「「ひらいて」の解釈」ひらいて マサさんの映画レビュー(感想・評価)
「ひらいて」の解釈
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芋生悠さんの出演と綿矢りささん原作ということで鑑賞しましたが、期待以上の作品でした。
山田杏奈さんの愛、芋生悠さんの美雪の演技が対照的で自分がたとえならどういう態度を取るか考えてしまいました。
タイトル「ひらいて」は愛だけでなく、美雪とたとえの3人全員に秘められた言葉かなあと鑑賞後に思いました。愛の歪んだ感情は確かに痛いなぁと最初は思いましたが、逆に自分の感情に正直とも言えます。美雪とたとえは自分の置かれた立場を誤魔化すために一緒にいるとも考えられるのでは?そういう意味では「ひらいて」は高校生から大人になっていく3人へのエールとも理解できるかなあと考えました。最後の愛の台詞はひらいたのだと思います。
山田杏奈さんの目と芋生悠さんの目がとても印象的でした。芋生悠さんの幸の薄い演技には男性はどこか引かれてしまう魅力があります。今後が楽しみな女優さんです。
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