SNS 少女たちの10日間のレビュー・感想・評価
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人権侵害の犯罪者サンプル集
久々に「観てよかった」と「観るんじゃなかった」の同時攻撃をくらいました。
ここに出てくる獣どもは「幼児性愛者」ではありません。
痴漢やレイプ犯と同じで、「小さな子どもなら、抵抗できないから何しても構わない」と思い込んで、「狙っている」んですわ。
通り魔が、「誰でもよかった」と言いながらも女子どもしか狙わないのと一緒。
子どもを、自らの支配欲を充足させるために、征服し屈服させる「虐待対象」「物」としか見ていない、卑劣な人権侵害の犯罪者でしかありません。
不快感で、砂をかむような、胃の中から嫌な香りが口の中に広がるような、そんな嫌な気分になりました。
奴らの存在と同時に許せないと感じるのは、SNS(Facebook、Instagram、Skypeなど)が、未成年の使用や、性的コンテンツ・発言を自らの基準で規制しないこと。
過度の規制は検閲に当たるし、私的発言の制限もまた人権侵害でもあるので難しいとはいえ、犯罪者が野放しなのはどうかと思いました。
さらには、子どもと親のコミニュケーション不足による、子どものSNSでの無警戒な利用がいけないとも感じました。
遠いチェコの話だと思えず、同じようにSNSが悪用できる環境にある日本にもある危険だと思います。
自分に子どもがいたら、不安で気が狂いそうになる内容でした。
【リアルSNS児童性犯罪告発ドキュメンタリー。子供達へのSNSとの関わり方をしっかりと理解させる必要性を改めて、認識した作品でもある。】
- チェコでは、子供達のネット閲覧制限が緩い事が、冒頭のテロップで流れる。-
◆三人の幼く見える成人女優さん達は、このドキュメンタリーの準備をしている時は、まさかあそこ迄愚かしき男達から、多数のアクセスがあるとは、思わなかったのではないかな。(10日間で約2500人が、アクセスしたそうである。)
架空の12歳の部屋を"創作"している時の姿が、何だか、楽しそうだったからである。
だが、弁護士、精神科医の立ち会いの下、愚かしき男達との遣り取りを続ける中で彼女達は、疲弊して行く。
- 観ている側も、いい加減ゲンナリしてくる。それにしても、モザイクがかかった下劣な男達の"獲物を狙うような眼"が恐ろしい。-
◆そんな中、唯一現れた、途中でモザイクが外された大学生の男性の
"裸は、愛する人にしか見せては駄目だよ!"と言う、至極当たり前の言葉が心に響いた。
疲弊していた女優さんの眼に溢れる涙、スタッフの女性の頬を伝う涙が、印象的である。
<性犯罪オンパレードのこの映像を基に、実際にチェコ警察が捜査に乗り出した、リアルSNS性犯罪告発ドキュメンタリー。現代社会が直面するSNS児童性犯罪に、強烈な警句を投げ掛けた作品である。>
イマイチ平凡過ぎか?
今の時代にあるべきドキュメンタリー。
気持ち悪くて恐ろしい…
これはすごい。広めたいと思った。
モザイクも薄いし、吐き気もする。だけど、これが実態と思うと目を背けられない。成人している自分が見ていても受け入れたくない数々の会話、オファー、脅迫。子どもたちがこういう脅威に晒されていることをこれまでやり明確に認識できたし、「嫌がらせ」という言葉で片付けられないことだし、受け取る側が悪い(子どもが悪い、その親が悪い、その家庭環境が悪い等)という話に終わらせてはいけない問題だと思った。「性行為がなくても性的虐待は成り立つ」という言葉が出てたと思うが、その通り。
ポルノと性犯罪の境界がわかってないキモイやつらが多すぎる。
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童顔の18歳以上の女性3人が12歳のフリをしてSNSを登録し、相手とチャットや通話をすることで未成年への性的虐待を暴いていくドキュメンタリー。
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トータルで約2500人の成人男性がコンタクトをして来てるらしくて、内容がまぁ酷い。この映画内出てくるやつほぼ、ブツを映してきたり、何度も服を脱いでと言ってきたり。
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家で一人で冴えないおっさんがブツをさらけ出して写してるのほんと惨めな姿だよ。中には明らかに悪意を持ってやってる人もいるのかもしれないが、ほとんど自分が性犯罪をしてるという意識が希薄なんだろうな。
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ポルノや風俗の延長線上で、こういうSNSのサイトを性的搾取に利用してるから、相手の女の子が一人の人間だという認識がない。人を殺すアクション映画が好きでも、実際に人を殺しちゃいけないのと一緒のことなんだけどね思うわ。私もこのインスタやってて、フォロワーさんも増えてたまにコメントしていただいたりしてるけど、たまに距離感違うなって人いるしね。SNSで実際に会ったことない人はあくまで"フォロワーさん"で、友達じゃないんだけどな。
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チェコだけの問題ではない
スマホの規制は、まだ日本の方が厳しいのかもしれない。
それにしても、チェコのこどもたちは危険にさらされた中でスマホを利用しているんだなと。
この現実があっても、親は子どもにスマホを与えるんだ、ルールなく?
それにしても、性犯罪がこれほどまでにまかり通っているのには驚いた。
あまりに露骨で、あまりに軽薄。
このドキュメンタリーを作成した会社に拍手。
こんな形で民間が取り組まなければ、国が動かないというのは、どこの国のお国事情も変わらずか。
異常に晒されていると、正常に出会ったときに驚き、疑い、感動する。
当たり前の価値観が、何なのかわからなくなってしまった自分に気づかされる。
モザイクとはいえ、かなりヤバイ映像だけど、すべてのおとなにみて欲しい。
ありのままの現実に驚嘆。
とても衝撃的かつ興味深い作品でした。
幼い顔立ちの成人女性が未成年で12歳という設定のもと、SNS登録をすると一体どのような事が起こるのか10日間に渡り検証したドキュメンタリー。
序盤から容赦なく卑猥な誘いを仕掛けてくる男たち。はじめは相手が"12歳の少女"という自分よりも年下ということに欲情し、性的欲求を満たしていく様子がなんとも不快であったが、中盤、後半は性欲だけではない、支配欲に駆られエスカレートしていく男たちの要求に不快指数はさらに上がっていく。
そこには思春期に突入したばかりの年齢を巧妙に利用し、上手く断ることができない少女たちの心理を上手くついているところに怖さを覚えた。何せこれはあくまで検証であり、実際は成人女性が12歳の少女に成りきっている演技なのだから。
本作はチェコで起きているSNSを利用した社会問題を提起している。鑑賞中疑問に思ったこともあり、チェコでは手軽にネットの中の相手とビデオ通話をするものなのかということだ。これが日本ではどうだろうか、見えない相手とやり取りを繰り返し、ある程度の信用のある人と認識はしていても、顔を出すことには抵抗があるのではないだろうか。作中は主に通話を通して展開されていくので、そもそも…。というところはあるが、問題はそこではない。12歳という年齢にインターネットという環境を与えるとどうしても好奇心が勝ってしまう。初めてやり取りした相手が本作のような卑劣な人間たちだと、その子たちがどんな精神的なダメージを負うか想像もできない。「問題はサービス提供者が制御しないことだ。」と作中の台詞が核心をついている。
しかし、悪い人ばかりでは無いのも事実。看護学生の青年とのやり取りには心底安堵したところ。まともな考えを持った善人も一定数必ず居て、思わず涙を流す描写にこの撮影の過酷さを伺うことが出来る。
本作はR15+指定。正直なところ、今の中高生に鑑賞してネットに対する危険性を学んで欲しい作品ではあるが、撮影、検証したありのままを映し出しているため厳しい描写などが多々ある。だがそれでも、現実で起きている性的虐待や性犯罪と向き合って欲しい。そうすることで自身だけでなく周りの大切な人を守り、安全なインターネットの活用が構築できるのではないだろうか。
雄の習性全否定(イケメンは除く!)
手の込んだトラップに次々と掛かるマヌケな男達
スケキヨキュウピーみたいなお面まで被せられて、、
水ダウより悪質なプロの手によるドッキリ喫茶店にノコノコやって来て天誅をくらう
家に押しかけられて逆ギレするオヤジ
カワイコちゃん3人が揃って泣き出すくだりが一番おそろしい キモいおっさんには不可能な事をいとも簡単に達成するイケメンこそ本物の悪魔かもしれない
エンドロールのコーラスまでドン引き必死の嫌な作品
雄の習性参考
「ドン・ジョン」2013監督ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
「シェイム」2011出演キャリー・マリガン
複雑な感慨がある
本作品はSNSを使った実験映画である。12歳の女性を装ってSNSにプロフィールを公開して、交流申請してきた男たちの実情を描く。
一説によると男性は52秒に一度は性的なことを考えるらしい。我が身を振り返れば、そんなに頻繁ではなくとも時々はそんなこともあると思う。しかし若い時のことを思い出せば、文字通り四六時中というのがそのまま当てはまるほど、セックスしたいなあという気持ちは頭を離れなかった。街で若い娘を見かけるとその娘とセックスをするとどのくらい気持ちがいいだろうかなどとすぐに考えたし、ナマ足のミニスカートにはチラチラと視線を送っていた。
といっても妄想するだけであって、実際にそういう娘にちょっかいを出すことはなかった。学校や部活やアルバイトで忙しすぎたのである。それ以外の時間は本をたくさん読んだ。本を読んでいる最中はその世界に没頭するのであまり性的なことは考えない。将棋を指しているとき、麻雀をしているときなどは、性的なことを考えるヒマがない。ということはヒマな人間が性的なことばかり考え、その衝動が高じて女性に声をかけたり、最悪の場合には痴漢をしたりするのだろう。
中国の諺で「小人閑居して不善を為す」というものがあって、つまらない人間は人目のないところでは悪いことをするという意味らしいが、ではつまらない人間とは何かというと、教養のない人間のことらしい。たしかに本作品に出てくるネット住民の男たちの殆どは教養がなさそうに見えた。
日本の諺の「律義者の子沢山」は、真面目で品行方正な人は夫婦仲がよくて頻繁にセックスをするから子供が多く生まれるという意味で、肯定的に使われている。「貧乏人の子沢山」ともいうらしいが、貧乏で他に娯楽がなく夫婦でセックスばかりしているから子供が多いという意味なのか、子供がたくさん生まれたから貧乏になったという意味なのかは不明である。
フロイトは性的衝動(リビドー)が形を変えて芸術や科学の活動のエネルギーとなると説明している。してみると当方が学生時代に本をたくさん読んだのは性的衝動の代替行動だったのだろうか。たしかに52秒に一度性的なことを考えるのであれば、その衝動を別のことに使わないと世の中に性犯罪が溢れることになる。
日本の性犯罪の件数は戦後に比べると大幅に減少している。草食男子などという言葉が生れたように、性衝動のすべてを別のことに変換したり、性衝動の対象を二次元にしたりするなど、異性への欲望を直接から間接に変えたのだ。そうなると生身の女性は不要になるから、当然のように婚姻率は下がり、同時に出生率も出生数も下がって人口が減少する。
日本は世界でも突出した少子高齢社会で、アフリカやインドの人口爆発と対照的である。世界の人口の動勢はよく登山に例えられる。登りがあれば必ず下りがある。登山においては実は登りよりも下りの方がより困難なのである。日本は下りの先頭にいて、右往左往している。
本作品はチェコ映画であり、SNSで見ず知らずの女の子を相手に直接的な欲望をぶつけたり命令したりする身勝手なチェコの男たちを見せられたが、日本でも同じように少女が欲望むき出しの日本人の男たちによってトラウマを与えられていることも考えられる。
しかしそもそもSNSにはそういう危険性が最初からあった筈だ。ノーパンのミニスカートで満員電車に乗る女性はいない。男たちばかりが一方的に非難されることには違和感を覚える。むしろ教育の不足を感じた。国語算数理科社会に加えて、低年齢の段階からインターネットの教育をする必要性があるのだ。そういう時代になったのだという、是とも非ともつかない複雑な感慨がある。
抑止力になる映画であって欲しい
よくぞつくりました。
ネット内の児童性的虐待(犯罪だよな)に対する製作陣の強い怒りと犯罪を白日のもとにさらしたいという強い意志を感じる作品でした。その気概は素晴らしい。
本作はドキュメントですが、舞台は意図的に作られた、セミドキュメントです。
ドッキリ企画みたいな、囮捜査みたいなドキュメント。
しかし、ネット内の犯罪は、ココロにダメージを与える。しかし、その立証は難しい
海外では囮捜査って合法なのかな?
今回の事例ってとっても良いんじゃない?
これで検挙しましょーよ。
また、囮かも?ってのが抑止力になってくれないかな。
けど、いたちごっこになっちゃうんだろな。
本作は女性は一人で見に行かないほうが良い気がします。だって見てるだけで虐待受けてる気になりますもん。
それほど、ハードな描写、なまなましい。
嘘だろ?って思うほどに獣丸出し。
23人の面接者中、19人がネットでのハラスメント経験者って、、、恐ろし。
日本でもそーなんかな?知らないだけなーかな?いや、きっとそうかも。
あるんだろうけど実態がわからずボンヤリしていたことを数字も使って明確にした功績は大きいです。
製作陣、女優のみなさんがチェコ警察に守られることを願います。逆恨みされそう。
あと、エンドロールで流れるメッセージはとても重くココロに刺さります。
忘れない!
傑作。
問題定義にはなるわな。
スプリーよりずっと背筋が凍る
娘(成人しましたが)を持つ父親としては、吐き気と怒りが交互に湧き上がってくる内容だった。少女のことを制欲の捌け口にしか考えていない男がネット上にはウヨウヨしている。毒蛇のような男は、下は20代、上は60代まで幅広く存在する。しかも、想像していた生態をはるかに超えていて、自分の性器を見せるなんて序の口で、12歳の少女に自慰行為を見せつける奴が1人や2人じゃない。
この作品が問題提起しているのは、加害者側、被害者側の両面から対策をする必要があるということである。
性欲を制御できない人間をどうやって抑え込むことができるのか。性的な目的を持って少年少女に接触することを禁止する法律を整備をするのは、当然のこととして、サイト運営者者にも対策を義務付ける必要がある。
個人的には、AIでやりとりの内容を監視して、性的な要求があった場合は、強制遮断でいいと思う。
少女側の方の対策は、ただ禁止するだけではダメだと思う。思春期だと感情の制御も難しいし、好奇心が行動を止めれない場合もある。「怪しいサイトにアクセスしてはいけませんよ」ぐらいじゃ全然ダメで、世の中にはクズ人間が存在しているということを具体的な事例とともに理解させないといけないと思う。
日本版ミーガン法は、まだできていないし、ワイセツ教員の免許剥奪もやっとこれからという状況だから、まずは家庭内教育で自衛するしかないと思う。
SNSの闇を描いた、なかなかエッジの効いたドキュメント作品です。
上映前から、いろんな意味で話題の作品を観てきました。
で、感想はと言うと、なかなか凄い作品です。
面白いかどうかと言えば、面白いけど、人の恥部に触れる様な猥雑な感じの面白さで、観ていておっかなびっくりな面白さと言うんですかね。
フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で際どいテーマの回とTBSの「野球戦力外通告 クビを宣告された男達」を足して、そこに深夜番組のアダルトテイストを入れて、こねくり回した様な感じって言うんでしょうかw
幼く見える成人女性3人を未成年と言う設定でSNSへ登録して、どういった事が起こるかを検証すると言う内容で、一応ドキュメンタリー。
でもそのドキュメンタリーであると言うのがタチが悪いw
スタッフ以外で女の子に帰らんでくるの大人達がどいつもこいつも「ド」を幾つ付けたら良いか分かんないくらいの変態野郎ばかり。その変態遭遇確率99%w
もう、その変態っぷりに口があんぐり。
よくもここまで自分の欲求と性癖をおおっぴらに出来るのか、信じられないぐらい。
ネットと言う閉じられた空間に見えて、広大に広がる社会で自身を解放すると言うのは分かるけど、相手がどんな素性なのかなんて分からないし、誰に見られているかも分からない。ましてや証拠も残るのに、何故ここまでオープンになれるのかが正直分からんw
それぐらい超絶ストレートですw
撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋に、幼い顔立ちの18歳以上の3人の女優が集められ、それぞれが12歳の女子という設定にし、SNSで友達募集をかける。
その結果、女の子達にコンタクトが山程来て2000人以上のコンタクトが成人男性。
それも中年のオッサン達が大多数w 中には老人も含むとなると完全に犯罪予備軍の温床になってる。
もう欲望の展覧会とばかりにいろんな要求を女の子達に求めてくる。その欲求にクスリとしながらも口あんぐりで唖然とし、中には同性ながらに赤面する様な小っ恥ずかしいものがオンパレード。
スタジオには精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家による万全のケアがされているとは言え、いくら検証の為とは「やり過ぎじゃね?」と思えるぐらい。
撮影は10日間にわたり続けられ、撮影されているとは気付かず、何も知らずに卑劣な誘いを仕掛けるオッサン達が赤裸々に未成年に対する容赦ない欲望をぶつけてくる。
会う事を要求するなんて序の口で「〇〇を見せろ!」「〇〇の写真を送ってこい!」と聞くと「お前、普段の表の顔はどんなんやねん!」と言いたくなるぐらい。
中には「こういう事をしているのを家族にバラすぞ。だから俺の言う事を聞け」と言ってくる奴もいる。もう犯罪確定で有罪決定w
こういう文章が証拠に残って、それがどこでどの様に回るか分からないのに何故証拠を残そうとするのかが謎と言うか、怖くならないんだろうか?ちょっと不思議。
とにかく時間が経つ毎に欲望は超特急でエスカレートしていく。人の裏の顔なんて興味本位で見るもんじゃないとばかりに観る側の心が削られていきゲンナリしていきます。
先程「変態遭遇確率99%」と書きましたが、中には「嘘だろ?」と疑いたくなるぐらいの純な奴もいたw
本当に相手の事を思い、相談に乗っていた事が嘘の様に清々しいw
勿論、ネットの全てが欲求を曝け出す所ではないと言うのは分かっているが、余りにもその比率が大き過ぎるので、ちょっと感動しましたw
舞台となるチェコ共和国は歴史のある街並みでネット犯罪的な物には無縁の様にも思えますが、実はネット依存が思った以上に広がっているとの事。
だからこそ深刻でもあると思うけど、これを炙り出そうとする所が凄いw
そんなの炙り出したら、地下道のゴ○ブリの如く、ウジャウジャと出てくるのは分かっていると思うのに炙り出しちゃった。で、ウジャウジャ出てきたとw
クライマックスは会う事を要求した者達と会い、それぞれの大人達がしどろもどろになったり、顔面蒼白になったりするのが野次馬根性丸出しで不謹慎ながらも面白い。
また、スタッフが過度に欲望をむき出しにした者に「御宅訪問」をした時の身勝手な屁理屈には口あんぐりどころが怒り心頭。
「親の教育が悪い!」なんてどのクチが言うんだろう?と思いつつ「だったら、お前の親もお前に対しての教育が悪かったんだな。天罰落ちろ!」言いたくなります。
感想は凄いと書きましたが、それはいろんな意味で凄いと言うだけで、一言で言うなら「胸糞悪い」w
多分、大多数の人達がそういう感想だと思うし、これを観て「感動した!」と言うのは多分皆無w
そういう作品じゃないと言うのは重々承知してますが、インターネットは便利だからこそ、怖いなあと思うし、反面教師とし考えて気をつけようと思います。
でも、よくよく考えたら、社旗的通念や道徳があったとしても、これを「撮ろう!」言い出した監督やスタッフが一番ゲスいかもw
映画でやるべき作品ではないかもですが、映画だからこそ出来たとも言えます。
でも本来はCS放送の番組とか「Netflix」なんかが一番合っていそう。
兎にも角にも、なかなかエッジの効いた作品で「毒」が多い感じですが、腫れ物に触る様に扱うのではなく、きちんと取り扱えば「薬」になる作品かと。
とは言え、なかなかな「劇薬取り扱い注意」な作品。
コロナで三度目の緊急事態宣言で映画館も上映自粛の中、大手のシネコンは殆ど休館。
小~中規模の映画館も休業を余儀なくされて動向が気になる中で上映されている事を知り、鑑賞しました。
今のこの御時世で映画館に行く事を懸念される方もおられるかと思いますが、映画関係者はいろんな意味で本当に大変。
特に劇場公開されたばかりで休館になると、映画館も映画制作サイドもかなりのダメージを受ける。
なので、個人的には映画界の応援も込めて、劇場で足を運びました。
で、話を戻しますがw、「人の振り見て我が振り直せ」と言うか、「壁に耳あり障子に目あり」を教訓として教えてくれる有難い作品w
興味があれば是非是非な刺激的な作品です。
SNSの普及で火の粉(犯罪)が飛びやすくなりました。
予告を観た時は、作り物ヤラセみたいな映画なんだろうとノーチェック。評価が高いのでスプリーを見るついでにと鑑賞。ドキュメンタリーだったのか!
男性たちの少女たちに対する行いを観て、こんなもんだろうと思う。特に驚くこともなく、こんなやつら多いよなと、嫌な気分になる。とってもまともなことを言っていた若い男性がいたが、じゃなぜ12歳の彼女とコンタクトを?と少々訝しく思った。安心させておいて…下心無いと言えるか?と疑ってしまう。何でも疑わなければならない、嫌な人間になったものだ。
被害は少女だけでなく少年もと説明があったが、そうそうその通り。ついつい少女に目が行きがちだが、少年も同様に被害を受けてるのだ。
企画ありき
「童顔の成人女性を集めて、12歳としてSNSにアカウントを持たせたら、少女目当ての大人達がどれだけ釣れるのかを検証した」
という、企画は確かに興味深い。
いろんな問題提起をしていることは分かるが、ドキュメンタリー映画として観るには中身はまっとう過ぎる…というか、想像通りというか。
企画という性質上、エスカレートしやすい様に「仕向けている」部分も否定は出来ないだろうし。
とはいえ、予告編の枠をほとんどはみ出すことなく、えげつない映像で「グェ…」とは思うけど、結局加害者達の行為も、最終的な結論もこちらが比較的思い描いていたゴールに導かれたのはやはり物足りなく感じる。
個人的には、こういう犯罪者に関しては「被害者が子供という意味で罪になるのは仕方ないが、先天的に『小児性愛』という嗜好を持って生まれてしまった人にとっては、報われることのない世界なんだろう」と思う側面もあった。しかし、作品の中で専門家によって「こういう犯罪に手を染める犯人達で『小児性愛』に該当するのは数パーセントしかいません」と説明される。
つまり、こいつらは幼い少女にのみ発情する訳ではなく、判断力のない子供だからこそ言葉巧みに取り入って、最終的には脅迫で精神的に支配し、自分の性的なはけ口にするだけのまさにただの『クズ』なんだと。
それが分かっただけでも私には収穫があった。
あと気になったのは、なんでヌードモデルまで使って顔をすげ替えたフェイク写真を作成し、わざわざ男に送ったんだろう。(企画の最初からそういう設定になっているんだが)
脅迫の手段として彼らが写真をネットにアップする可能性は十分に考えられた訳だし、顔付きの写真が放逐されてしまったら、その裸がホンモノかニセモノかなんてことは関係なく現実のその女性に被害が及ぶのは分かっていたはずなのに、コトが起こってから慌てふためくのは、申し訳ないけどあまりに軽率すぎて、これ自体がフェイクなのでは?と思ってしまった。
もう一つ。
映画に登場する男達によるネット越しの行為に対して、観客の一部男性から笑いが起こっていた。
男性が同性の性処理に関する話題を、長く「下ネタ」などと名付けて笑いのタネにしてきた弊害なんだろう。
残念ながら作り手もそれを「滑稽なもの」と誘導しているシーンが幾つもあった。少なくともこの作品が持つ意味を考えたら、そういった捉え方ができるような演出は控えるべきだったのではないか。
悪質なセクハラ加害者たちを「いやぁ、ジョークだよ、ジョーク」に逃げ込ませてはいけない。
ここで起きているのは明らかな「虐待行為」であり、相手の子供や女性は精神に深い傷を受け、自死に至るケースもあるときちんと説明されているんだから。
ただ、捉え方は観客の環境にも影響されるんだろう。
私は子供達と関わる環境なのでより強く感じてしまう。
日本でも、Twitterなどで女性タレントがこういう被害を受けていると聞くことも多い。
他人事ではない。
ボカシだらけ
手際の良いことが恐ろしさを増幅させるドキュメンタリー
ネタバレとかではないので、まず偉いのは映画の最後に少女だけでなく少年もこうした被害にあう可能性があることを示唆していること。ここがちゃんと現代にアップデートされた価値観の持ち主による映画だと思いました。
実質リアリティーショーなので、ここまでさせて良いのかというツッコミが入るかもしれないけども、見る限り女性に対してのフォロー体制はしっかりとられているのでそこも良かった。
モザイクが思ったより薄くて、想定していた以上に気持ち悪いおじさんたちの群がり方に胸糞なんだけど、一歩間違えればどんな恋愛にも当てはまる普遍性を兼ね備えているので他人事ではないなと思います。
好青年も出てくるんですが、そもそもじゃあこの好青年はなぜSkypeやFacebookで12歳設定の女性にコンタクトを取ろうとしたのかは疑問なままでした。そこは日本とのSNS事情の違いなのかもしれません。Twitterで共通点を見出してとか、インスタのDMでってのが日本ですかね。そう考えるとやっぱり恐ろしい。
音楽の使い方がやや仰々しいのは気になりましたが、一見の価値ありです。
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