劇場公開日 2021年6月25日

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「これはSF?」Arc アーク caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0これはSF?

2021年6月30日
Androidアプリから投稿

意味不明なストーリーが延々と続く。
前半と後半でストーリーは分断され、後半はなぜかモノクロ映像になる。
建物や設備は昭和に戻ったかのように前近代的だが、テーマは不老不死の医療技術が開発されるというSF的な内容だ。
“空想的ストーリーが延々と続く。そのような未来は決してやってこないと思われるが、緩慢にストーリーは続いていく。
話はオチに向かい、意味不明なカットとセリフは、さらに積み重ねられていく。
100年を2時間で描く。実際には2時間だが、居眠りしていても時間は進まない。
結論は、生き続けることが幸福ではなく、死もまた、人間にとっての幸福ということなのだろうか。
まわりの人が死に絶えた後に、生き続けるのは辛いことなのかもしれない。
原作は読んでいない。描かれている世界観もよくわからない。
見ているうちに、自分が浦島太郎になってしまいそうな気分になった。
石川監督の「蜂蜜と遠雷」はシナリオ、キャスティングとも素晴らしかったですが、このSF作品はちょっと評価しづらいですね。
次回作に期待しましょう!

caduceus