「久々の「カネを払って損した」映画かと」CUBE 一度入ったら、最後 プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)
久々の「カネを払って損した」映画かと
オリジナルの「CUBE」は本当に面白かったなぁ。
「ソウ」と並んで、あの手の「ソリッドシチュエーションスリラー」の出始めだった事もあって、映画館でゾクゾクしながら見た記憶がある。
そしてこのとんでもない日本語版であるww
監督のお墨付きがあったって、嘘だろ。
オリジナルにリスペクトって、マジか。
年配の会社役員と若いコンビニ店員の世代間確執?
家庭内暴力やイジメ、目の前で自殺されたトラウマ?
そんな事は正直どうだっていいんだよ。
それより「素数」や「デカルト座標」「フラクタル図形」の説明があまりにスルーされてしまい、途中から肝心の観客が“おいてけぼり”にされてしまう。
それに菅田将暉がキューブの数字に着目していきなり計算を始めるのにビックリですよ。エンジニア設定なんて知らされていたっけ?
あの中学生も何か特殊な才能があるかと思ったが、そうでも無かったしww
トドメが、エンディングに流れる星野源の主題歌。
星野源を責めるつもりはないが、あの歌を採用した人間は「作品に合うor 合わない」というより「星野源」というネームバリューだけを重視したとしか思えない。
こんな出来では、冒頭で腹を真四角にくり抜かれた柄本時生も浮かばれないわ(-_-;)
コメントする
Bacchusさんのコメント
2021年10月26日
コメントありがとうございます。
結局最後まで職業明かされませんでしたよね…。
その場にいた人が疑問に思わないとか、ありえませんし、ホント置いてけぼりでした。