「会話の内容が入ってこない。」偶然と想像 はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
会話の内容が入ってこない。
偶然と想像が織り成す独立した3つのストーリーで描かれるオムニバス作品。それぞれ掘り下げたらおもしろそうだけど、ほぼほぼ1対1の会話劇が続くので正直退屈してしまった。濱口監督のスタイルなのか、うまい役者さんでないと大惨事になりかねない抑揚をつけない独特のセリフ回しも、確かに印象的ですけど私はハマらずです。
3本ともなかなかマニアックな展開で要は、偶然は必然であって、想像がいつの間にか現実になるみたいなことなんですかね。3本目の「もう一度」はまさにそんな感じでした。
オムニバスなのでテンポはいいはずなんですけど、なんかやたら長く感じてしまった。会話の内容も途中から興味なくなってしまって惰性で聞いてました。
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