「途中までは最高に面白いのに…」アオラレ 承太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
途中までは最高に面白いのに…
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最初がいきなり殺人と放火から始まるぶっ飛んだ映画で、テンポもいいしラッセルクロウの熱演も最高でハラハラドキドキしますが、おばあちゃんの家に向かい出してからの失速感が凄い。途中から監督変わったのかってくらいつまらなくなった。
なんも悪くない弁護士や弟の婚約者は殴られて惨殺されて血まみれなのに、ラストで主人公は殴られまくっても顔も腫れず鼻も折れず綺麗なお顔のまま。普通あんな大男に全力で顔殴られたら重傷でしょう。
作戦通りやればうまくいくから…!という親子の会話にワクワクしていたのに作戦がお粗末すぎてびっくり。しかもせっかく見つからなさそうな場所に隠れている子供に話しかけて殺人鬼に子供の居場所を教える無能な母親。死んでいい。
犯人の車を追い越し見つかる親子。警察がいるからってなぜそんな馬鹿な真似を…。
目立つ赤い車からかたくなに降りない親子。いや徒歩で隠れながら逃げれば絶対犯人に見つからないよ…。
あれだけの死者が出たのにすごいあっさり終わってなんかもったいない映画だなと思いました。名作になりえたのに。
でも途中までは本当に面白いのでこの星の数です。
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