「長い。退屈だった。」さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)
長い。退屈だった。
昨夜、3、4時間しか眠れなかった。そのためか映画が始まって暫くしてから、5分寝てしまった。
原作者のケストナーは名前だけ知っていて、その小説を読んでいない。ナチス政権下、禁書と認定され、目の前で梵書された体験を持つ。
チラシにはケストナーが書いた唯一の大人向けの小説で、最高傑作と謳っていた。それで鑑賞する気になったが、長すぎで退屈してしまった。主演の男優と女優の演技は良かった。いかんせん、監督が私にはつまらなかった。偉大な小説は読書にかけた時間と同じ位の上映時間が必要との考えらしい。
そうすると「カラマーゾフの兄弟」の上映時間は、半日要することになりそうだ。ミステリーの要素があるからなんとか我慢できるかもしれない。
原作を一度読んでから最終判断をしてみたい。3時間超えの作品なので、覚悟が必要だ。
コメントする