「この映画は浦島太郎の玉手箱だ」Arc アーク hssyowa40さんの映画レビュー(感想・評価)
この映画は浦島太郎の玉手箱だ
一つ気になったのはリナの娘のハルは何歳の時の娘だろうか?ということ。
リナの誕生日サプライズは90歳だったが25~30歳位に産んだとしても外見7歳でも実年齢60歳前後のはずだけどずっと子供のまんまなんだろうか?
いくら不老化の手術を受けたとしても病気になったり事故に遭ったら結局死ぬのではないのだろうか?
不老化をリナが選択している間の映像はモノクロになっているのは何か意味があるのだろうか?
リナがテロメアの注入をやめた時、ハルもテロメアの注入をやめたのだろう。大人になっていた。そこからの映像はカラーに戻っていた。
死があるからこそ生に意味がある、というのはそれしか選択肢が無かったときの考え方で不老化が可能になってからはまた新しい価値観が生まれる、というのは確かにその通りだと思ったが、最終的に永遠の生(これを体験している人がいない以上想像するしかないのだが)よりも老いて死ぬ事を選んでしまう、というのがやはり普通の考え方なのだろう?浦島太郎も最終的に玉手箱を明けてしまう。
なぜなのか?と考えるに変化のない事は死よりも恐ろしい事だと我々が思っているからではないだろうか?自分なら永遠の生は得てみたいと思う。戦争とか巨大隕石の衝突で地球滅亡とかは体験したくないが、どれだけ科学が進歩するのかは見てみたい。車は空を飛んでるのか?ロボットが仕事をして人間は働かなくて良くなるのか?
飽きればテロメアの注入をやめれば良いだけだ
劇中で「不老不死ハンターイ!」と叫んでいた者です。
不老不死、実際に可能になったら自分は受けますね。
250回ローン組んでも。
永遠にテロメア注入しなくちゃいけなくても。
でもそれは、俺が独身だからなんじゃないかなと思う。
結婚して子どもがいれば、そうは思わないかも。
だって、子どもが命を引き継いでくれるじゃん。
命の引継ぎができない人には不老不死しか選択しないし!
まあ、そうなるわな。
当方56歳独身、結婚のチャンスもないし、子ども作るチャンスもゼロ。
ああ!不老不死技術、早くできないかな!?