「いくら好きでも相手が結婚していたら、ハッピーエンドは望めない」明け方の若者たち ウィリーさんの映画レビュー(感想・評価)
いくら好きでも相手が結婚していたら、ハッピーエンドは望めない
この映画は学生から社会人になる不安と希望。そして恋愛が入り交じる。
若さと馬鹿さで暴走する気持ちで婚姻関係にある人に恋に落ちる。
婚姻の何たるかも無視して恋に没頭する気持ちは誰しもあるものだと思う。だから、人間は愚かなのである。
その愚かさを愛おしく愛せる年齢にもなると、羨ましくも思える。
ただその事を若さの至りだとは正直思えない。幾つになっても恋心はあるもので、恋愛に対して悟りを開くなんて事が滑稽と感じた。
結婚はゴールではなく、スタートでしかなく、互いに育むものと気付くまでの葛藤を描く。
人にもよるが、年齢を重ねてもこういう気持ちはずっとあると思うし、思っていたい。
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