「邦題に問題あり」野良人間 獣に育てられた子どもたち りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題に問題あり
クリックして本文を読む
1987年、メキシコの人里離れた山中の一軒家で原因不明の火災が発生。焼け跡で発見された4名の焼死体は、家主のフアンと身元不明の3人の子どもたちだった。
それから30年経ち、謎の多いこの未解決事件を再検証していた取材班は、フアンが撮っていたビデオと日記を入手した。そこには、フアンが野生児を見つけ、その子供たちと一緒に住むようになった経緯や二足歩行や言葉を教えた様子などが残されていた。
元聖職者のフアンの過去や彼が野生児に希望を見出し、挫折する様子などをドキュメンタリータッチで描いた話。
最初の男の子が獣に育てられたのかどうかはわからないが、なんらかの動物でも吠えたりするだろう?声が出ない事がよくわからない。その後洞窟で発見した男の子と女の子の2人は鎖に繋がれててジジイの写真まであったのだから、人間に拉致されてた子供だよね。
なぜ町に連れていかなかったかという理由を想像して話すおじさんが居たが、結果的にはフアンの元で何も良いことは無かったのでは?と思う。
家が焼けた後の消火作業中に見物人の中でフアンの兄らしき人をズームアップしていたが、兄が放火犯って事?
ホラーでもミステリーでもドキュメンタリーでもない、何を語りたかったのかわからなかったし面白くなかった。
邦題だが、野良人間、まではまだ良いとして、獣に育てられた子どもたち、は違うだろ、とツッコミを入れたくなった。
コメントする