ひらいてのレビュー・感想・評価
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山田杏奈さんが可愛らしい
愛はたとえのことが好きだった。
しかし、たとえには美雪という恋人がいるとわかって、愛はショックを受けた。
そして、愛はたとえに近づくために美雪と仲良くなることにした。
愛は美雪の初めてを奪って、たとえにそのことを話しても、たとえと美雪の仲は良いままだった。
だから、愛はたとえに自分の想いを言ったが駄目だった。
そこから、愛の生活は荒れていった。
愛はたとえを振り向かせるために美雪を利用していたと言ったが、美雪は愛と仲良くしたいと言ったという内容だった。
愛は自分の思い通りにするためには何でもする悪女だなと思いました。
思い通りにならないからって他人に八つ当たりするのは違うと思います。
山田杏奈さんの演技すごかったです。喜怒哀楽が表情に出ていてすごく良かったです。
「彼女がすきなものは」でもそうであったが、山田杏奈には惹きつけられ...
「彼女がすきなものは」でもそうであったが、山田杏奈には惹きつけられるものがある。ストーリーはシンプルであるが、演出・せりふ回しで最後まで楽しみました。
若く鋭利な愛の行く末には何があるか
【愛】を演じた山田杏奈が、本当に劇的に見事で苦しくなる。
透明感の中にある澱んだ深く暗い闇。
若く未熟で、暴力的で大胆で、馬鹿馬鹿しいほどの瞬発的な感情の爆発。
止められない高揚と哀しみの中にある飢えた欲望が、
山田杏奈の全身から溢れ出ている。
【たとえ】にはジャニーズのHiHi Jetsの作間龍斗、
【美雪】を演じたのは芋生悠。
それぞれの個性が光る配役だった。
『愛する人を手に入れられないなら、愛する人が愛する人を奪い手に入れる』
嫉妬という解りやすい方程式ではない。
嫌悪感なのか憎しみなのか、悔しさなのか惨めさなのか、愛おしさなのか∙∙∙
解毒できない感情が全身を蝕んでゆく。
この不思議な感情が素晴らしく映像化されていた。
共感できない人は全く意味不明な映画だろうが
「自分自身にもわからない もどかしい苦しさ」は
思春期に誰もが感じたことのある感情ではないかなぁ。と思う。
人の深ーーーーーーーーーーーい部分にピンスポットを当てたような作品。
愛が美雪で濡れた自分の指を映すシーンの“間”は、本当に完璧だった。
「禁断の〜」などという簡単でキャッチーな言葉で片付けるには、
勿体無いなぁと思った。
彼女の瞳はマルチバースで、スパイラルにブラツクホールへと吸い込まれていくのだ‼️❓
山田杏奈の揺れ動く感情が手にとるようにわかる、いや感じさせられる。
いもう、名前忘れた、ボートレースと樹海村の彼女、その存在感は山田杏奈と双璧。
揺れる感情と、相反して、確信たる信念、それらが交錯して、観る者を、想像を超える彼方えといざなう。
原作者のファンなので、全て読破してるのだが、今回は原作を上回る。
それは山田杏奈ともう一人の彼女の演技の賜物。
山田杏奈は、ミスミソウ以来の狂気スレスレの演技が神レベルに到達した。
今世紀最高の演技を観るために、是非。
山田杏奈の真骨頂、清楚で綺麗な作品
2021年劇場鑑賞28本目 秀作 69点
彼女の好きなものはで山田杏奈さんに興味を持ち鑑賞
個人的にこっちの方が断然好き
夕立ダダダダダッ好きすぎる、あの衣装に制服に初々しく踊ってる姿にそれのカメラワークに疾走感、尊い
大人しい女の子役の子演技良かった非常に、いるよねあーゆー子
男の子も淡々とクールで上手だった
山田杏奈さんがノート配るシーンで男の子のノートを一番下に持ってきて最後に配るの、当方あーゆーあるあるだよねみたいなカットはなんだか俯瞰から見ちゃって共感出来ないたちですが、もうグサグサに刺さった。
あの時僕にしか聞こえない音でずきゅんって、心が言うてましたわ、
是非
「山田杏奈今年4本目」
今年93本目。
今年2月に「樹海村」「名も無き世界のエンドロール」「哀愁しんでれら」と山田杏奈3本見て今年4本目。今最も注目している若手女優です。
公開から2か月経っているので少し触りを書くと、作中のバックに流れる、すずめの鳴き声、木々の揺れる音、鳩の声など自然風景の音が非常に心地よく感じました。
この音によって作品をゆったり見れるのと同時に、作品に没入出来、凄い効果音取り入れたなあと感心するばかり。
また山田杏奈、芋井悠の体当たりの演技に魅了されました。
全然思ってたんと違うけど
観てから気づいた。予告編すら観てなかった(ポスターの情報だけで鑑賞)。
なので、あの展開には驚いたし、主人公には嫌悪感すら覚えたけど、終わる前には山田杏奈の虜になってしまった。
ありがとう。
余白が際立たせる性春
ドキュメンタリーのように、余計な演出音がない中で、純粋で、残酷で、退屈で、そしてジェンダーレスな性春が鮮やかに描かれた。
何者でもない自分への焦燥感、アイデンティティを求める自分、その体現の仕方は、愛、たとえ、みゆき、其々のスタイルで開いていく。
私自身、たとえにとても似ていた高校生で、もっと早くか「ひらいて」いたら、どんな人生だったかと、暫し想いを馳せた。
淡々とした展開の中に仕組まれた緊張感のある画面、セリフ、シナリオが、秀逸。
山田杏奈と綿矢りさの限界を感じてしまうけど
山田杏奈は超絶美少女だよね。でも超絶美少女役しかできないという弱点があるの。
そこをなんとかしようということなのか、クセのある原作映画に出ることが多いかな。
本作もそうで、いや頑張ってるなとは思うんだけど、山田杏奈の顔をアップで映されたら、それを超える演技って難しいよね。
原作もどうなんだろう。綿矢りさ作品は当たり外れがある気がするけど、これは当たってないんじゃないかな。
芋生悠は良かったね。これだけ可愛かったら友達できないとかないよ多分。
作間龍斗はモテるだろうな。なんせ山田杏奈の下着姿にビクともしないからね。これは、モテる。
話は、ずっと不穏な雰囲気が続いてて良かったな。「山田杏奈なにしでかすんだ」って観ていられた。
深みがなかった気がするんだけど、それは綿矢りさの責任だからね。
山田杏奈も化けた感じはなかったけど、超絶美少女はスクリーンから消えて欲しくないから、なんとかなって欲しいな。
山田杏奈は凄えな。
山田杏奈の女優魂を無理矢理輸血されたような衝撃。
JK同士の性行為(露骨表現失礼)ばかり話題になるが
全ては山田杏奈の眼に殺られた。
正直、物語は不時着の連続だが
スッキリしなさもこの年の女の子の感情か。
悪い女の中にあるちょっとした答え。
それを見つけるのが楽しい作品。
タイトルなし
その時期のその感情
女子がみんなそれを持ってるわけではないだろうということもわかるし、とても残酷だったりそれが正直だったり。そしてそれをみんなが肯定理解してくれないのもわかるけど、その時期にしかない輝きの一部なのかもしれない。残酷だけど美しく自分も周りの人のことも傷つける。
ふわっとして掴みどころのない作品
原作未読。
そもそも、綿矢りさの作品自体手にした事が無かったのだが、原作を読んでいたとしても果たしてどうだったろう?
女子2人がバイセクシャルというか両刀使い。
そういう素養があった、という一言で片付けるのは簡単だが、具体的に描かず、
そこに至るにはどんな成長過程があったのだろう? と受取り手(観客側)に考えさせる余地を広めに取っているシナリオ展開が印象的。
象徴的なのが、2人が憧れるたとえ君(作間龍斗)を含め、主要な3人がいずれも片親しか登場しないが、
もう片方の親の現状やその関係性を敢えてサラッとしか触れていないながらも、ところどころに盛り込んで来るところに「ここに鍵があるのでは?」と観る側の興味を掻き立てる。
そういう意味では観客の感受性に委ねられる作品かな、という印象。
作中のセリフにもあるが愛(山田杏奈)の眼の演技も心に残った。
それにしても、山田杏奈がレズ行為とは驚いた。しかも、下着姿にまでなってとは・・・
相手役の芋生悠ともども可憐な2人なので絵面は綺麗で良かったが、ともすれば、作品全体の評価を決めかねない重要シーンだけにイヤラしくない撮り方をしたカメラワークも含めて、あっぱれと言いたい。
官能文学ドロドロ恋愛映画
よくある学園物の恋愛映画なのかな?と思っていたら本格的な官能的、文学的なドロドロ恋愛映画でした。自分はやはりエンタメ映画が好きなので自分の好みと正直合わなかったです。
ただ山田杏奈と芋生悠のかなり体を張った演技は評価したいと思います。
愛情の横滑り。
トレイラー見ただけ、予習なしで見ました。
キャスト役者が良い。
凝った演出は少ないけどかなり見ごたえあったし、ドキドキした。女性の監督脚本ならでわなんだと思う、もちろん原作も良いのだろう。
ぼちぼち刃傷沙汰になって終わるのかと思いきや粘る粘る、、あくまで日常から逃げないのが凄い。
好きな人が好きな人を好きになるとか、悪戯のつもりが本気に、、主人公の満たされない気持ちと、興味とで始めた行動だったが愛情の地滑り、横滑り的な事故物件。
まぁ、人を好きになる条件ってそんな事かもなぁと思い、自分のなかのアルアルボタン連打してしまった。
終わり方もかっこよい。
2人が主人公を否定する件が唯一ぴんと来なかったが、私自身が主人公側の自分しか愛してない人間だからなのかもしれない。
年末忙しくて久々見た映画が当たりで嬉しい。
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