スーパー戦闘 純烈ジャーのレビュー・感想・評価
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ここまでくればありだろ
くだらないものが観たい気分で試してみた。
純烈ファンでも、戦隊モノファンでもない。
ストーリーもシーンもツッコミどころだらけです笑
でもなんかもうね、ここまでくればありです。
爆破のために行った戦闘場からの散り具合、なぜ突然街中?資材置場?倉庫内?屋上?からのまた戦闘場集合?
辻褄を合わせるつもりもはなからないんだな、という清々しさすら感じました。
それにね、小林幸子も前川清も小林綾子も出てるのよ。
豪華なのよ。ビックリしたわ。
続編観なきゃ笑
こだわられた馬鹿馬鹿しさ
徹頭徹尾馬鹿馬鹿しい。
しかしその馬鹿馬鹿しさが面白い。
さらに、仮面ライダーや特撮を多く手掛ける監督&元特撮俳優が多数いるからだろうか、特撮部分の出来が非常にこだわり尽くされている。
特撮やアクションがしっかりしてるからこそギャグが活きてきていて素晴らしかった。
まさに歌あり、アクションあり、涙?あり、笑いありだった。
個人的にラスボスが小林幸子さんな時点でラストはあれが来るんだろうなぁと思ってたらまさしく“それ”がきてテンション爆上がり&大爆笑。
これはかなりクセになる。
とにかく、できれば、契りたくない。
その女教師ものも、需要ないですw
「純烈」を全く知らず。「え?知らない映画やってる。観とこ。」で鑑賞。鑑賞後、純烈を調べましたよ。ヒーロー特撮とムード歌謡の取り合わせとか、かき氷が食べたくて図書館に来たよ、的ねじれ方。無理やり一本の映画にするのも大変やったろうなぁ、と製作陣の苦労に思いをはせつつ。
とにかく、全く、彼らの事を知らず、先入観ゼロで見ながら思ったことは。
開始直後=演歌、おもしれー!B級コメディ、楽しみー!
+15分=滑りまくる会話。この展開のイージーさ。辛い。帰りたい。固定ファン以外に、需要あんの?
戦隊もの突入後=ヤバい。おもろい。ヤバいくらい、おもろい。萌えないけど燃える。
クライマックス前=契りたくないです。どの女神とも、契りたくないです。
で、四天王や巨大酒後の、風呂で悪さとのバトルシーンで、明確に気づいた事があります。
「ヒーロー特撮もの、最高」
そうなんですよ。香港カンフーなんて、半分ダンスの見世物だと分かってても燃えるじゃないですか、なぜか。
ヒーロー特撮アクションなんて、チャンガラじゃないですか。でも、なぜか、これに無条件に燃えてしまうんですよ。ワクワク、ニヤニヤな訳ですよ。
四天王とのバトルとか、ええとこ意味不明ですからね。その辺の野原で、4vs4で対峙してたのに、1vs1でのサシ勝負の場面では、ビルの裏口とか、ビルの屋上とか、廃工場の中とか、野原から脈絡もない場所にワープして激突するわけです。でも、そんな不合理、どーでも良いんです。
ヒーローが如意棒を振り回せば、取り囲む敵のモブキャラは自爆的に吹っ飛ぶんですけど、それがカッコ良い訳です。いや、タイミング合わせて吹っ飛ぶ方ね。
最後の闘いは、巨大化したラスボスです。お約束です。最後の武器は、ありえねー巨大スワォードです。もうね。バカバカしい絵面っすから。で、そのバカバカしい絵が最高な訳です。
いやー、なんか、先週観たサイコ・ゴアマンより、おもろかったかも知れない。間違いなく、アクションは、こっちの圧勝です。
それと。「純子」は分かります。ぎょうさん、いてはるでしょう。でも、「烈男」ですと?そんなに人気あんの?俺が知らんかっただけか?
いずれにしても楽しかった。結構。
おススメ度は、限りなくゼロだけどw
ちゃんと特撮!でもツッコミどころ満載(笑)
監督がもともと特撮の人、そして『ジャー』を冠した映画だけあって、ちゃんと特撮です!絶妙に年齢を感じさせるスーツアクトが、現役のヒーローとは違った見所かもしれません(笑)
メンバー3人はヒーロー出身ということで、現役当時から引き継がれたスーツデザインや武器なども注目ポイント!スーパー戦闘(銭湯)とふざけているように見せかけて、ちゃんと特撮ヒーロー!
だけど、敵の名前からツッコミどころ満載…!かなり緩急が付いている映画だと思いました。
悪の四天王の名前はお風呂製品に濁点が付いているだけ(笑)ジャワー、ガラン、ゾープ、ザウナ。それでもちゃんと悪役っぽい名前になっているから驚きです。
ラスボスにいたっては、紅白のときから「ラスボス」とネットで話題だった小林幸子さん。ネットの下馬評から、まさか本当にラスボスになるなんて…(笑)
なんと衣装は自前とのことで、あんなに映画映えもする衣装で紅白に出ていたのかと驚きました。
名前はなんと「フローデワルサ」。要するに「風呂で悪さ」です。まさかのダジャレw悪の四天王といい、ネタなのにそれらしいところがさらに笑いを誘います。
巨大化に加えて、指や目からビームとかなり振り切っています。演歌界の大御所にあんな扱いをして大丈夫なのかと別の意味でハラハラしました…(笑)
その他にもスーパー銭湯機(戦闘機)など、ツッコみたくなる笑いどころが満載です。
女神であるはずのオフロディーテも、どこか純烈ファンのおばちゃんを彷彿とさせます。これが現役ヒーローなら若くて綺麗なお姉さんが女神役だと思いますが、あえての壮年世代を投入してくるところに「純烈ジャー」らしさ、現役との差別化を感じます。
ストーリー展開は王道のヒーローもの。事件が起きて、ヒーローたちがそれを解決していく。
敵の罠に嵌ったり、途中で悲しいお別れがあり、落ち込み、励まし合い、不甲斐なさに打ちのめされ、敵の強大さに膝をつきそうになりながら、それでも前を向いて進んで戦い、最後にはヒーロー側も巨大化して勝つ。本当にセオリー通りの展開でした。
ヒーローが負けそうなときにみんなの応援によって持ち直すお約束の展開もありますが、この映画は「純烈ジャー」なので、応援も<おばちゃんとペンライト>というセットでかなり独特です(笑)それでも、負けそうなところからの逆転勝利劇はやはりウルっときてしまいます。
壮年のおばさまとのロマンス(?)的な流れがメインではありますが、現役ヒーローと同じく、若くて可愛い女性もちゃんと出ているのでご安心ください。
挿入歌はいずれも純烈の新曲ということですが、どれもヒーローらしいノリの良い曲となっています。昭和歌謡寄りなので、覚えやすく歌いやすそうです。
グッズがほとんど完売してしまっていたのは驚きでした。そんなに人気なんですね…。グッズの再販があれば買いに行きたいです。
すでに2も決定しているとのことなので、前売り券の売れ行きはかなり良かったのではないでしょうか?
グッズが売り切れだったので、2のときには公開初日に見に行きたいと思いました。おばさまの購買力すごいですね…。
純烈ファンにはもちろん、特撮ファンにもオススメの映画です。
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