「面白いと思ったけど、よくよく考えてみると…」黄龍の村 鼻次郎さんの映画レビュー(感想・評価)
面白いと思ったけど、よくよく考えてみると…
クリックして本文を読む
前半のスマホ撮り風の映像はちょっとだれぎみで少々早送り(結局見直したくなる)
そして本編が始まって理不尽な殺人が行われ皆殺しにされたと思いきや、その中の3人は死んだふりで実は復讐のためにやってきたって話に転回する。
爽快と言えば爽快。復讐のためにやってきたのだから2対1は卑怯とかそういうのは無し。
個人的には面白いと思った。
けど…。
よくよーく考えてみると、復讐にやってきた4人(↑の死んだふり3人以外に村人に連れ去られた実は強い妹も1人いる)は、なぜ村人に捕まる必要があったの?
「捕まったふりをして隠密で何かを調べる」とか「捕まったふりをして内部工作をすることで何とか村人を倒せる」とか、そんなのは一切ないし必要が無い。
4人は村に入るなり復讐のために攻撃をしても良かったはず。
村人に猟銃を突き付けられながら一列に並ばされ、次のターゲットとなった女性が暴れて散弾銃を奪わなかったら一体どうするつもりだったのか。
4人の強さ、無双ぶりを思えば、
・4人で車で村に行き一気に攻め落とすこともできるはず。
・捕まったふりが必要なら、家を案内されご馳走を食べた夜に4人で復讐を開始すればいい。
どんでん返しを描きたくてそういうストーリーにしたのは解りますが、矛盾のある映画はちょっと気になります。(★1つ減点した理由がそれ)
コメントする