「無駄に引っ張りすぎないのは大事」アクアマン 失われた王国 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
無駄に引っ張りすぎないのは大事
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良いところ
引き伸ばしもなく間延びしない
兄弟親子の家族の絆がわざとらしくなく描かれている
?なところ
結局何も解決してないな、未来に期待?
ラスボスがあっさりと退治されるのは逆に新鮮。なんと言うか定番な展開として、無駄に何度も油断やら復活で盛り上がってる風な演出がそろそろ飽きてきてたのですごく爽快。とは言え、実のところ地球温暖化ガスがなくなったわけじゃないし、以下続編!みたいなところで終わってたのがなあ、DCUシリーズはここで終了だし、描きたいストーリーの主軸はアトランティス王の家族像だし、どうでもいいと言えばいいことだし。
海中戦は派手だし、空を飛ぶよりも遥かに容易だから多くのキャラが空を飛ぶかのようにアクションするのもできるんだけど、うん、水中抵抗なさすぎなのは違和感だなあ。せめてアトランティス側は水中抵抗がなくなる能力持ちとかで、敵側はその抵抗で弱るくらいの描写が欲しかった。そのせいでラストバトルは水中なのか地上なのかわかりづらいし。
ストーリーは軽薄な兄と慎重な弟の兄弟が反目しつつもお互いを認めて一つになる、だけなのでわかりやすくそれだけに入り込みやすい。ああ、今ちょっとお互いを認めてるな、と言うのが伝わってくるし、ラストにちゃんと繋がってた。こう言うのでいいんだよ。
でも、ゴキブリ食わすなよ。
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