羊と蜜柑と日曜日のレビュー・感想・評価
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タイトルがストーリーとの関連性が感じられなかった。別のタイトルの方...
タイトルがストーリーとの関連性が感じられなかった。別のタイトルの方がよかったように思う。
藤田さん演じる頑固な老人と亡くなった夫の記憶を持つ小さな女の子、野澤さんの孫と老人との不思議な旅は、道中、いろんなことがあって楽しめた。最後に、湖面に映る逆さ富士が見えなかったのは非常に残念。逆さ富士を目的に旅しているのにないのはスッキリしない。劇中、冬を舞台にしているので撮影できなかったのだろうか。冬から春にかけては富士山はなかなか晴れないので難しいとは思うが撮影するべきでしょう。
監督名を検索したら若い方だったので、作品自体も若い感じがした。
死ぬ事なんて怖くない
この映画を観て、「死ぬ事なんて怖くないんだ」と思えた。 それは、藤田弓子さんから醸し出される雰囲気や達観した性格からなのかもしれないが、死への恐怖を和らげられる気持ちになった。 最後の湖のシーンはとても綺麗で、まるで彼女の人生が無駄ではなかった事を象徴するかのように、美しい音楽と共に彩られていた。 何度も見返したい作品。 もし生まれ変わるなら、私は猫になりたい。
fusitiveは言い過ぎですかね
40年前に亡くなった夫の記憶を持つ少女と老女が、かつて約束していた逆さ富士をみるために旅をする3日間のロードムービー。 28歳の夫に先立たれ、近所との付き合いも殆どない老齢未亡人のもとに、夫の記憶を持ち自分を清志郎だと宣う小学生の女の子が現れ始まっていくストーリー。 子供が婆ちゃんに偉そうに喋ったり、婆ちゃんが当たり前の様に打ち解けたりと、ちょっとズレた空気感が可愛らしかったりホッコリしたり。 ストレートな話で大きな盛り上がりはないながら、賑やかし設定や、やり過ぎ感が否めない人物?等、二山三山用意されていて、最後まで飽きずに楽しめた。 やっぱり子供と老人の交流ものは反則だね。
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