあるでハプニング続発が楽しい。
女性監督役のケイト・カッツマンが美しかった。
エンドロールの途中から、尼さんは殺し屋、が流れるので最後まで席を立たないようにしましょう。
3人のアカデミー賞大スターを感じよう。
アカデミー賞受賞履歴は次の通り。
⭕️助演男優賞 1993年『逃亡者』
⭕️主演男優賞 1980年『レイジング・ブル』
助演男優賞 1974年『ゴッドファーザー PART II』
⭕️助演男優賞 2004年『ミリオンダラー・ベイビー』
映画ファンなら、言わずともそれぞれ誰が受賞したか分かるはず。これ以外にも3人が演じた映画にはアカデミーに匹敵する数々の名作、傑作がある中、彼らでさえ、実はアカデミー受賞は意外と少ない。大の映画好きが、現実にあがきながら、夢を捨てられず、頂点を極めるために奮闘する...そんな映画だ。
ちなみに日本の映画宣伝のせいか、偉大なる大スターをジジイ呼ばわりするのは許せない。
何か思い出した!
メル・ブルックスの「プロデューサーズ」や、「ゲット・ショーティ」「ビー・クール」混ぜればこんな感じかな? エンドロールは、「グラインド・ハウス」の、「マチェーテ」の様に、尼さんの殺し屋物お願いします
全74件中、41~60件目を表示