DC がんばれ!スーパーペットのレビュー・感想・評価
全5件を表示
思ってたのと違ったなあ…
もっと小さい子供向けの、というか小さい子がいる家族でも皆で楽しめるやつを期待して借りてきたんですが、何かちょっと…シビア~。
絵面は子供受けしそうな可愛いキャラクターだけど、小学校上がるか上がらないかくらいの小さい子や妹弟がいない子にはあまり理解できない気がするし、シェルターの動物の話や実験動物、飼い主に自分より大事な人ができたペットの気持ちや裏切り等々、意外とシリアスな内容。
コメディではあるんだけど、思ってたより「面白い」って感じではなかったです。途中からやや流し見な感じになってました。
ヒーロー(人間)達が敵に捕まってしまい、スーパーマンのペットの犬が飼い主を助けるためにスーパーパワーを手にした動物達と手を組んで…って話なんだけど、メインは思い上がってる犬が成長していく物語。
「特別な力があるから凄い、無いから人として価値がない」ってことではないんだよ、ってことを言いたいんだろうから、中高生くらいの子には良いかもしれないけど、正直レビューで何度か書いてる通り、こういう話は日本のお家芸だからもう見慣れてるんだよなあ。
ワンダーウーマンが敵に捕まった時のコメントで「イケメンはどこ?」みたいなこと書いてあって、またそういうやつか…とゲンナリしたけど、それ以外はかなり既視感があり、良く言えば安心感のある、悪く言えばありがちすぎるストーリー。
ちょいちょい軽いジョークは入ってるからクソつまんねえというほどでもないんですが、でも何もかもが「ありがち」すぎて、あーハイハイという空気になると思います。
子供が多いご家庭なら、見て損したってほどではないだろうけど、カップルとか大人だけで、「たまには見て癒される、何も考えずに見られる映画が良いな…よし、これアニメだしコメディっぽいしヒーローものっぽいし、これにしよう!」みたいな流れだったらオススメしません。別に癒されないし。
まあ、犬飼ってる人だったら可愛い!となるシーンもあると思うんですが、正直それより「自分もペットに悲しい思いをさせてるんじゃ…」「うちのペットもこんな風に思ってるかも…」と不安になる人もいそう。
飼い主は自分の意思でどんどん交友関係広げられるけど、ペットは飼い主に命を握られてるし、ペットには基本的に飼い主しかいない。
飼い主はペットを「相棒」とか「友人」とか好きに呼ぶけど、ペットが飼い主を一番に思っていても、というか飼い主しかいないと思っていても、飼い主はペットが一番じゃない。気持ちでは一番だと思ってても、一緒にいる時間は短かったり。
実家のペットなんか、死に目に会えない、葬式に出られないことだってある。
ペットにどれだけ淋しい思いをさせてるか。人間がどれだけ自分達の事情でペットを振り回してるか。
飼い主は自分がつらい時だけ傍にいてもらって、ペットがつらい時には気付かず家族や友達と遊び歩いていたりする。
飼われているのは野生より楽だろうけど、ペットって本当に幸せなんだろうか…
そういうことを考えてしまう内容です。うーん。癒されない。
ストーリーも、別段心に残るものでもなく、動物好きな人ほど気分が暗くなりそうで、オススメはできないかも。
クリプトの成長映画
クリプトという、スーパーマンのペットのスーパードッグが、成長する話。嫉妬深く、傲慢な性格であったが仲間と共に心を開き成長していく様は良き。
一人一人の能力がちょうどいい塩梅だし、話のストーリーも綺麗に纏まっている。
終わり方は、すごい良き!みんな幸せだね!
もっと稚拙な内容かな?とか思ったけど、普通に楽しめた!ペットはいいね!
Justice Pet
封切り4日目、月曜のそこそこ遅い時間帯といえど貸切状態…。伸び伸び見れて嬉しい反面、興行的な面で寂しいのも…。
とはいえど内容は王道ストーリーながら面白かったです。DCのダークさは控えて、アニメならではのポップさが際立っていた作品でした。
良かった点
・スーパーペットたちが可愛い
正義感たっぷりでスーパーマンに尽くすスーパーパワー持ちのクリプト、飼い主に捨てられてやさぐれてはいるものの、こちらも強い正義感を持つ不死身のエース、大っきくなっちゃったり小さくなっちゃたりするメガトンなPB、電撃を放ちまくる臆病なチップ、超長生きで超高速なマートン、色々魔改造されちゃったモルモットたち、銃撃に爆弾と豊富な戦闘スタイルを得意とするウィスカーズと多種多様な能力を見せてくれて目に優しいですし、小ボケだったり自虐ネタだったりが盛り込まれていたのも良かったです。ベストはモルモットたちのちょっと腑抜けた感じでした。
・ストーリーの真っ直ぐさ
飼い主が捕まったので、助けに行くというシンプルなストーリーですが、その道中でのドタバタっぷりだったり、それぞれの心境だったりと語られるものはペットという存在にも通ずるものがあり、少しグッときました。エースとエピソードも悪気はないのに傷つけてしまったという悲しいものでしたが、そのトラウマを払い除けるかのようにクリプトたち仲間を助けるシーンがとても良かったです。先が見えると言ったらアレですが、このくらい度直球なのもいいですね。
ジャスティス・リーグの面々とペットたちが共に暮らすことを選び(なんならモルモットたちも)、ほとんどの人物が次へと進む道標を示すラストも良かったです。やっぱモルモット可愛いなぁ。
エンドロール後にはブラックアダムが参戦。これはファンサービスですね。楽しみです。
単独作品としても楽しめましたし、次回作も決まるのであれば是非観に行きたい一本でした。
鑑賞日 8/29
鑑賞時間 19:20〜21:15
座席 I-5
前提としてDCキャラを知る必要が
DCのキャラを知ってる前提の物語。
子どもをターゲットに作っているけど、日本ではマンガやアニメが多種多様に幅広くあり、その中で子供がDCに触れる機会はやはり少ないと思われる。
またDCを取り巻く実写作品の多くは大人を対象に捉えたものが多く、そのため日本でこの映画を鑑賞するのは大人が中心と思われる。
そのうちの1人である私が観たところ、ピクサーやディズニーなど最近のアニメとは違い、昔ながらのアメリカ的な演出方法を取った動物たちを主人公にしたドタバタ劇を強く感じた。
なのでそのタイプが好きな方には受けるだろうけど、私には合わなかった。唯一出て来る動物たちが可愛かったことが救いでした。
ペットはみんな飼い主のことが大好き
本作はスーパーマンの愛犬である
クリプトが世界征服をたくらむモルモットのルルの計画を阻止するというストーリー
予告編ではペットのことばかり紹介していたが
予想したよりも、DCシリーズのヒーローたちが
ガッツリでている感じがする
スーパーパワーを使えなくなったクリプトが
スーパーパワーを得たシェルターのペットたちと協力し
作戦を成功させる
今作のペットは全体的に
良くも悪くも飼い主が大好きなのかなと思う
クリプトはもちろんとして
エースの過去も飼い主のことを考えた行動だし
ルルの世界征服の動機も
レックスのためという部分もあると感じる
本作はアクションもよかったと思ったし
ペットを飼ったことがある人は
ジーンとくる内容なのかなとも思った
DCのファンはこの作品をどう思うかはわからないが
個人的には良かったと思う
終わり方は続編がありそうな感じで終わった
また、エンドロール後の映像は
映画「ブラックアダム」の広告なのかな?
全5件を表示