「梅×彦の○○モノとしても、、、」仕掛人・藤枝梅安 スキピオさんの映画レビュー(感想・評価)
梅×彦の○○モノとしても、、、
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池波正太郎の時代劇。最近、鬼平犯科帳はアニメにもなっていますし、今回トヨエツが梅安とのことで、劇場へ。
ストーリーは原作の「おんなごろし」をアレンジしていると思います。梅安と彦次郎の二人の仕掛人に、別々の蔓(殺しの元締め)から依頼された事案が、複雑に絡み合うサスペンスになっています。
女優陣はヒロインの「おみの」の天海祐希は色っぽいのですが、所作が力強いので好き嫌いが分かれそう。菅野美穂は可愛い年増を、という感じなのだろうが、、、もう少し「したたか」な部分を出すか、甘々感を出すか、梅安が側に置いておこうと感じる何かが欲しい。
文句なしは、通いの飯炊ババアの高畑淳子。シリアスなシーンの連続のなかでの、良い「抜き」になっています。
男優は秀逸でした。トヨエツは相変わらずの色気がたまらん。脇も良い。板尾の悪代官役はどハマりですね。まあ若い頃はリアルにヤバかった人ですが、こういう役どころは見事。
何よりも、彦次郎の愛之助。これもコッテリの艶っぽさ。
冒頭から梅安と彦次郎がイチャイチャしていて、途中から梅・彦のBL設定で楽しんでいました。炬燵で寝る彦様に上着をそっとかける梅様!む〜尊い!料理対決も良かったね〜、鰹節だけの素朴なお粥を彦次郎が振舞えば、梅安はお師匠直伝の鍋。
で、ラストは二人で東海道をお伊勢参りですと!なんと、弥次喜多in deepオチかよ〜、椅子からズリ落ちそうになりました。。。。
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