「圧倒的な」アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的な
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なんとなく名前だけどこかで聞いたことはありましたが、
初めてきちんと歌声を聴き、歌う姿を見ました。
ただただ圧倒されました。
貴重な映像が記録されていて、上映出来て良かったと思います。
でもアメイジンググレイスは、知ってるメロディーラインがだいぶアレンジされていた感じで、この曲は出来ればあまりメロディーを崩さないversionを聴きたかったな、と思いました。
キリスト教徒ではないので、イエスを讃える歌詞で高揚とかはしませんでしたが、これはきっと各地で別の宗教だったり別のジャンルの音楽だったり、あるいは救いを求める祈りの祭り、儀式とかに通じるものなんだろうな、と思いました。
人は多分何かしらのすがれるものがあると、どうにか奮起できる。昔から、そのために宗教なり音楽なり祭りなり、何か心の拠り所を人々は作ってきたんだろうなぁ、と思いました。
この記録映像にあるような、「好きな音楽を聴くためにマスク無しに近い距離で集い、自然に体を揺らしたり一緒に口ずさんだりする」、そんな世界がまた戻ってくることを願っています。
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