「前衛的、アングラ・・・どうなんだろう」Arc アーク 51さんの映画レビュー(感想・評価)
前衛的、アングラ・・・どうなんだろう
芳根京子のファンです。
あくまで個人的な意見で、すみませんが勝手なことを書きます。
はじめの部分で芳根さんが踊りを始めたとき、
「この監督はこの路線で製作するのか。」と思いました。
でも、どうなんでしょうか、
あのステージでの女の子たちの狂気の踊り。
芳根京子の自己崩壊的な踊り。
・・・アングラ、前衛的という言葉を思い出しました。
家に帰りnetで調べてみると、
アングラは 「商業性を無視し、独自の主張をする前衛的で実験的な芸術」
前衛的とは 「芸術活動で、既成の概念や形式にとらわれず、先駆的・実験的な表現を試みること」
と書いてありました。
「アングラ、前衛的な表現」も一つの芸術ですから存在意義は分かりますが。映画の中で流すには難しいと思います。
少し前、尾野真千子も「茜色に焼かれる」で踊っていましたけど、ストーリーの中に組み入れるのは難しいと思いました。
※ ※ ※
・構成も、最初のアングラ的な部分とノーマルな部分、そして白黒(モノトーン)な部分と、分かれていたように感じました。
・終盤の小林薫と風吹ジュンはよかった。
ある意味、流れを引き寄せたというか。
・芳根京子は変に冒険させないでほしいです。
「居眠り磐音」・「今日も嫌がらせ弁当」・ 「記憶屋 あなたを忘れない」・「ファーストラブ」なんかが好きです。
芳根さん、公開発表の場で感極まっていましたけど、
俳優さんだからしかたがないのかもしれませんが、あまり思い込まないでほしいと思ってみていました。
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