「監督は気楽に観てくださいと言うけれど、、、」偶然と想像 るーさんの映画レビュー(感想・評価)
監督は気楽に観てくださいと言うけれど、、、
見終わってから、自分なりの解釈をしたり想像したりして、なんだか迷路に迷った感じになってます。
1話目(魔法〜)のラストで、2通りのシーンが良かった。そして最後の最後に、カーン、カーンと工事音が響いて、古川さん役の女子の心を自分で叩いてるように感じました。工事中の渋谷?の街並みをスマホで撮って、この風景もまた変わる、そして私も変わるーみたいな。
2話(扉は開けたままで)教授がミセス大学生の声を誉めた辺りから、彼女の瞳や声に輝きがまし、自信に目覚めた感じがとても良かった◎
バスでのセフレとの再会は最初に突っぱねて、よし!いいぞ!と思ったのに、、、
なんなら教授を探しだして、2人で幸せになってほしいぐらい。
3話(もう一度)仙台にすむ主婦に違和感。息子のフィギアに触らせない(じゃあ客間?に置くなって)
「お帰りなさい」って言ってなかったのに「お客さまに挨拶して」って???
裕福なのに、なんだか寂しそうな感じはありましたが。
いやはや、続きなんかを誰かと語りたくなる映画でした。
シューマンのピアノ曲「子供の情景」も淡々と優しい感じで映画に合ってて良かったです。
今晩は
今作は「ドライブ・マイ・カー」を鑑賞し、余韻に浸っていたので鑑賞しましたが、三作ともとても面白く。
短編で勝負する場合、脚本の力は大きいと思うのですが濱口監督の脚本及び無名の役者さん達の演技も素晴らしく。
アーティスティックな邦画を牽引していく監督の力量には参りました。
(しかも、私より少し年下・・)
邦画界をグイグインと牽引して行って欲しいと思いますね。では。
るーさん
コメントを有難うございます。
玄理さん、「スパイの妻」に出演されていたのですね 👀 ミステリアスな雰囲気の女性の存在を覚えてはいましたが、確かに玄理さんでした。(検索しました ☺️ )るーさんのコメントで初めて知りました 😆 有難うございます。