「昭和の不器用な父親と子どもの物語」とんび トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
昭和の不器用な父親と子どもの物語
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本作は同名の小説を原作として
ドラマ化もされたらしいのですが
個人的にはこの作品はこの映画が初見です
戦争の傷跡が残る昭和の時代に
主人公のヤスが愛妻と息子の家族で暮らしていくが
事故によって妻を失ってしまい
その後、一人息子の旭を育てていく
ヤスが旭に母親が亡くなった理由で嘘をついたりして
不器用な昭和の父親として描かれている
母親を知らない旭をヤスとその周囲の人々が
みんなで育てていく映像は
古き良き昭和の時代を表していると思う
この映画は昭和の中期と後期の時代を
交互に描かれているが
主人公を演じる阿部寛の違いがわかりにくいので時代を感じにくいように思った
あと旭が少年だった時期がそこそこあったので
北村匠海の出番はちょっと短めに感じた
極端なサプライズな展開は少ないが
基本的にいい映画だと思う
ただ、ドラマや原作を知っている人は
どう感じるかわからない
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