「居心地のわるい渋谷で見る罠」偶然と想像 イコンさんの映画レビュー(感想・評価)
居心地のわるい渋谷で見る罠
場違いなシブヤ 中でも、デエッキライなル・シネマに出向いたのは、この映画を見るため
脚本を読み込んで、役者の内在的な創造力を促す濱口メソッド
役者とは駒の一つと割り切って、おのが世界の純粋構築を計る監督たち(ヒチコック、小津)
前者には俳優たちの高度な技が必要とされるから、世評が高い前作は失敗作だと思っていた。
3作の短編からなる、この映画
第一話は すこぶる居心地が悪い それが二話では少し軽くなる そして三話では のぞみ と高揚していく 巧緻な仕掛け
そして これを渋谷で今 見ている仕掛けに気付かされる。
2021年の締めくくりに この映画に出会う それは来る年への のぞみ と写った。
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