劇場公開日 2022年4月8日

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とんびのレビュー・感想・評価

全175件中、121~140件目を表示

3.5安心して鑑賞・・☆

2022年4月12日
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鑑賞方法:映画館

原作は未読だが、TVの連ドラで見ていて内容も了解済み。
尚且つ、この配役なので ハズレはなしと安心して鑑賞。
思った通りの面白さだった。

主役の二人はもちろん、安田顕が良い味を出しているし、薬師丸ひろ子も良い。
阿部寛の妻役の麻生久美子が儚げの女性を上手く演じる。

でも、何と言っても阿部寛の昭和っぽい無骨さが物語をひっぱっていく。
舞台となる商店街が大規模なロケが行られたとのことだが、人情溢れる
懐かしい街に仕上がっている。
その時代を知らない世代にも、夢のような世界。

終盤に描かれる北村匠海の就職試験の際に書かれた作文で父の嘘が
わかるシーンが到達点のよう・・・

年齢層に関係なく色々な人に楽しめる映画。
ただ、佐藤健と内野聖陽のドラマのコンビが印象的だったので、マイナス0.5かな・・

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☆ムーミン

3.5重松作品の面白さ

2022年4月12日
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重松作品の涙あり笑いありの作品に仕上がっています。
それにしても、阿部寛さんはこういう役やらせたら右に出るものはいないよね。

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Fighters1110

4.0典型的な重松清作品

2022年4月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

2022年映画館鑑賞13作品目
4月10日(日)イオンシネマ石巻
1000円

原作未読
堤真一主演NHKのTVドラマ版未鑑賞
内野聖陽主演TBS日曜劇場版未鑑賞
原作は『疾走』『泣くな赤鬼』『ステップ』の重松清
監督は『フライング☆ラビッツ』『ヘヴンズ ストーリー』『64-ロクヨン- 前編/後編』『最低。』『友罪』『菊とギロチン』『楽園』『糸』『明日の食卓』『護られなかった者たちへ』の瀬々敬久
脚本は『私の奴隷になりなさい』『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが、』『あゝ、荒野 前篇・後編』『宮本から君へ』『MOTHER マザー』の港岳彦

舞台は広島県備後
昭和30年代から現代までの話
職場見学に訪れた際の事故で妻を亡くした男が周囲に助けられ息子を育て上げるヒューマンドラマ
父親になった男の生涯
ステップが父と娘ならこっちは父と息子
典型的な重松清作品
原作も多くの人に愛され何度も映像化される名作

運送会社に勤める喧嘩っ早く素直じゃない市川安男に阿部寛
安男の出来のいい息子で早稲田大学に合格する市川旭に北村匠海
幼い旭を庇う形で事故で亡くなる美佐子に麻生久美子
旭が勤める出版社の先輩でバツイチ子持ちで旭と再婚する由美に杏
寺の息子で安男の親友の照雲に安田顕
照雲の妻幸恵に大島優子
寺の坊主で照雲の父海雲に麿赤兒
安男の姉貴分で小料理屋を営むたえ子に薬師丸ひろ子
運送会社の課長萩本に尾美としのり
安男の子分的存在で同じ運送会社に勤める葛原に吉岡睦雄
安男と同じ運送会社に勤める年がかなり離れた後輩広沢に濱田岳
水産会社の社長尾藤に宇梶剛士
小料理屋の馴染み客トクさんに宇野祥平
元嫁ぎ先に置いてきたたえ子の娘泰子に木竜麻生
成長した旭由美夫妻の息子健介に井之脇海
成長した旭由美夫妻の娘美月に田辺桃子
安男の父の再婚相手の連れ子で入院中の父を安男に再会させる島野昭之に田中哲司
旭が勤める出版社の雑誌編集長に豊原功補
安男を不審者扱いにする出版社の真面目な警備員に嶋田久作
旭が取材に訪れた埼玉の木工会社の代表者村田に村上淳

海辺に旭まで連れ出し安男を励ます海雲の説法が泣ける

娘の再会に狼狽する薬師丸ひろ子とピンボケでもしっかり仕事する濱田岳の芝居が特に良かった

由美を連れて小料理屋に訪れた旭に一芝居を打ち怒鳴り散らす安田顕が良い
役所広司や吉田鋼太郎や堀内敬子とはタイプが違うが彼の大声もよく響く
好きだ

強いて上げるなら照雲の妻役はもっと年上のかたが演じた方が良かった気もしないではない
アイドル嫌いじゃないので大島優子が絶対にダメだというわけではないが

母と共に父の勤め先に訪れた息子がはしゃいでタオルを振り回し積んでいた荷物に引っかかり無理に引っ張り崩れてきた事故
積荷の安全管理が不十分だったことは確かに否めない
だが幼い子供とはいえバカ丸出しの巨人ファンじゃあるまいしなぜ突然タオルの振り回したのか理解に苦しむ
だからおじさんは子供は苦手だ

『ドライブ・マイ・カー』絡みで海外の評論家が言っていたが世界中の多くの映画ファンが暴力映画にうんざりしているという
彼の個人的感想だがそうかもしれない
こんな時代だからこそ心が癒される映画を多くの人が求めているのかもしれない
そういうこともあってかこういった作品にあまりケチはつけたくない
自分が損するし損してまで辛口批評する必要性をこれには感じない
実際に何が特に悪いというわけではない
幅広い世代が楽しめるPTAもニッコリ模範的な映画といえる

僕が観た映画館でもあちこちから鼻を啜る音が鳴り響いた
検温はセーフだから風邪でもないだろうし換気はバッチリだから花粉症でもなかろう
一般大衆的にいえば普通に泣ける映画なのだ
所謂お涙頂戴とか感動なんとかかもしれない
それでもやっぱりボロクソに叩くにはかなり無理がある名作

素直に涙を流せばいいじゃん
恥ずかしいことじゃない
ただ感動しすぎて我を忘れうっかり忘れ物をすることもあるかもしれないので席を立つ前に冷静になろう

NHKドラマ版や日曜劇場版が観たくなった

教訓があるとすれば両親にありがとうといえる大人でありたいと感じた

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野川新栄

4.0配役が素晴らしい不器用な父子の絆物語

2022年4月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

予告編を観た時は、それ程期待していなかったが、感動的で示唆に富んだ見応え十分の作品だった。昭和の濃厚な人間関係を軸にしたベタな展開の父子の絆物語であり、ストーリーに新味はないが、何と言っても配役が素晴らしい。どの役柄も、適役の俳優を配しているので、作品に落ち着き、安定感があり、150分弱という滔々とした川の流れのような長尺の作品をじっくり味わって鑑賞できる。

本作の舞台は1960年代の瀬戸内海に面した備後市。主人公は、運送業者のヤス(阿部寛)。幼い頃、両親と離別した彼は、待望の長男(北村匠海)が誕生し、妻の美佐子(麻生久美子)と3人家族で貧しいながらも幸せに暮らしていた。しかし、妻が突然の事故で急死し、周りの仲間達に支えられながら、父親として懸命に子供を育てていくのだが・・・。

多士済々の俳優陣が適役を得て活き活きと演技している。特に、作品の中心である主人公の3人家族役、麻生久美子、阿部寛、北村匠海は、最適役であり得意な役柄での演技が光る。

出番は前半だけだが、妻・美佐子役の麻生久美子の存在感が際立っている。夫への愛、長男への愛、全てを優しさで包み込んでしまうような愛に溢れた演技、佇まいが作品の雰囲気を作っている。時代劇・散り椿で悲運の妻役を演じた時にも感じたが、この手の役柄は麻生久美子の独壇場である。

阿部寛は、武骨で不器用であるが、周囲の人々に愛される、放っておけない役柄を、らしい演技で熱演している。特に母親についての長男との確執、分かっていながら素直になれない父親の心情を台詞回しと体全体を使った演技で巧演している。

北村匠海は、自分の気持ちをうまく父親に伝えられない鬱屈した長男の心情を、目の表情と、ぶっきら棒な台詞回しで表現している。阿部寛と演技の相性が良く、本当の親子の様な雰囲気を作っている。

ベタなストーリーでも構わない。出演者が持ち味を活かした演技をすれば面白い作品はできると実感できる作品である。

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みかずき

4.0優れた、作家、監督、俳優

2022年4月11日
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鑑賞方法:映画館

原作は読んでいませんし、テレビドラマは見ていなかったので、全く初めて目にする作品でした。見終わった感想ですが、まずは原作者の力量が非常に高いのだろうと思いました。作品を読む(観る)者に対して、自分は親に対してやるべきことをしたのか、あるいは子に対して十分に愛情を注ぐことができたのだろうかと思わせる場面をたくさん盛り込んであって、心を揺さぶります。巧いです。さすがに流行作家だけのことはある。
次に監督の力量。私は、「糸」と「護られなかった者たちへ」を見せてもらっていたので、高く評価していました。評価を裏切らない出来映えでした。巧いです。
最後に俳優ですが、予算に余裕があるからでしょうが、脇役にも上手な俳優さんを使っていてスキが在りませんでした。例えば、田中哲司など。それぞれ巧いです。主演の阿部寛はその存在感で文句なし。最後の、海岸で息子家族を見つめる表情がかっこ良すぎました。
以上を総合して、全体として、よく出来上がっていると思いました。ただし、ちょっとひねくれた見方をすると、何もかも巧すぎて、罠にはまって騙されているのではないかという疑念も持ちます。私に限ったことですが、もう一度観たいかと言われると「?」がつくように思います。
ちょっと比較する対象が陳腐であるかもしれませんが、「カメラを止めるな」は最初は素晴らしく面白い映画だったが2回目に観たときは全く面白くなかったことに通じるものがあるのではないかと思っています。同じ監督の作品でも、「幸せの黄色いハンカチ」は素晴らしいが、「遙かなる山の呼び声」はよくできているが、あまり評価されなかったというようなことがあり、「巧い」だけではなく、それを凌駕する意図の深さというものがなければならないということでしょう。
振り返ると、「護られなかった者たちへ」には、とんでもない筋があったものの、監督自身の熱い思いがあったように感じます。

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ハルヒマン

3.0親一人、子一人 今は言いませんねぇ

2022年4月11日
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鑑賞方法:映画館

テレビドラマで 内野聖陽と佐藤健の『とんび』を見ていました。
父親の 阿部寛。  不器用な 飲んだくれの父親を 演じていても 何だか、かっこよすぎて
男手一つで 子供を育てる悲哀さ というものが どうも 私には ピッタリこない。
しかしながら 昔は 子供を 地域の人達で育てていく て感じでしたよね。
人の手も 触ると すぐ消毒する 今のご時世、とても考えられない時代でした。
薬師丸ひろこ のお店に 生き別れの娘が 会いに来たとき 実母である 薬師丸ひろこの
厳しいながらも 愛情溢れる言葉には 自然と いつまのにか涙が、こぼれてきました。
昔懐かしい 時代を 振り返るには 良い映画かもしれません。

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miwa

4.5数分おきに泣ける

2022年4月11日
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鑑賞方法:試写会

最初は古くさい、予定調和なストーリーかなと思ってみていたのですが、実際、臭い演出もあるのですが、数分おきに泣けます。わーわーなくというよりじんわり涙が伝う、という感じ。悪い人がでてこないのも安心して見れます。見てそんしない映画。

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yumi

4.5人は優しさを取り戻すことができる

2022年4月11日
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鑑賞方法:映画館

 阿部寛の演じる市川安男は、暴れん坊の大男だが普段は真面目でよく働く。キレやすいから要注意だが、そこが面白くてからかう仲間もいる。何度も騒動になるが、安男が人を怪我させたりしないことは、みんなわかっている。

 瀬々監督と阿部寛は前作の「護られなかった者たちへ」に続くコンビで、相性がとてもいいようだ。無理のない演出で自然な演技ができる。そのおかげだろうか、男の優しさや誠実さが、無口でぶっきらぼうな態度の中に滲み出る。そこにじんわりとした感動がある。

 俳優陣は概ね好演で、照雲さんを演じた安田顕が特によかった。安男があまり歳を取らないのに対して、照雲さんは徐々に老けていく。見た目もそうだが、歳を取るにつれて人柄が丸くなっていくのは、演出というよりも安田顕の演技力だろう。

 ハイライトは息子の入社試験の作文を読む場面だ。二十歳の誕生日に和尚の手紙を読み、父の本当の優しさに触れたことで、旭は人間的にひと回り成長する。二十歳の誕生祝にこれほど素晴らしい手紙はない。旭は安男だけの子供ではない。照雲さんの言う通り、街のみんなの子供なのだ。たしかに戦後の昭和はそういう時代だった。
 それがいい時代だったのかどうかはわからない。善意もあったが、欲望や差別が剥き出しだった時代でもある。それに対して、今は欲望や差別を隠蔽する時代だ。そして匿名の悪意が猖獗を極めている。男の優しさなど、どこかに消えてしまった。

 しかし人は優しさを取り戻すことができる。別れが照れくさくて便所にこもっていた安男も、これが旭との今生の別れになるかもしれないことに気づく。そして追いかけて手を振る。どうか達者でいてくれ、息子よ。阿部寛の渾身の演技に泣かされる。素晴らしい作品だ。

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耶馬英彦

4.0不器用男の愛する息子との人生

2022年4月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

萌える

昭和37年、瀬戸内海に面した広島県備後市(架空)で、運送の仕事をしているヤスは愛妻の出産により息子のアキラが誕生した。ところが、妻が幼いアキラを連れてヤスの職場に来てた時、荷崩れによる事故で妻が亡くなってしまった。それから男手一つで子育てとなったが、周りの仲間たちに支えられながら、息子を愛し育てた。そしてある日、母の死の真相を知りたがるアキラに、ヤスは「父さんを助けようとして死んだ」と嘘をついた。アキラは父と衝突するたび「父さんが死ねば良かった」というようになり、父子の関係がギクシャクしてしまった。さてどうなる、という話。
主演、阿部寛の不器用な生き方での親子の絆を描いていて、感動した。
感動して、不覚にも涙が出てしまった。ありきたりのストーリーといえばそうなのかもしれないが、主演の阿部寛と北村匠海が素晴らしかった。他の、安田顕、薬師丸ひろ子、杏、麻生久美子、麿赤兒、大島優子、濱田岳など共演者達も良かった。
岡山でロケしたらしいが、昭和の広島を再現した風景も美しく、マツダのオート三輪の動いてる姿など見応えあった。広島弁もみんな違和感なくて良かった。
強いて揚げれば、野球少年役だった北村匠海の坊主頭はカツラみえみえだったし、北村匠海が阿部寛と神輿を担ぐシーンで身長差から肩から浮いてるのに手を上から持ってた事、肩で支えられない時は両手で下から支えないと。それと阿部寛が亡くなった時には北村匠海の娘は30歳くらいのはずだが、若すぎてそんな年齢にみえなかった。これらは違和感あったが、ま、その程度。
良い作品でした。

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りあの

3.0昭和

2022年4月11日
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泣ける

単純

こういう感想になるだろうとは予想しつつ、
最近ピンとくる映画がなく映画館に足を運んでいないこと、
主演が阿部寛であること、
妻が観たいと言っていることから観賞。

主人公がただただめんどくさく、シンパシーを感じない。
寅さん映画も好きではないが、タイプは違えど同じ臭いがした。
いつもの阿部寛じゃない〜!という感じ。
ダラダラと長く、何度も時計を見て尿意を我慢した。

感動作と銘打つだけあって、
子を持つ親としてホロリとするところは多々ある。
特に和尚親子には心打たれる。

昭和は良かったとは思わない。
今の方がずっと快適だ。
観終えてほろ苦い思いが心に残った。

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みみず

4.0愛するが為に突き通した嘘😭😭😭

2022年4月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

息子を助ける為に犠牲になった母親。本当のことを言えずに嘘をついてしまった父親とギクシャクしたまま暮らしていく息子。しかし後に母親の事故原因を知ることになる息子。そんな父子を田舎町のみんなが暖かく気にかけ成長させていく。不器用な昭和親父(阿部寛)だが、息子(北村匠海)と母親(麻生久美子)への愛がどこまでも深く、涙を誘う。昭和が作品の中心だが、当時の雰囲気、街並み、セット、小道具、大道具。どれも1ミリもズレてないのがこの監督のすごいところ。昭和から平成をまたぐシーンを撮らせたら秀逸。昭和の躍動感を味わえる作品。父子役の阿部寛、北村匠海は言うまでもなく素晴らしい演技でした。また、叔母役の薬師丸ひろ子さんが本当に素晴らしい演技で脇を固めていましたよ。あと、すぐに亡くなってしまったので露出は少なかったけど麻生久美子さんはいつになっても綺麗ですね。年を取らないのかなこの人😃本当に素敵な俳優さんです。エンドロールは涙でにじんで見えましたが、ゆずの主題歌がまた良いんだなあこれが❗️

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アロー

3.0阿部さんは強すぎる

2022年4月10日
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大好きな原作が映画化!大学生の頃に読んで母子家庭だった自分とも重なって好きだったなぁ。
何回も泣かされましたが、和尚が良すぎて。「海になれ」っていいよね!
納得できないのはやっぱり北村匠海くんかな。坊主頭にできなかったのかな…あと令和のシーンはどうなってるんだ!?全然お父さん感ないけど。あのシーンいる?
あとは、阿部寛が強すぎる。迫力ありすぎるというか、濃すぎるというか。ダメダメな父という感じより、強面の頑固親父でちょっとイメージと違ったし、温かいお父さん感は皆無だったような。
Always3丁目の夕日と被ってしまったのも残念。その上で、お父さん感は堤真一の方がいいと思ってしまった…残念!
それでも、薬師丸ひろ子や和尚の息子さんは名脇役でした!!

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Nobu

3.5ウルウルくる人情物語

2022年4月10日
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 山場ではウルウルくる人情ストーリー。なんだけど、違和感もチラホラ。

 節目では、スーツを着ていた安男が、息子の職場に作業着のまま訪問するのは不自然。しかも昭和も終わった時代に作業着の下にラクダシャツにお守りなんて格好はいくらなんでもおかしい。あの時代にそんな人にあったことがない。

 声も張りすぎで、旭が生まれるまでのドタバタは新喜劇に近い感じもする。美佐子の悲劇が起きてからは、ようやく落ち着いたドラマになり、感情移入しやすくなった。

 違和感があるものの、薬師丸ひろ子や麿赤兒のじんわりくる演技は心にグッとくる。私生活もオーバーラップするせいか、杏のセリフは説得力がある。

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bion

4.0『ヤス』の愛で滝のように溢れた

2022年4月10日
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自分の人生に後悔があるとすれば、男の子を育てたかった。もちろんこれから叶えることもできるかもしれない。
この映画を観て改めて思った。昭和の父と子、その本当の良さを表す。泣く瞬間はそれぞれだろう。自分は孫が出来たことを知った『ヤス』の愛で滝のように溢れた。

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masayoshi/uchida

4.5昭和の話だけど古臭くない、嗚咽T.T

2022年4月10日
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泣ける

楽しい

幸せ

昭和、というより戦後といってもいい時代からスタートします。
予告通り、父と子の物語で、お涙ちょうだいストーリーです。

ただ、、、阿部寛と北村匠海のおふたりがとてもいい!2人の魅力満載。
そして、ヤスケンもいい。

わかっていても何度か涙が流れるのですが。
とくにあのシーンは、嗚咽を我慢するのがギリでした。

ある意味、予想通りの展開なのに、あそこまで泣けるとは。
死んだ呑んべぇの親父を思い出してしまった。
良い映画でした。

ほぼ全編昭和ですが、古臭くないのはすごいと思います。

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だるまん

3.5#27 阿部寛さんが格好良さすぎ

2022年4月10日
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子供のアキラ君世代ドンピシャな私は、物語の時代の移り変わりが理解できて涙が出ることしきり。
そうは言いつつ、映画の出来的には主役の阿部寛さんが格好良すぎて、ラクダのシャツも腹巻もただの格好いいお洋服にしか見えないのが不満。

じゃあ、誰が主人公だったらピッタリ来るのか考えることしきり。
安田顕さんだと腹巻きがもっと似合ってたと思うけど、主役的に花がない(ごめんなさい)。

色々考えた末、私が主人公にピッタリと思ったのは韓国俳優のファン・ジョンミン氏〜。
ラクダのシャツも子供を思いながら泣く親の姿も酔っ払ってクダまきながら主役的華があるのは、ファン・ジョンミン氏しかいないっしょ。
阿部寛さんを否定するわけじゃないんですけど、こんなことを考えながら鑑賞してました。

ちなみに妄想的には、銭湯で阿部さんが湯船に沈んじゃうシーンでは、あーこのままローマに行っちゃったらどうしよう❓って思っちゃいました。

こう言いながら映画自体はめっちゃ泣けて楽しでましたから。

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chicarica

2.5阿部ちゃんらしい役

2022年4月10日
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昭和の頑固な不気味な男の生き様を綴った作品ですね 舞台は、広島で 広島らしい方言が良かったね

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評論家レイ

4.5涙腺崩壊です

2022年4月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

涙を我慢できないストーリーです。
劇場版ならではの迫力とスピーディーな展開に引き込まれます。素直に認められない昭和の頑固な男の生き様がより一層涙を誘う。
メインアクターもピッタリの配役でしたが
脇を固める薬師丸さん、安田さん、サイコーでした。
是非映画館で🎦

39

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タイガー力石

3.5わかっていても泣かされる映画です。

2022年4月10日
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泣ける

笑える

昔はどこにでも居た、不器用な、愛情表現が下手くそな、浪花節親父の話。

こういうヤスみたいな剥き出しの単細胞親父は自分の幼少期結構一杯周りに居ました。

一升瓶抱えて野球場でヤジ飛ばしてるどうしようもないのとか・・・

あの頃は皆が皆、感情表現がストレートでわかりやすく温かかったような気がする。

今はちょっと息苦しいです、世の中自体が、冷たくて

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ちゆう

3.0あたたかい気持ちになります。

2022年4月10日
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単純

まあまあよかった。

麻生久美子は美人やなぁ。。

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コンブ