99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIEのレビュー・感想・評価
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このシリーズ、松本潤は良いですね
テレビの番宣につられて観ました。映画館で観て良かったです。
杉咲花、木村文乃、そして過去のレギュラーも皆存在感がありますね。
トリックも驚きでした。
西島さんも流石で少しウルっときました。
ギャグものと見るか法律系映画と見るかでも評価は違うかなぁ(詳細本文)。
今年213本目(合計277本目)。
弁護士を扱った映画で、一部刑訴法(刑事訴訟法)や専門用語の話も出ますが、リアル弁護士の方が見に行くというのは(リアル人口比として)レアで、上限で行政書士レベル(刑法などは初歩のみ学習する)くらいじゃないかな…と思います。
内容としてはもうこれ、誰が犯人だのトリックがどうだのということを書き始めると即ネタバレであり、そこにも変だなぁと思うところはあるのですが、そこを採点対象にするとネタバレであり(減点度合いから逆にわかってしまう問題を抱えている。実はツッコミどころはそこそこある)、そこはばっさり省略します(他の方のレビューにも書いてありますし)。
上述通り、一部専門用語が出るものの、他の法律系映画と比べると抑え目で、知らないとわからないという状況は起きにくい(一部あるものの、それは下記で)一方、その事情から俗にいう「大衆ドラマ」の映画化という域を出ない一方で、法律を扱う映画なのは事実なので、そこをどう割り切るか(ギャグ映画と見るのも可能だし、法律系映画と見ることも可能だし、ドラマ版の延長と見るのも可能だし、複数の見方が可能)でかなり評価は分かれるんじゃないか…と思います。極端にマニアックでも理解が難しいですが、ちょっと肩透かしを食ってしまったかなぁという感じもします。
とはいえ、結局年末年始は数が少ないですし、ドラマ版もあるので、その延長線上と見れば「最低限のクオリティは担保されている」と見ることも可能で、「極端なハズレはひかない」(もちろん、ドラマ版を見て納得している、という前提で)という点では安心作ではないかと思う一方、極端に推せるか?というと微妙(結局、ドラマ版が好きか、出る俳優さんが好きかなどに帰する)なところもあるかなと思います。
採点は下記が気になったところです。
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(減点0.3) 「犯人隠匿罪に時効が成立している」の部分。
リアル世界でもいわゆる逃げ得が指摘されていたこと、また厳罰化の流れを受けて、一部の刑は時効そのものがなくなりました(主に死刑に当たりうるような罪。また、それに匹敵するものも概して長くなりました)。
ただ、俗にいう厳罰化の流れはリアル世界でも事実だったので、中には「全部、時効がなくなった」と思う方もいるかもしれませんが、犯人隠匿罪は3年で時効にかかります。
ですから、「時効が成立している」のは正しいのですが、そこは説明もいるかなぁ、と思います(この手のドラマは、結局誰かが殺されるような展開が普通で、殺人罪などには公訴時効が撤廃されたため、それらと混同したり、類推して「全部撤廃されている」と考える人も出ても仕方がない)。
※ 現実問題、すべての刑事事件に時効の概念を撤廃すると、証拠などを保管する場所を確保することが難しいという問題があり、「全体的に長くして、特に凶悪なものだけ無期限にした」状態ですが、それでも「概して非難の度合いが低い」罪は短めです。
(減点0.1) 加害者、被害者、事務所などを中傷するSNS(おそらく、ツイッターっぽいが、ぼかされている)が書き込まれるシーン。これもリアル社会では問題視されているところです。
憲法が要請する表現の自由や言論の自由がある一方で、これらには当然「その限界」があるのであり、一線を超えると名誉棄損など別の問題(民事・刑事のどちらか、または両方)が起きることも、またリアル社会では裁判になったこともご存じの方も多いかと思います。
「加害者に対しては何をやってもよい」というのではなく、まして「度を越して「知る権利」を行使してもよい」のでもないので、一応、法律系映画という観点ではこの部分はフォローが必要かな…という気がしました(積極的にそれらを推奨はしていないが、「こういうことはやめようよ」というような発言も出てこない)。
(減点なし/他事考慮) この年末年始ですが、この映画は舞台挨拶版と一般版があり、私は後者で見たのですが、舞台挨拶版は30分それがあったようで、そのため、この作品は4つ(舞台挨拶ありが2つ、なしが2つ)が同時に11時40分に終わって出口が密になる状況が起きてます。
これももう少し映画館側も配慮して欲しいところです。
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笑いあり涙ありがスケールアップ
松本潤ほかいつものメンバーはいつも通りで定番の安心感にプラス訳あり新入りメンバーの杉咲花ちゃんがいい味を出していて見応えがあった。もともとファンではあるが何より物語のキーとなる西島さん(映画にドラマに大忙しで体を壊さないか心配)がいい。文乃ちゃんや奈々ちゃんの登場シーンも見逃せないし鶴瓶師匠の生き様も心に残った。出来ることなら杉咲花ちゃんが初登場したSPドラマを観てから本編を観る事をお勧めする。潤くんも大河で忙しいとは思うが新作ドラマが待ち遠しい
たくさん笑えて泣ける
今年見納めとなる99.9の映画
はじまり。からいい感じではじまる
いつものメンバーにヒロイン杉咲花がいい感じに加わってお笑いに花を添える(?)
奈々ちゃんも久々に見られて楽しかった
笑いながら見られてstoryの終盤で泣かされた
道枝くん。よかったです
これからの活躍が楽しみです
笑いながら年を越せそうです(笑)
松潤と香川さんは最強のコンビになりましたね
追記
テレビドラマを見てなくても大丈夫
劇団員のところがちょっと ?
となりますが全然OKです。支障なく楽しめます
すんごい結末。
【2022/1/15追記】
再観賞。
やっぱり2度目は更に面白かった。
内容もより深く理解できました。
けどやはり字幕は欲しい。
法律事務所の面々のわちゃわちゃ。
皆キャラクターが立っていて愛らしい。というか、99.9の面々はみなキャラしっかりしている。魅力的。
深山に関しては久々にドラマ・映画でみて非常識過ぎるでしょと思うし2度目の今回も変わらないけれど、
佐田へはなんだか、甘えてる感じがして可愛らしかった。ちゃんと佐田も受け止めているし、佐田も深山にバカを晒す。いい関係。
最初シリーズのバチバチが嘘みたい。
変わらず違和感なのは深山の真実発覚後のセリフ。CMでもやっている、寅さんのような昭和濃いめの一言。
何故ー??
映画化してファイナルが多いけれど、この作品はずっと続いて欲しい。
#映画999で深山ブルー
【以降初回観賞】
相変わらずの斑目法律事務所の面々のやりとり。
現実にはあり得ないくだけ感、わちゃわちゃ具合がとても楽しかった。
これこれ~
多少中弛みはあったけれど、楽しくみれました。
歴代のヒロイン、出演者ももれなく出てきて。
そしてほんの少しだけホロリも。
ただ結末が個人的にはビックリした。
99.9は人は亡くなるけど絶望感は少なめと感じていたけど今回はなんだか、真犯人ビックリ。。とにかくそれだった。
この作品は事件解決の痛快さ半分、わちゃわちゃの面白さ半分、50:50と自分では思っている。
わちゃわちゃの方は皆さん早口で聞き取れないところもあった。
今度は字幕版でみたい。
二度みるとまた理解度が深まり面白くなりそうだなと感じました。
ただ改めてみて、深山の非常識な態度、数々の失礼な言動に皆さん寛容すぎやしませんか?、と感じてしまった。
『奇才は何かが欠落している』
そのまんまの人。
現状世界では間違いなく佐田先生のが人間ができている素敵な大人。
初日舞台は松本さん、香川さん、杉咲さんがとても楽しそうで微笑ましかった。
【”ビィシッ‼️”】
僕は、「99.9」のドラマが好きで、ほとんど観ているはずなんだけれど、理由は、榮倉奈々ちゃんや、木村文乃ちゃんが好きって他に、法廷ドラマで、特に冤罪を扱うと重くなりがちで、観る側が過度に感情移入しがちなところを、オヤジ・ギャグを含めたユーモアや軽妙な語り口で、過度な感情移入をさせずに、ストーリー全体の展開を印象付けて、更に…、
(以下ネタバレ)
主要なる登場人物に客観的に自分を重ねやすくして、謎解きとは別に、想像力の働く余地を、観る側に残しているところだと思う。
今回の、ワイン毒物混入事件は、和歌山カレーヒ素混入事件からヒントを得ていると思うけれども、状況証拠だけの公判は非常に危険だと改めて考えさせられるし、この作品のワイン毒物混入事件の真相に直面したら、その立場だったら自分はどうするだろうかとか考えさせられもする。
実は、Netflix映画「消えない罪」も似たような感じで、本来はどうすべきなのか、実際は、どうするのかなど問いかけは少なくはない。
更に、南雲であれば、南雲の娘のエリだったらとか、考えることは沢山あるような気がする。
舞台挨拶で、松潤が、浄化されるようなストーリーだと思うと言ったのは多分にそうした意味が込められていると思う。
まあ、でも、楽しいよ‼️
年末年始に向いていると思う。
“ビィィシッ‼️”
杉咲花ちゃんも良かったよ‼️
テレビドラマの域を出ない映画
テレビドラマの劇場版はよくあるけど、ここまで地味な仕上がりの劇場版もなかなかないと思う。安っぽくありふれたトリックとよくあるストーリー展開。そしてしつこいくらいの寒いギャグ。エンドクレジットで監督とトリック監修に仲間由紀恵のトリックのスタッフが関わってると知り妙に納得。それにしたってキャスト以外は明らかな低予算映画。もう少しお金かけてもいいんじゃない?って思えるほどに低予算感満載。テレビドラマ時代にヒットした作品だから予算少なめでいいよね?って声が聞こえてきそう。だからテレビドラマの劇場版て結局「テレビでいいじゃん」てなっちゃうんじゃないか、とか思ってしまった。
ちなみにこのシリーズは初鑑賞だったけど、主人公の掴みどころのない性格がどうしても馴染めなかった。とゆうか2時間じゃ伝わらなかった。シリーズ好きの人はこれこれ〜って思うのかな。
ドラマの面白さを損なうことなく、杉咲花の新ヒロインもいいキャラ
昨日強行軍でSPの録画を観ての鑑賞。こういう映画連動のドラマ、いつも思うけどどうしてちょっと間空けてくれないかな。
SPが前編でこの映画が後編と言ってもいいくらい密接に関わっていますが、どうせこの映画観る人で完全新作SP見逃す人いないでしょ?ただ面白いと話題になってから観ようとする人にはハードルが上がってしまいますね。
さて、映画化すると聞いて見たポスターに杉咲花がドーン!と出ていて榮倉奈々が帰ってくる訳でも木村文乃が続投する訳でもないのか・・・もうちょっとキャラクター大事にして欲しいなあと思っていましたが、SP版で今回のヒロインを一気に気に入ってしまいここまで振り切ってるなら面白いからいいや、となりました。
ドラマのゆるい雰囲気はそのままで、西島秀俊投入によるシリアス増しでいい作品に仕上がっていました。ドラマをリアルタイムで追っていた贔屓目もありますが、今年最後の映画館での映画として十分満足でけました。
しかし西島秀俊と香川照之話してるとMOZU思い出しちゃうんですよね。南雲親子はおかえりモネ思い出しちゃうし・・・。まあここは面識ない設定ですが。
SPドラマで予習は必須だよ。
映画館に行く前にSPドラマで予習しておいて大正解。今作のキーマンである西島秀俊が演じるライバル弁護士南雲と杉咲花ちゃん演じる新人弁護士河野を知ってるか知らないかでかなり違うと思います。西島君が敵役なんて滅多に無いから、どんな展開になるのか楽しみに着席。
今回扱う事件は15年前の殺人事件。当時の担当弁護士は南雲。解決方法はいつも通りの再現検証。15年も前のこと再現するのは不可能だと思うけど、深山にはやれちゃうんだな。そこは突っ込まない。相変わらずのダジャレ満載で笑えた〜。南雲と娘の関係は泣けた〜。やっぱり西島君、悪い奴の役じゃなかった。事件も納得の結着。
ドラマの映画版として、とっても良くできてたと思います。シアター内も笑いが途切れなく、大満足でした。
予習は必須だけどね。
TBSがこの作品に力を入れてるのがひしひしと感じます。
SPを見逃した方も入りの数分ダイジェストをサラッと見せる事で映画だけでも充分楽しめる作りに仕上げられていると思います。(もちろんSP見たほうがより楽しいですけど)
南雲のキャラをSPから更に成長させて物語を深くしている脚本は見事だと。
大人も子供も楽しめる素敵な作品。
茶番すら素直に受け入れられるのはここまで長い事積み上げられた物語の賜物。
SPで崩れ掛けた佐田さんの親娘関係も見事に回収。
TV版同様様々なゲストもアクセントとなって最後まで飽きさせません。
このキャストに新たなキャラも加わって3期やる事は間違いないと…(予想)
やめ検がラスボスになるのか?味方になるのか?
楽しみですね。
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