劇場公開日 2021年3月5日

14歳の栞のレビュー・感想・評価

全62件中、41~60件目を表示

3.5何かあるというわけでもないのに

2021年6月13日
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ある中学校の一クラス生徒一人一人もれなく追ったドキュメンタリー作品。
第三者が介在したらドキュメンタリーにならない、というのは大きな勘違いで、マイケル・ムーアの主義主張がショーのように繰り広げられるのもドキュメンタリーですし、樹木希林の晩年を追ったドキュメンタリー映画に至っては撮られている樹木希林本人からそのまま撮ってどうするのと叱られる始末。
だから知らない大人にカメラを向けられてちょっと飾った言葉を言ったとしても、本当はしないようなことをしたとしても、それはそれで彼らから出てきたものなので嘘でも演出でもないのです。
話が逸れましたが、不登校の子がいても、車椅子の子がいても、他の人と同じくらいの尺で流されていき、先生なんかだと手のかかる子は重点的に気に掛けるのかもしれないのですが、第三者ならではの平等で描けていてそれが面白かったです。

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ガゾーサ

3.0不思議な出会い

2021年5月29日
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鑑賞方法:映画館

緊急事態宣言中の休日で、出かける先もなく映画でも見ようと、収容人数の少ない映画館での上映作品をネットサーフィンしていた。池袋のシネマ・ロサという映画館が営業をしていて、カサブランカを何十年ぶりに鑑賞しようか迷っていたところ、ドキュメンタリースタイルの中学2年生を題材にした映画に目が止まった。河原の桜の木の下で集合写真を撮っているタイトル画面に引き付けられたのか、この映画を見ることに決めた。
映画が始まる直前、この映画はどこが舞台になっているのだろうか、と疑問が湧いてきて、まずは場所を特定出きる情報はないか、始まって数分注意してみていたが、直ぐにそれは春日部が舞台であることが分かり、さらに映画を見進めて行くとこの夏に春日部のスーパー銭湯に遊びに行った際、レンタサイクルでぶらりと立ち寄ったあの河原の近くではないかとの疑念がふつふつと湧いてきた。
映画が終わり、近くの喫茶店で半年前の春日部での行動を確認すると、やはり映画の舞台に導かれるように行っている。丁度、ラストシーンの写真撮影がなされた数か月後、同じ場所で写真を撮っていたのが分かった。この不思議な出会い、いったいどういった意味があるのか、今現在思い当たることはない。しかし、時間がたった時、何らかの意味を発見するかもしれないと胸にしまい込んでいる。

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せいちゃん

5.0観て良かった

2021年5月9日
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中一でもなく中三でもなく中二の三学期。
この時期のリアルを観せてもらった。自分の中学校時代を思い出さずにいられない。人ってみんないろいろ考えて生きているのだと、このころに思えてたら、もっと優しくなれたかもしれない。

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むーらん

5.0私は中学二年は1番学校に行きたくない時期でした。

2021年5月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ある中学校の2年6組の三学期に密着し、35人全員を映し出すドキュメンタリー。
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この映画に出てくる全員自分と同じだし、全員クラスメイトにいた(女子校だったから甘酸っぱい恋模様はなかったですけど、、)。明らかにクラスカースト上位な運動部の子に、学校が好きじゃない地味なタイプの子に、学級委員長、頭が良い子、帰宅部の子、、.
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教室の中で楽しくなさそうな子も他のところでちゃんと笑顔を見せたりそれぞれの楽しい時間を持っていて、人生で1あの時は世界が学校だけだと思ってたから、クラスのいざこざが面倒くさくてそこに上手く馴染めてない自分に悩んでたりしてたけど、早く家に帰って何しようと思ってたそれすら大事な時間だったんだと思わせてくれる。
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1番学校に行きたくなかった中学2年でも私の今の親友の何人かは中学2年にできた友達なので、私は1番人を信じられないから友達はいらないと言っていたあの子を抱きしめてあげたいなと思った。
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あとは、担任の先生がめっちゃあーこういう先生いるわって感じで、情熱は伝わるけどなーんかから回ってる感がすごい(笑).
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せつこん

3.0あの頃を回想できる映画

2021年5月5日
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場所や空間、モノやコトそしてヒトに懐かしさを感じた。
嗚呼あったなぁ、
あんなイベント、あんな先生、あんな黒板とかとか。

映画は35人のクラスのひとりひとりにフォーカスしていくといったもの。
矛盾したグチャグチャな感情を抱えたとしごろで、
切り取られている言葉も、感情も一部であり、
半分ホントくらいなんだろうと勝手に解釈しながら観ていた。
自分も"キャラ"というものに悩んだ時期もあったなとか回想したり。

中盤ふと思ったが、
自分より10コ近くも離れた今の子たちは
SNSが当たり前となった時代において、コミュニティが自分の時代よりも増えているからあんな割り切れる子が多いのか。
どうなんだろう。

などなどいろんなことを考えながら観れる、そんな余裕のある映画だった。

ただ、欲を言えば
迷いだけでなく、その中の影を垣間見たかった。
配慮>ドキュメンタリーをあまりに感じてしまった。

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opp系男子

4.5躍動感ある映像から見えてくる「彼らの社会」

2021年5月2日
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鑑賞方法:映画館

出演している全ての子たちにとって、本作が何10年後かには一生の宝物になるに違いない、という意味で、今作の価値は揺るがないと思います。

MVを観ているようなドキュメンタリーとは思えない、映像と音楽の躍動感が溢れていて飽きませんでしたが、この演出が却って、中学生の彼らが置かれている現実と、ことばの純粋さというか、彼ら1人1人の目を通して「見ている」社会が映し出されていて、なかなか奥深い作品でした。

結構思いやりを持ち合って、優しい子ばかりなのですけど、この世代特有の、同じクラスメートや親に対しても、他者と関わり合う難しさに葛藤している感じがビンビン伝わってきましたね。

映像ではメインで映っている子たちの奥で、また別の子たちが何かをしている、一つのシーンで多層的な面が見えるのも、面白かったです。

ただ、放課後の様子で遊び場がスマホのゲームか、ショッピングセンターしか無いように見えて、部活のない子達の場所というか選択肢が少ないように見えて、考えさせられます。

NHKの「ドキュメント72時間」を観ているような、温かさも感じられる良作でした。

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HammondJ3

3.0自分の中学の時とは時代が全然違うけど、こんなやつクラスにいたよなー...

2021年5月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

自分の中学の時とは時代が全然違うけど、こんなやつクラスにいたよなー、と思いながら楽しく観てました。5年後、10年後に続編見てみたい。

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Yoshi K

3.5間違いなく今年屈指の労作だが、制作側を見せない構成にはやや引っかかりを感じる一作。

2021年4月29日
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鑑賞方法:映画館

この作品は、制作側の完成に至るまでの経過が非常に興味深いです。全国各地の中学校に企画の参加を呼びかけ、そのうち手を上げた学校はごくわずか。その中からとりわけ積極的なこのクラスが選ばれたとのこと。それまでも生徒の姿を記録することに熱心だった担任の先生だからこそ、生徒や保護者、学校の説得が可能だったということです。作中ではほとんど自分の言葉を語らない担任の先生が、実は本作の鍵となっていたのです。

生徒達の姿や言葉がとりわけ印象に残るのは、彼らは決して赤裸々に普段の自分自身を見せているのではなく、教室に入り込んできた「異物」と言ってもいいカメラとクルーの前で、どう振る舞うべきか、どのような言葉を発したら良いか、彼らなりに必死になって考え、決断したことが伝わってくるからです。そのため、本作はドラマともノンフィクションとも言いがたい、異彩を放った作品となっています。

情報があっという間に拡散し、個人情報保護が強く意識される現代において、ここまで名前や顔、時にきわどいやり取りも収録し、劇場用映像作品として提示していることに強い衝撃を覚えます。撮影期間は50日間ということだけど、その前後で一体どれだけの手間をかけて調整と交渉を重ね、どれだけの時間密着したのか、想像するだけで気が遠くなります。この制作スタッフの根気と熱意には改めて脱帽します。

一方で、これだけ生徒達が勇気と覚悟を持って自らの姿を見せているにも関わらず、制作者側は時折画面の外から話しかけるだけで、どういう人が撮影し、どういう立場で教室に入っているのか何の説明もないのはなんとも残念、というかアンフェアではないかと思いました。もちろん「14歳の中学生達が過ごしている普段の学校生活を見せる」という作品の趣旨からしたら、撮影スタッフはもちろん、学校の先生の発言すらも一種の「雑音」となりかねないので、極力そのような要素を排除する意図は分かります。しかし、生徒と較べるとあらかじめ慎重に、自らの姿を知られる危険性を回避しているように思えます。本作鑑賞後、映像や写っている生徒について言及できても、制作側の姿勢や意図について言及できないというのは、特に本作のように実在の中学生を扱う以上、ちょっと公平性を欠いていると感じました。

この点は上映の際の解説などで補足されているようなので、そういったやり取りの記録を今後も調べていこうとは思いますし、そのアフターフォローの丁寧さについてもやはり頭が下がるものの、やはり上記について、作中で何らかの注釈は欲しかったなぁ、と。

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yui

5.0楽しかった☆彡

2021年4月28日
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自分の14歳の頃を思い出しました☆彡

カメラマンの人のインタビューに

子供達が素直に答えているところがすごいなぁと。

ドキュメンタリーだったのでクラスの一員の様な

気分になりました。

ありがとうございます♪♪

という感じ

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Billy

2.0名前がカタカナ

2021年4月24日
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鑑賞方法:映画館

観たくてわざわざ観に行った映画。

画面の転換が早くて、ちょっとつかれたかな……(観てるうちに慣れたけど)。

みんなに目を配るということは、深堀りはあまりなかったかな……

(これは、映画?なのかなーと思いながら)

もちろん、14歳諸君たち、一人一人の仕草や表情、そして発言は生き生きとしていて、楽しみながら観た。

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night runner

4.0トリガー

2021年4月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

記憶の底から色々引き出される

成長期のエネルギーに満ち溢れる14歳たちに

この混沌を乗り切るヒントを沢山いただきました

被写体との関係性の構築、膨大な素材をスマートに感動的に仕上げた手腕と根気 スゴイ!

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労働4号

時空研究してタイムマシンを作ろう

2021年4月6日
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鑑賞方法:映画館

中学2年3学期の話

大人すべてに見てほい作品です

中学校を卒業して何年たっただろう、自分は大人になったのか?
自称、他称問わず大人と呼ばれる存在は多くいるけれど、その大半が忘れてしまった中二の頃を思い出させてくれるます。
そして無限の可能性を感じさせてくれました。子どもたち、大人たちにそして自分に。

なんの変哲もない1クラスを追ったドキュメンタリーでこれと言ったドラマはない、ドラマと言うか日常と生徒一人ひとりを写すだけなのだが、これがなんともドラマチックで素晴らしい。
日本中、いや世界中の学校で起こってる日常、自分も経験していた日常、を切り取った本作はすべての人の心に何らかの感情を湧き上がらせるはずだ。

こんな奴いたなーとか派閥あったなーとか馬鹿やってたなーとか部活しんどかったなーとか

自分と重ねて見たり、現代の学生はこんな事かんがえてるんだなと考えらせられたり、とにかく得る物が多い作品なのです。

若々しく未来が光で溢れている年代でも、すでに将来を諦めている子や大人になりたくない子、全部リセットしたい子、そんなに悲観しなくてもと言いたいけれど、今のご時世夢も見れないんだなと悲しくもなりました。
限界なんてないんだよ、夢はかなうよっと全力で応援したいけど出来ないのは切ないですね。

色々考えがまだまだ幼稚だったり大人ぶってるだけっだったり、かわいいなこいつらって思って見てたんですが、我に返ってみると・・・
自分だってまだまだ幼稚だし大人ぶってる、いろいろ経験して知ったふうにしてるけれど、この学生達と本質的になにも変わってない。

夢も希望もないって子どもに言うのは自分に言い聞かせてると同じだってことですよね。
若いんだからとか、時間がまだまだあるんだからとか言ってしまいがちだけど、じゃあ自分は動けないの?時間ないの?って話。
言い訳してないでやりたい事やれよ「大人なんだから」って中二の自分が心の中で言ってるきがします。

教育について疑問が有ったり、教師に不安があったりとか文句ある方はまずこの作品を見てほしい、そして自分の学生時代を思い出してほしい。
進むにしろ引くにしろ、ひと呼吸おける時間になると思うし、冷静になれるはずです。

見た人と語り合いたくなる映画です、感動も成長も共感もできて心に残る作品でした。
自分は日常的に映画を見ているので感動も興奮もどんどん更新されてしまう、それでいいと思ってたけれど、この作品を見た終えた時、しばらく映画見なくてもいいかなって思いました。
今の季節はちょうど春だし桜も咲いてる、この映画のラストの様に河原でも行ってのんびり歩きたくなりました。

いや待ってよ?本当のラストは違う、これからもつづくって締めだったんだから・・・

明日も映画見よ!

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劇中セリフより

「希望しかない」

生きるってことは希望なんだ、
希望とはいい事も悪い事も超越した生きる糧

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フリント

3.5大人になっても同じような悩みはある

2021年4月3日
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鑑賞方法:映画館

知的

萌える

春日部市に実在する中学生、2年6組の35人を取り上げ、1人ずつ部活などの自己紹介から現在の悩みなどを聞いていくドキュメンタリー的作品。
クラスには問題も有り、何らかの理由で学校には来ても教室に入れない生徒、車椅子の生徒、他人に心を閉ざしてる生徒、など、実際に起きている状況を映していた。
完全ドキュメンタリーかと言えば、生徒たちもこれが世に出たらどういう影響が有るかくらい考えて発言してるだろうから、相当遠慮してるだろうと思う。
家での撮影も有り、家族の言ってる事も同様に相当抑えているだろうと思う。
しかし、可能な範囲で実在する生徒の生の声が聞けるというチャンスはまず無いだろうから、これはこれで貴重なものに思えた。
遥か昔だが自分の14歳の時よりずっと考えることが増えていて大変だろうなと感じた。
あの頃を思い出し、新鮮な気持ちになれたのと同時に、大人になっても当時悩んでた人間関係での悩みは同様なものが有ると感じさせられた。良い作品でした。

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りあの

4.0冒頭の馬のシーンいる?

2021年4月3日
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(冒頭の馬のシーンをはじめ、チラチラとあざとい演出やカットが気になったけど)
いい映画でした。

自我を獲得するには孤独を乗り越えなければならない。
自由を獲るには孤独と戦わなくてはならない。

むかし、ラジオの人生相談の番組で回答者が言ってた言葉です。

ここのクラスに出てきた生徒は本音ではない本音を語っていたりして、みんな孤独にみえました。

でも、いいんです。

数ある孤独を乗り越えないと、自由は得られないんだから。

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スコア105

ドキュメンタリー映画にあらず。

2021年4月2日
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35人を平等に描く事自体が製作者の大嘘である。

一番嫌いなのは、不登校の子がなぜ不登校になったか聞かれ答えなかったにも関わらず、違う子のインタビーでなぜ不登校になったか明かされる、気持ち悪い。
大人とは何か、それは自分で決めるから大人になれるのだと思うが、これは社会で言ういわゆる大人の定義で大人になった人間が作った。大人が見た子供だ大人になっていく映画になっている。

この映画に共感している人間は社会で頑張っている人間なんじゃないかな。

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遠ロ

5.0

2021年4月1日
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もう私には入学式も新学期もクラス替えも無いけど、明日から四月だ!という日に観に行けて良かったです。

一大イベントのバレンタイン・デーにきゅんきゅんしました。ひとつひとつが眩しすぎて終始うるうるしつつも微笑みながら、きっと上映中同じ空間にいた人達はみんなすごく優しい顔をしていたような気がします。

「14歳はもう遅いっす。」と言っていた彼。14歳はまだまだ全然そんなことは無いのに、当時はそう思ってしまっていろいろを諦めてしまうの、とても分かるよ〜と思いました。どうかこの先後悔する数が少ないと良いな。

当時はやっぱり私もいろいろ考えていたことがあったはずだけど、今思うと男子良いなって思うし、女の子良いなって思いました。

ゲームセンターの車を操る場面、編集がかっこよすぎたな〜。あと、はじめの、男の子メインめで始まるとこと、女の子たちに切り替わるとこのBGMの感じがめちゃくちゃ好きでした。人物の切り替わりもおしゃれ。

クリープハイプの栞がもっと好きになりました。2年6組の皆んなに心からありがとうの気持ちです。

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寧々

4.0自分があの頃挟んだ栞を開くくすぐったさ、クリープハイプが染みる良作

2021年3月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

 大人になりたくて、大人になりたくないなんて思っていたあの頃。学級委員をしていた自分には、今の自分はどう写るのだろうか。挟んだままだった栞を再び開かせる良作。

 中学校が世界の全てだったあの頃に、クラスを見渡す余力なんてなかった。空気を読んだり、周りとバカをやったり、恋をしてみたり。そんな刹那がワッと蘇るような感覚。そして、自分という36人目が共に走り回っているような気がした。
 ある中学校の2年6組。クラス全員、14歳。ムードメーカーからネクラ、闇を抱えた子から気にかける奴がいる子まで…35人の人間模様がある。それぞれ部活に所属したり、夢中になるものがあったり。それも今しかなかったのだと思うと懐かしかったりする。しかし、そう思われている彼らだって、大人になりたかったり、やり直したかったりするのだから面白い。
 インタビューを挟みながら、クラスとしての自分やその環境、将来像を描いてゆく。淡々としながら、あるあるばかり出てくるので飽きが来ない。ペン回しにくっつき合う女子、バレンタインのソワソワだったり、必ず観てきた景色が重なる。
 当然ながら彼らにも長い人生があるので、名前を出すことは控えておくが、個々の考えが浮き彫りになるインタビューは発見の連続だった。静かな子には理由があるなんて、今まで考えたこともない視点だったし、友達のイジりも戦略だったのかと思うとくすぐったかったりする。また、楽しく過ごせるように努めていても、友達ですら気づけない棘だってある。そんな小さな世界を、14歳は全てとして受け入れて歩いてゆく。
 3学期までの短い間で、35人を丁寧にスポットしていたスタッフに感服である。起きていることと思っていることを拾って組み立てる、その単純作業で築かれたドキュメンタリーは感動を呼び寄せる。ただ、強いて言うなら、クリープハイプの『栞』が出来すぎている。歌詞を知っているだけにリンクしすぎて、映画を食っていた。ただ、これは主観であり、涙の蛇口をひねったのもこの曲なので仕方ない。笑 これからフェスで聴くのが楽しみだ。

 ぼんやりとした未来と、逃げられないような今を過ごす中学生。となりにいたあの子だって観たら分かるはず。学校という世界のありふれた奇跡がここまで綺麗だったとは。もう一度授業参観=再見しようかな。笑 学校の先生にこそ効く薬のような映画。そして、友達に教えたくなる作品だ。

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たいよーさん。

3.0ちょっと編集がおしゃれすぎて、そこはあんまりいらないかなとは思いつ...

2021年3月30日
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ちょっと編集がおしゃれすぎて、そこはあんまりいらないかなとは思いつつ、誰もが経験するあの学校の感じとキャラクター達にはぐっと引き込まれて、ドキュメンタリーとしては良い方だったのではと思った。編集をする時点でもうフィクションになってしまうことを考えると、もう少しやりようがあった気もする。

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おれ

4.0ひらひら舞う文字が綺麗

2021年3月30日
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ドキュメンタリーは普段なかなか見ないので、新鮮な気持ちで劇場へ。

よくこんな面白いもの作れたなあって思いました。中学2年生のリアルをここまで映すとは。もし自分がやってたら誇らしいとも思うだろうし、恥ずかしいと思ってしまうような行動を彼ら彼女らは取っているのです。考えていることは今と相違ないくらい彼らも悩んで生きているということに刺激を貰いました。

1番盛り上がったのはエンドロールです。ドローンから取られた全体の映像。そこに鳴り響くクリープハイプ の「栞」。人生の一部がこの素晴らしい音楽に彩られるのがとても羨ましいです。

リアルだからこその面白さが最高です。

鑑賞日 3/30
鑑賞時間 14:30〜16:40
座席 E-9

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ブレミン

4.0お金が無くて数百円でも割り勘した懐かしい中学生時代を思い出しました...

2021年3月27日
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鑑賞方法:映画館

お金が無くて数百円でも割り勘した懐かしい中学生時代を思い出しました。
クラス35人いて、その考え方は35通りあるんだなと考えさせられました。
この映画は友達や恋人とわちゃわちゃ見に行くのではなく、一人で中2のあの頃を思い出しながら見てほしいです。

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amazonれれく