ストーム・ゴッドのレビュー・感想・評価
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科学的な部分は余計
映画.comでは未登録のようだが、2011年のディザスター映画の
「地球が燃えつきる日」でもバンアレン帯が大活躍
どうやら、ディザスターを扱う人はバンアレン帯が好きな様子。
まあ、これさえ出しとけばSFっぽく聞こえるって感じだろうか。
「地球が燃えつきる日」ではゴリゴリの科学物だったので、アラが
目立って辟易させられた。
優れたSF作品は星の数ほどあるのに、嘘に嘘を上塗りするような
つまらないシナリオを、なぜわざわざ作るのだろう。
本作品は、半分神話モノなのでそこだけは面白かった。
年代などは無茶苦茶(シュメールと死海文書が同年代の扱い)だし、
古代文明の石像の造形が安っぽいのは、いただけないが…。
水素爆弾の使用もたった3人で決めるのも現実味が無さ過ぎる。
せめてもう少しエキストラを入れるぐらいの配慮が欲しかった。
これらを含めて科学的な要素は0点。無い方が良かった。
特に一瞥で何でも分かる科学者がどや顔で放つ、驚きの嘘八百解説
には、本当に引く。
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