劇場公開日 2021年4月23日

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SNS 少女たちの10日間のレビュー・感想・評価

全83件中、81~83件目を表示

3.0「見えないから」の恐怖

2021年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

おとり捜査のような手口でのドキュメンタリーを作成するにあたり、
まずは協力してくれる成人した女優のオーディションから始まる
インタビュー(オーディション)にきた殆どが、被害の経験者であり、中には写真をばらまかれ脅迫された経験のある者もいた
選ばれた三人の女優に、セットの中で12歳になりきってもらい、”架空の”SNS(facebookとskypeのアカウントを作成し、実験は始まる
アカウントを登録したとたん、蜜に引き寄せられるハチのような反応
そして、12歳の少女に対して、(例えそうでなくても)考えられないような、発言や卑猥な映像が送りつけられる
実をいうとその内容(やりとり)のひどさ途中で吐き気を催して退出しようかと思った
実験を監修した心理学者や弁護士の言う通り、そういう画像を送りつける事自体が大きな犯罪である

自分の孫でもおかしくない世代の少女たちに、性的な要求をする輩たち
どう対応してわからず、過ちをおかしてしまう、少女(あるいは少年)たち
送った画像は一瞬に世界中に拡散され、そしてそれが新たな脅迫の対象となってしまう

最後まで見届けて、便利になった分、恐ろしい犯罪が蔓延している事の恐怖を覚えた
技術やSNSは否定しないが、その便利なものを使うには知識が必要だと感じた作品である

子供たちに見せるにはあまりにも衝撃的だし、親に見せると、不安を植え付けてしまうのでお勧めするのが難しい作品だが、見たあと色々な事を考えさせられた。

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tochitli

5.0親は必見。

2021年2月27日
iPhoneアプリから投稿

凄い実験したねぇ。

R15+?
出来れば中学生にも見て欲しいけど、人間不信になってしまうかな?

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Patalliro

3.5プレデターはネット上にもいる

2021年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

未成年者に性的いたずらを働く変質者を、英語で「プレデター」と呼ぶが、本作にはそんなプレデターがわんさか登場。
アーノルド・シュワルツェネッガーが闘うプレデターは姿を消す能力を持つが、こっちのプレデターは、自らの醜態を臆面もなくさらけ出す。
そのあまりにもバカらしく滑稽な姿に笑ってしまうが、それにいちいち応対しなければならない12歳少女(という設定の18歳女性)たちがいたたまれない。
予告でスマホに興じる少女たちが映るが(本編での冒頭映像)、本作を鑑賞後に改めて見返すと、手軽にスマホを使いこなす彼女達に、逆に戦慄を覚えてしまった。
SNSで友達依頼をしてくるのが全員プレデターというわけではない、という事が分かるのが本作唯一の救い。

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regency