「ナチスが台頭する前のベルリンを舞台に描かれる、ドミニク・グラフ監督の日本初公開作品。」さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
ナチスが台頭する前のベルリンを舞台に描かれる、ドミニク・グラフ監督の日本初公開作品。
ドミニク・グラフ監督作品の日本での公開は、この映画が初めてとなるらしい。
178分の尺があるため、紆余曲折はあるが、作家志望の青年ファビアンと、女優を夢見るコルネリアの恋の行方が物語の中心となる。
しかし、あのラストシーンは何だったのだろうか?
カナヅチ?最後に仕立てられたアクシデントによって、この映画のストーリーは、完全に意味不明となる。
途中の話は享楽的な生活の話で、ファビアンの心理的な背景を描いているに過ぎない。
さすがに長いため、二度寝落ちてしまった。
きついシャレなのか?よほど、ハッピーエンドが嫌いなのか?
コルネリアは毎日午後3時にカフェに来て待ちぼうけでした…ということか。
この映画が原作どおりなのかは知らない。
ただ、ラストシーンにそれを持ってくるなら、尺は90分で十分だろう。
長い時間をかけて、しょうもない終わり方は、ちょっと時間の無駄だ。
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