アオラレのレビュー・感想・評価
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恐っっっ😱
最近よく聞く「あおり運転」。クラクションが発端であおられる話だけれど、このラッセル・クロウ演じる「男」は元々仕事を解雇されたり人生に行き詰まって放火殺人まで犯したアブナイ男。単なるアオラレだけの話ではなかった。
確かに青信号で進まない車にクラクションは鳴らしたくなっても男がいうようにププッと鳴らせば済む話。それを指摘された時点で謝ればよかったのに、、、息子のカイルの方がちゃんと理解できている。
元を辿れば、平気で遅刻をする、お客との約束に間に合わなくても自分から謝りの電話も入れない。少しでも早く行こうとアブナイ運転をしたりとなにかといい加減なレイチェル。レイチェルにあまり同情はしないが巻き込まれた人たちがなんとも気の毒。
ガソリンスタンドで轢かれた男性。弁護士のアンディ。弟とその婚約者。交通事故に巻き込まれた人達、本当に気の毒。顧客のデボラが助かったのは唯一の救い。(デボラの名前を出したレイチェルにはなんて奴と怒りMAXになったが)
中だるみは一切なく、ずっとハラハラしっぱなし!あおり運転といえばスピルバーグの「激突」を思い出すが、あちらはあおる運転手の顔が一切わからないことが怖かったけど、こちらはラッセル・クロウの凄みのある目つきがとても怖かった。
ラッセル・クロウはどこまで大きくなるんだろうか、それも怖い。運転には気をつけよう、そしてむやみにクラクションは鳴らさないようにしよう。遅刻はしないように、余裕のある支度をしようと、改めて思わせてくれました😬
これはヤバい
自分もサイコパスかも。主人公に共感して感情移入してしまった。追われる女性がちゃんと謝っておけばこうはならなかったのに。主人公の気持ちになってもっとやれもっとやれと思ってしまった。ビクッとするショッキングなシーンもありヤバいとしか言いようがない素晴らしい作品だった。
評価4.5
久しぶりにレビューします!!ラッセルクロウの危機迫る演技が素晴らしかったです👏ラッセルクロウで例えるなら『ジョーズ』のサメのような感じでした!!『激突‼』とか『ヒッチャー』はまだ未見のままですが、心臓バクバクしました!!息つく間がなかったです!!シングルマザー役のカレンビクトリアスもよかったです!!子役のガブリエルベイトマンは少し成長しました!!声が少し変わってました!!この映画を観て何年か前に観た『ドント・ブリーズ』を思い出しました。『ドント・ブリーズ』のお爺さんも最強やったけど、運転手のラッセルクロウも負けてないです!!最後は絶命したけど〜(+_+)日本でもこういう煽り運転起きているのかな〜。映画ほどではないが、起きているかもしれない・・・。以上。 〔2021年5月30日鑑賞〕
ゲームを実世界で活かせる例
原題はUnhingedでヒンジ(蝶番)が外れたというところから不安定、異常という意味がある様子。直訳を邦題にするなら「異常者」といったような具合でしょうか。でも「アオラレ」の方が好きなのはなぜ笑
タイトルがアオラレなので煽り運転に注目しがちですが、オープニングからは運転マナーを通じたスマホ依存など現代病への警鐘をメッセージとして感じました。
よかったのは序盤の伏線をしっかり回収していたところです。キャンディ棒のハサミ、お隣さんの新車、そしてゲームの作戦の話などです。
ちなみにこのゲームの作戦のくだり、字幕にはゲームと書かれていましたが、しっかりFortniteと言っていたことを聞き逃しませんでしたよ笑
この映画はFortniteの作戦を実生活の危機対策に使えましたという話でもあるのだ!(?)
久しぶりにドキドキ感満載です
最初から最後までドキドキハラハラしながら観れました。
レイチェルのダメさ・いい加減さはその通りで、朝寝坊で遅刻して息子に迷惑かける、大切なお客さんに迷惑かける、挙句にそのお客を殺させる。めちゃくちゃな奥さんですね。離婚されても仕方ないですな。まぁ、最後の死闘だけはさすが母親としてのパワーを発揮して拍手喝采だったです。
レビューの中に「激突」と比較してもB級だと言ってる人がいるけど、私としては「激突」も確かに傑作だと思うけど、そもそもあれはB級ムービーだったのではないでしょうか。スピルバーグの出世作だったから勘違いしているようですね。B級の定義を理解していない人が多いみたいです。
とにかくとても面白かったです。
映画の面白さを味わいたい人には是非お勧めです。
最後のワンシーンもドキッとさせるお約束で良かったです。
公道という恐怖
タイトルの「アオラレ」は、煽り運転の被害者ということです。
サブタイトルは、「たった一度のクラクションが、すべてを変える」です。
原題は「unhiged」で「不安定な」という意味です。
冒頭に、煽り運転をするトム・クーパーが、離婚、私怨か何かで、
人を殺し、家に火を付け、炎上し、爆破するシーンから始まります。
煽り運転をするトム・クーパーは、生きる希望も夢もない、逮捕され、
死刑が待つだけということになります。
「不安定な」どころか、冒頭からアクセル全開という感じです。
煽られる運転をするレイチェルは、離婚訴訟中で、家も、美容室も失い、
寝坊して、遅刻し、顧客も失い、「不安定な」状態から、クラクション
を鳴らし、売られた口けんかを買い、危険な状況に一気に突入します。
この状況になっては、どうにもならないという勢いでラストまで一直線です。
都会で、道路が渋滞するのは、万国共通です。
自分は、都会で仕事のためには電車異動で、車を利用する機会がなくて、
良かったです。
20年以上前ですが、煽られて路上で停車させられたことがあります。
自分はバイクで、相手は車でした。
相手は、何を言っているのかもわからず、自分のバイクのスロットルを
無意味に開けては、怒っていました。
自分はバイクの運転自体に慣れて、飽きてきて、注意が散漫になって
いたので、何が原因なのか、今も持っても理解できません。
その後、自分はバイクの運転をやめました。
車と車の煽り運転が問題にされますが、バイクと車でも煽り運転はあります。
もちろん、バイクにクラクションはついていません。
バイクにも、ドライブレコーダーを付けた方が良いです。
公道という通り、色々な人がいるということです。
2019年7~8月に起きた「煽り運転」を「妨害運転」と規定して厳罰化した改正
道路交通法が施行された元の事件となった会社役員宮崎文夫(44)は、懲役2年
6カ月、保護観察付き執行猶予4年となりました。
この宮崎文夫は、横浜市でBMWディーラーで白い高級スポーツタイプ多目的車
(SUV)を一週間以上試乗し、ナンバープレートまで偽造し、栃木、静岡や愛知で、
「煽り運転」を行っていました。
この宮崎文夫は、最初から確信犯で「煽り運転」を行っていたということです。
もちろん、この宮崎文夫は、トラックに対しても「煽り運転」を行い、事故死
する可能性すら、考えないような人間です。
あれから、まだ2年、もう2年という感じがしました。
日本にも、トム・クーパーのような男はいるということです。
個人情報は、どこから漏れるか分からない、情報化社会に対する恐怖もあります。
今は車を所有していませんが、所有する予定なので、気を付けたいと思います。
恐怖
ラッセル・クロウの演じる異常者に恐怖を感じた。
当事者だけでなく、その関係者まで躊躇なく殺害できる変人ぶりにビビった
マイナス面としたら彼のプロフィールとかがよくわからなかった。なぜあんな恐ろしい人格なのかとかわかりにくかった
でも、だからこそ逆に怖かったのかもしれない
実際のあおり運転もそんなんだし
動機なき殺人。でもこれが現代
アメリカにも煽り運転てあるんすね
日本の方がまだ可愛いと思ってしまうレベルで多発してるらしい
コロナだし不景気だし車は多いし現代人のストレスをぜーんぶ煽り運転にぶつけてる感じ
でもこれはやばい
煽り運転LV100
マジで動機ない
ラッセルクロウの方が100悪い
100悪いけど下手にクラクション鳴らしたりした相手が頭おかしい場合があるから運転には気をつけましょうという教訓を得た
そしてラッセルクロウ太った
ただの巨漢
見たいものな無い時に見るとちょうど良い
東京でも映画が見れるようになったようだけど、あんまり話題作はないし、と思った時に見るとちょうど良いです。
時間も今どき短めです。
本作は、オピオイド濫用による精神錯乱に伴う暴力犯罪を暴く、社会はドラマです。
あの筋肉ムキムキのグラディエーターが役作りのために、ダボダボのおっさんになって大暴れします。
清々しいまでに、胸糞悪いシーンの連続で、映画らしい映画を見た気分に満たされ、満足できました。
惜しむらくは、息子さんがもう少し頭脳戦で活躍し、おっさんを困惑した上で仕返しできるよ、もっと良かったと思います。
あと、実は目立たず結構死んでるので、お葬式行くと親族に責められて辛いだろうなぁ。
あの名作を連想しながらも、カルシウムが足りない人達の作品です。
前から興味があった作品ですが、都内のシネコンは休館状態で6月からソーシャルディスタンスと時短営業でなんとか再開。
で、近所のMOVIX亀有に久しぶりに足を運んで鑑賞しました。
て 、感想はと言うと…まぁみんな余裕も無いし、カルシウムも足りてないよねw
予告編を観た時から、昨今の煽り運転の事件等もあり、煽り運転事件のあんな事件やこんな事件が頭に浮かぶw
余裕が無いと言うのもあるし、「ハンドルを握れば人間が変わる」と言うのは昔から聞きますが、それの物凄くコジらせた感じw
作品としては面白いと言えば面白いけど、B級感はあります。と言うか、B級作品の申し子の様な作品でw、上品ぶる様な作品でないのは確かw そうでないとこの作品は楽しめないかなと思います。
でも、それ以上に煽られたレイチェルの同情感薄がプンプンw
寝坊して、約束の時間に遅れているだけで社会人失格。それも大事な大口のお客に対してなんてフリーで活動している者にしてみてはダメダメ。
また渋滞で違法の路肩走行して違反連発。
もうこの時点で天罰感高めw
その後のラッセル・クロウ扮する、トム・クーパーのやりすぎな怒りの引き金を引いてしまう。
でも観る側のレイチェルへの同情心はあんまり湧かないw
この辺りのカタルシスが面白いんですよね。
それでも、トムのやり過ぎ感はドンドン加速していき、まさしく「どうにも止まらない」。そこに執拗なレイチェルへの狙い撃ち。「狙い撃ち」に「どうにも止まらない」とは山本リンダ状態ですなw
レイチェルの些細(本人が思う所の)な「アオリ」から、トムの暴走は引き起こす悲劇の物語ではありますが、難点は個人的にいくつかアリ。
・最初のトム・クーパーの襲撃と爆破はいるんだろうか?
この辺りのプロローグが今後の事件の切っ掛けになって「こいつ、ヤベ〜ぞ」と言うイメージを植え付けて、トムの無差別な殺人鬼的な側面が強調されるんですが、被害者も加害者も一般人で、アオリ・アオラレが巻き起こす悲劇の方が良いし、面白いと思うんですが如何でしょうか?
・ラストの実家での決闘はどうなの?
個人的には「路上で巻き起こるバトルの決着は路上で」と思うんですが、実家で場外バトルと言うのにはちょっとどうかと。
また、思ったよりもあっさりとトムのHPがゼロになってのゲームオーバーは割と肩透かし。執拗にレイチェルを追いかける様はターミネーターの様な不死身感もあるし、何よりもあの「グラディエーター」のラッセル・クロウならもっとタフであっても良かったと思うんですよね。
何よりも、この作品を見た時にはあの「激突!」が思い浮かぶんですから、路上でない所の決着は少しガッカリかなと。
他の方も書かれてますが、「激突!」や「フォーリング・ダウン」と言った所謂「プッツン作品」を思い出す作品で、比較するのはどうかと思ってもやっぱり比較してしまう。
特に「激突!」は今見ても十分面白く、ホラー要素も感じられるサスペンスアクションの傑作。
制作側が意識するしないに関わらず、観る側は意識してしまうのは致し方なし。
ましてや私生活では短気と粗暴な振る舞いが有名なラッセル・クロウが主演なら、そこを狙ってのオファーか?と思ってしまいますわなw
また、ラストのレイチェルが信号無視をした車に向かってクラクションを鳴らすのを止めたのには「バック・トゥ・ザ・フューチャー:Part Ⅲ」のラストを思い出しました。マーティが自分の短気から未来を棒に振った経験を生かして思いとどまった事での「めでたしめでたし」となる訳ですが、レイチェルもあそこでクラクションを鳴らしていたら…となり、ハッピーエンドな訳ですが、ここは敢えてクラクションを鳴らして「学習しないのか、君は?」となる方が面白いかとは思いますが如何でしょうか?
もっとシンプルかつ煽られの恐怖を描いても良いかと思いますし、トムの素性が明らかにし過ぎなのもちょっとどうかと思ったりしますが、こんなになかなかダメな主人公の女性も珍しい。ましてやお客を売ろうとしたしw
もう少し、レイチェルの報われない感じでも良かったけど、どちらも肩入れが出来難いキャラがちょっと中途半端にも映ります。
ただ、やっと映画が以前よりも観れる環境が嬉しいので、B級作品が映画館で観れる事でちょっと満足してしまったw
とりあえず、好みがありますが、興味がありましたら、肩の力を抜きつつ、ハードルを下げて鑑賞されては如何でしょうかw
予告通り
ほぼほぼ、予告を見た人が大体イメージした内容通りだと思う
が
それ以上でも以下でも無く
精神的におかしくなった人に、動機なんてものは無いのかもしれないけれども
もう少し何があったのかは知りたかったかも知れない
尺はこのくらいで十分
むしろ序盤からもっとぶっ飛ばしても良かったかも
ポップコーンムービーって感じで
気軽に楽しめます。
アオッテンジャネエ。
朝のラッシュ時の渋滞で仕事に遅れてイライラしてた主人公が、青信号で進まなかった車にクラクションを鳴らしたらしつこく追い回される話。
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冒頭のタイトルバックから不穏なニュース映像を流してこっちを煽ってくるあたりから100点。それに、『激突!』みたいにずっとカーチェイスと思ってたけど、割とサイコスリラーも強めで200点。
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ラッセル・クロウのあのデカい巨体はただそこにいるだけで怖いし、言ってることの論理が破綻しまくってて完全に話通じない人だ、感が良い。
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そもそもの原因がクラクションを強く鳴らしすぎたからだし、運転しながら化粧してた人が巻き込まれたり、教習所推奨映画ではあるけど、私がこの映画で1番学んだのはスマホのロックの重要性かな(笑).
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主人公がスマホロックしてなかったら話が進まないからご都合主義の設定ではあると思うけど、スマホのロックはガチガチにしとこうな(笑)ついでに、車運転しながらスマホ使うくせに買い物しに行く時はスマホ置いてくなよとも思ったね。
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ハーイ! I'm ラッセル
普通のスリラーのクライマックスを冒頭に持ってくる狂気
全編アクセルベタ踏みの暴力描写満載 殴る 蹴る 刺す
轢く 燃やす 絞める
鎮痛剤依存の巨漢がシンママを追い詰める トラウマ必至の要注意映画
今回のお母さんは時間にルーズだよ!
90年代「不法侵入」系。
及第点。
90年代「不法侵入」系。
煽り運転に特化はしてないのね。
被害者の自業自得感ゆえ複雑な心境。
それが一応は深みという算段か。
「激突」「ヒッチャー」ある世にこれを撮る意義は?
啓発?
反面教師というべきか…いや、かなりフィクションだとは思うのだけど。
現実に起こりうる「アオリ運転」が題材ではあるが、煽られる側にも問題がないわけじゃないとのスタートだった。とにかくオープニングが秀逸で…社会から与えられるストレスを凝縮したような展開とそのBGMに圧迫される。ラッセル・クロウが異常なまでのサイコ野郎を好演してるわけなのだけど、彼の芝居は特段にサイコなわけじゃない。終始、怒ってるし思い詰めてるし、共有できない感情ではないのだ。
その度合は理解できはしないのだけど。
なので、その社会から与えられるストレスによって、今後彼のような人間が現れるかもしれないと、ふと思う。
携帯のGPSの件とかはよく出来ているのだけれど、彼女の周囲の人間にまでってのは誇張が大きかったかもなあ。最後に祖母の家に逃げ込むのも疑問ではある。
ああ、やっぱり直接戦うのだなあと、アメリカ的な精神論が降りかかってくる。
まぁ結局の所、個人情報の塊である携帯を取られてるので、警察署に逃げ込んだところで、解決はされないみたいな事なのかもしれないけれど。
ただ、サイコ野郎の目にハサミを突き刺して、尚且つ足で蹴り上げるってのは…アレで皆スカッとするのだろうか?
ラストはクラクションを鳴らそうとして、やめる主人公。息子から「正解だよ」との声がかかる。
どおにもやるせない結末ではあるが、どのみちその瞬間にしか会わない相手。わざわざ干渉する事もないとも考える。
日本だけかと思ったらアメリカでも結構な社会問題になってるんだなぁ。向こうは銃が近くにある分、恐怖が増すなあ…。
■追記
masamiさんのレビューを読んでハタと気づく。
「言われてみりゃそらそうだ」
そう思うと今作は結構真面目なテーマだ。
男は「お互い様だ」と謝罪をし、また促した。それを突っぱねたのは女の独善的な思考だ。
「悪いのはあなた。私は悪くない。」
この考え方が発端なわけだ。
その後に起こるアレコレは異常な事ではあるけれど、生まずに済む軋轢を生んだのは、コレなのだと思う。
まぁ、ほぼほぼ反射的な行動ではあるし、自身もやられた事のある至極ありきたりなアクションなのであろう。なのでその事について再考する余地などない。
が、結果には原因がある。
そういえばオープニングにも「SNSとマスコミに脅されて」なんて一文があった。
煽り運転は非常に危険で野蛮な行動ではあるが、煽り運転をする側だけが異常ってのはマスコミに煽られての価値観かもしれない。
報道される部分だけが真実ではないのである。
ラストカットで彼女はこの「煽られる可能性」を回避した事になる。
煽られ防止キャンペーンな映画なわけだ。
煽り運転の全ての原因がコレってわけでもないし、何の原因もないのに煽られた純然たる被害者もいるのではあろうが、きっと何割かには当てはまるのだろうと思う。
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