「不老不死を選択出来たら」Arc アーク アローさんの映画レビュー(感想・評価)
不老不死を選択出来たら
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テーマは「不老不死」。予想以上に深く考えさせられる映画でした。前半は不老不死に繋がる技術で、死んだ人を保存するお話し。これが、やたら長いし意味不明なところが多い。仕上げに紐を使う儀式や、死んだ人を生前のまま残しておきたい需要ってそんなにあるのかなあ?とか。後半はようやく生きた人間への不老不死のお話し。第1号がリナ(芳根京子)。ほとんど白黒で雰囲気出していて良かったです。年齢の関係をよく考えて観ていないと、戸惑います。リナの娘が成長しないのが、おかしいと思いました。ラストは矢継ぎ早でしたが、リナは最後を迎える事を選んだのでしょう。「死があるから生がある」「始まりがあれば終わりがある」というセリフが印象的でした。芳根京子さんの演技は鉄板で素晴らしかったし、脇を固めた小林薫さんと風吹ジュンさんの演技もいぶし銀で良かったです。
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