とんびのレビュー・感想・評価
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ほどよく
原作は読まず、テレビドラマ(民放)版は何回も視聴した者です。観る前からあのテレビドラマ版の濃厚な内容を一般的な映画の尺にどう収めるのかな、やっぱり駆け足でやるのかなと思いました。やはり少し駆け足で、エピソードごとの厚み、余韻は少なかったかな、あらすじ知らない人は個々の意味分かったのかなと思いましたが、上手に絡めてたとは思いますので想定内です。役者さん、特に薬師丸ひろ子さんは素晴らしかったです。他のキャストの皆さんも力いっぱい演じられていましたが、やはり阿部寛さんは、この手の熱い役柄のオファーが多すぎて演じ分けは難しいかなぁと感じた。どうしても内野聖陽さんはじめテレビドラマ版キャストの絶妙な配役が私個人的にはベストでした。なので、堤真一さんのNHK版は見ていません。映画はある程度推しが変わらないだろう覚悟の中で見ました。それはコロナで映画館で観る機会が減っていた自分が劇場に足を向かわせたのも一因です。でも個人的にはサブスクで解禁してから観ても良かったです。次は原作を読みます。
トンビがタカ
覚悟していたが、終始涙が・・
昭和の古き良き時代って感じでした。
家族愛に飢えているのか、こういう類の映画は、本当に弱い!覚悟は、していましたがスジを先読みしてしまい、その都度涙がとまりませんでした。
我が長男が生まれてきた時を思い出しました。
ま~旭のように素直には育ちませんでしたが。
その長男とも最近は会ってもいないし、喋ってもいません!
あっ!離婚したとかではなく、単身赴任で会えてないだけですが・・
キャストもベテランばかりで、安田さんも薬師丸さんもその他の方々もほんといい味が出てました。
一点、どなたかもレビューされてましたが、あの坊主頭のカツラはいかん!
こんだけ技術が進歩しているのだから、もう少しなんとかなったはず!しかも、結構重要なシーンだったと思うので尚更!
ま〜そこをマイナスにしたとしても、良い映画でした。
最後は、安男だけでなく、その他の人のその後も知りたかったな〜
たぶん、亡くなられてる人がほとんどだと思いますが。
ぜひ、皆さまも鑑賞してみてください。
綺麗にまとまりすぎる脚本。
ほぼ泣いてた
古き良き昭和を描いた物語なのかな
紡ぐねー。泣いた泣いた。これでもかとそれぞれの親子の愛を見せてくる...
あまり構えて見ないようにが吉かと。
本作、あまり観る気は無かったのですが「護われなかった者たちへ」監督作という事で観て来ました。
館内に号泣必至(爆泣?)とパネルがあり…あれは無い方が…(*´Д`)
内容自体は昨今の時代柄、仕様がないですが大変勿体ないなぁと印象を受けました。(原作は未読なので、あくまで私の理想ですが)
・湾口荷役といえばヤクザです。現場のアンちゃん達もヤクザ者に引けを取らない荒くれ者だったと思います。(銭湯のシーンがありましたが、右も左も刺青ばかりじゃないかなーと。その他、タンクトップからも見えまくりみたいな!)
・清潔過ぎる街並み。わざわざ、CGでハエのカットを入れるぐらいなので監督も気になっているのかもしれませんが。
とはいえ、名俳優が多く(田中哲司がバケモノ過ぎてエグかったです笑 後は、大島優子の艶のある演技もとても良かったです。)満足はします。
んーー個人的にですが、最後の終わり方は少し不満です。
邦画成分が最近足りないなという方は、是非ご観賞下さい!!
古きよき時代
4回は号泣しました。
予備知識なしで初めて観賞しました。 阿部寛さんはたまに何言ってるか...
テレビ版と劇場版
「親子、夫婦、友人、近所の人々」との「絆、繋がり」
映画化には賛成 でも・・・
139分。長めの上映時間。
感動的な場面はあったものの、ドラマで2度描かれている作品なので・・・。
例えば、もっと場面を厳選して、絞り込んで強調して描いた方が作品としての印象が深かったかも。。。多くの場面を凝縮したため、薄っぺらくなってしまった部分があったような気がします。
同じ時代背景である、MY生涯ランキング作品【ALWAYS】のSTORYの方がずっとよくできていて、感動的・印象的場面も多い。
【とんび】ももっともっと感動すると思っていたので、少し期待はずれで残念、というのが見終わってすぐの感想。
私の期待し過ぎでしょうか?
ともかく、いまだにガラケーを使い、SNSはやらない私にとって、昭和はいい時代だったなあとところどころ思える作品です。
キャスト的には、北村匠が少しイメージと違いました。
瀬々さんの本領が発揮しきらないジャンル故に
2022年劇場鑑賞26本目 良作 62点
我らが瀬々さんの最新作。
正直瀬々さんでなくても良かったかなあ
社会派人間ドラマを描くのに長けた監督ですが、それゆえなのか今作といい昨年の護られ〜や糸などベタな展開というか、起承転結で捻りに欠けていた印象。
それに対して当方が瀬々さんの作品で一番好きな映画、楽園とその次に好きな明日の食卓は共に最後まで締め方がわからないし人の撮り方と背景(景色)の映し方が特に秀逸。そちらも是非
まあそんな中でトンビの話をすると、10年近く前に放送されていたテレビドラマ版からはそれなりに映画サイズに凝縮されていましたが、例えば母がなくなるまでの前が短すぎるたり、父が亡くなるところを簡易的にし省くし、北村匠海を父役として最後まで使うのは無理あるし、杏と年齢数個さも無理あるしで概ねの配役はいいにしても、もっとこう余計なシーン省いてパートの配分の比重を変えるとか、時代が進めば役者を変えるなどして欲しかった。
いくらバツイチ子持ちの息子だからって北村匠海より実年齢上な井之脇くん息子役は無理あるって笑
あと、父にありがとうを言えてないいうなら、阿部寛が父にしたように病室で寝込む阿部寛に手を握ってありがとうと一言いう北村匠海。みたいなシーンがあってのエンドロールが欲しかった。
個人的には当サイトの評価は過大評価だと思っています。
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