「最高のキャスト、スタッフとこの原作」とんび 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
最高のキャスト、スタッフとこの原作
でなぜか泣けない。
ダイジェスト感が否めない。
予告編で全部見せられていたからかな。
泣かそう泣かそうとしてくるからかな。
私が天邪鬼なんだろうか。
(「余命十年」「コーダ」「ゴーストバスターズ」「マイ・ダディ」は泣きましたよ)
そもそも、あの子はお母さんがどうやって死んだか何も知らなくてかわいそう、という設定があの描写だと無理がある。あの嘘も絶対駄目な嘘だし。
阿部寛、安田顕、薬師丸ひろ子、キャストみんな良かったけれど、大島優子、田中哲司、濱田岳の三人以外はいかにも芝居がかってて、松竹新喜劇の舞台観てるみたい。(松竹新喜劇は泣けます)
見せ場の連続なのでどこがクライマックスなのか、
原作者と同世代だけど、東京の大学へ行くだけなのにあんなだったかなあ。
どうして最初にタイトル出さないんだろう。最後に出す意味あるのかな。「ちょっと思い出しただけ」の時は最後にタイトルが出て、あっと思ったけど。
映像もきれいで、いかにもな音楽も美しいし、何より阿部寛が良かったです。いろいろ書いたけれど、好きな作品です。
最後まで父に「ありがとう」言ってないですよね。
確かに、アキラ「ありがとう」言ってませんね。今気付きました。鋭いご指摘勉強になります。ただ私も昭和世代ですが、親亡くなった時、母の時は人目もはばからず号泣しましたし、父の時もすすり泣きしましたが、ついに、照れ臭さもあり「ありがとう」言えませんでした。特に父には憎まれ口ばかりで後悔しています。ありがとうございました😊😊
コメントありがとうございます。
「そもそも、あの子はお母さんがどうやって死んだか何も知らなくてかわいそう、という設定があの描写だと無理がある。」
ですよね。
ツッコミどころはたくさんありますが、良い作品でした。