レミニセンスのレビュー・感想・評価
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テネットよりすき!!
タイムリープモノの中ではだいぶ分かりやすくつくってあって今年1良かった映画でした!たぶん鬼滅の話の展開がすきな人は大いに楽しめる映画になっているので前情報特に無しで観に行って欲しい映画です!良かったーーーーーーッ!!
異常気象で水没したフロリダ 幻想的な都市の映像を観て 「天気の子」...
異常気象で水没したフロリダ
幻想的な都市の映像を観て
「天気の子」を思い出した
コロナ禍にあって
この映画に漂よう悲壮感と
切なさを残した終わり方が
評価低めの要因なのかなとも思う
記憶潜入エージェントが
謎めいた事件を
解決するようなストーリーを
勝手に期待していたのけれど…
希望の持てない日々に浸かっていたら
過去にすがりたくなってしまう気持ちも
わからなくはないけれど
麻薬のように
常習性の危険があるのは怖い
過去は人に取り憑く
厳しい評価が多いレビューであるが、私は3.5の評価とした。確かに、何故他人の記憶を利用してまでも、消えた女性に主人公が執着するのかについての説明はない。しかし理由なんてなく、ただ愛してしまったんだと思えば良いと思う。自分の経験に照らし合わせれば、見た目だの、性格だのと騒ぐわりには、フィーリングという無形の感覚で好きになることが多い。映画だからといって、そこは深く追及しなくても…。SFミステリーと思わせて、その実はラブミステリーだったという結末。見方によっては、評価が別れる作品となった。予告を見た方は裏切られたと言うが、私は予告を見なかったので、余計な期待を持たないで見ることができた。
ヒロイン、メイを演じるレベッカ・ファーガソンや相棒役エミリーのタンディ・ニュートンが現れた時は、主演はトム・クルーズか⁈と思った程である。ミッション・インポシブルではどちらもヒロイン役でしたから。
ヒュー・ジャックマン演じるニックは、この二人の女性から愛されるが、結局は悪女という仮面を外し、正義を貫いたメイを選ぶ。事件を追うと、記憶の中に存在した彼女は、身を挺してニックにメッセージを残す。きっとこの記憶に辿り着くであろうことを願いながら、目の前の人物を愛するニックに見立て、二人にしかわからないキーワードを告げる。すべてを理解したニックは、そこで探していた彼女が、もうこの世に存在しないことを認識する。それまで死は概念でしかなかったが、初めて死の意味を知ることになる。事件は解決をみるが、現実を受け入れることが出来ないニックは、自分の幸せに満ちた過去の中で永遠に生きることを選ぶことにする。未来を選択したエミリーはニックを失いながらも、彼の希望を受け入れて、現実を生きていく。アイノカタチは様々なれど、それぞれの選択を私たちは認めるしかないだろう。
ヒュー・ジャックマンが退役軍人という設定であったが、最初のシーンこそ強く見えたが、後は、殆ど相手に歯が立たない。戦闘能力が中途半端で、エミリーの方が遥かに強く見える。また悲哀を背負う主人公というイメージに合わないかな〜と思ってしまったことが、減点とした理由です。もしも涙の似合う他の俳優だったら…評価は少し違ったかも知れない。
これは、究極のラブストーリーだ‼️❓
ミステリーとしては伏線は全部無難に回収されてます。 SFとしても、それなりに理解もなるほどとも思います。 私的には、ヒュージャツクマンとレベツカファーガソンの恋愛に焦点を当てたら、至高の恋愛映画なのです。 グレイテストショーマンから始まる恋愛叙事詩なのです。 グレイテストでのファーガソンは口パクでしたが今回は、ベロ素晴らしい。 ヒュージャツクマンは歌わないが語りがオウーデイエンス。 この、恋愛に涙しない人は、心が枯れている、私の偏見です、ごめんなさい。 助手の黒人女性も素敵でした。 最高のラブストーリーです、是非。
ノーラン(弟)の作品ではない!
ノーラン(兄)作品の大ファンですので、その脚本等に大いに関わったジョナサンの作品として期待しておりました。 しかしながら、主人公の一貫した強い感情を抱くまでの、発端や理由について、観客が納得できる描写がないまま進んでゆく粗のあるストーリー… エンドロールを見て納得でした。これはあくまでジョナサンの妻、リサ・ジョイ作品であって、ジョナサンの名前は「製作メンバー」欄4名の中で上から2番目に配置されているほど目立たないものでした。 ジョナサン作品との先入観を持つ観方をしてしまうと、肩透かしをくらうかもしれません。
がっかりメロドラマ SF風味を添えて
ディカプリオと渡辺謙出るの? 兄ノーランが作ってなかった? なんてツッコミを入れたくなる地雷臭しかない広告を観て、もう期待値は爆下がり。怖いもの観たさで観賞。 しかし、結果として、それを上回るがっかり感で終わった。 まず、日本版の告知はほぼ嘘。記憶に潜入などしない。reminiscenceには追憶といった意味しかなく、その意味では本作を正しく表している。劇中では、被験者の記憶を読み出し可視化する装置をレミニセンスと呼称して、それを観ることで話が進行していく。映画化もされた漫画の「秘密」が近い発想であり、インセプションとは全く異なる。 だが、潜入という言葉やジョナサン・ノーランの名前を出して、インセプションを彷彿とさせる広告は、明らかにミスリードを誘う悪意が感じられる。自分は、広告を観た段階でこの地雷臭に気がついていたが、騙されたと思う観客も多いとは思う。 絵作りは、どこかで観たようなシーンの連続で単調。水没した街並みも、さして綺麗とは言えず、あまり印象に残らない。可もなく不可もなくというところ。 水上を走る列車は、千と千尋からのオマージュらしいが、何の為のオマージュなのか意味がわからない。 脚本は、記憶を再体験させることを生業とする主人公が、失踪した恋人探していたら黒い過去が明らかになり、さらに調べたら人助けの為に死んでました、というオチ。最後、主人公は原因になった悪党を廃人にしたり、親玉を警察につきだして、本人も機械を使って幸せだった頃の記憶に溺れて廃人ハッピーエンド。 全体通して、どこかで聞いた様なエピソードが続き、全く面白みがない上にテンポもわるい。 途中、こじつけたようなアクションシーンが入り唐突に同僚が悪党たちを皆殺しにして主人公を助ける。一応、検察と仕事するような全うな会社だと思っていたのに意味がわからない。SFだから派手なアクション必要だよね!って安直な発想があったことが容易に想像できる。 主人公は、基本的に頭が悪く、戦闘スキルもなく、仕事の最中でも他の業務そっちのけで恋人を探すほどの馬鹿なので簡単に敵に捕まったり、観ていてイライラする。 敵も、ドラッグを取引してるアジア系のギャングとか、汚職警官とか、金持ち地主のボンボンとか既視感の塊。捕まえたりしても、全然カタルシスがない。 もう少しSF感があるかと思ったが、レミニセンスの装置シーン以外、そんな要素はなく、むしろ木の小舟で海渡ったり、西部劇宜しく二丁拳銃乱発したりと、センスが古臭い。 演技としても、ヒュー・ジャックマンを始めとして皆頑張っているとは思うが、脚本がわるいのか演出が悪いのか、どうしても印象に残らない。ローガンは良かったのに。。。 結局、脚本、演出から絵作りまで、全体的に思慮が足りない。ただ、記憶を可視化できたら、という子供でも考えるアイデア頼りの駄作。 駄作フリークスにはうってつけの一作。
舞台の大道具を取り除くとシンプルなロマンスの物語
サスペンスということなのだけれど、タイプとするとロマンス映画なのだと思う。まあ、謎解きではあるのだけれど。
他人の記憶に潜入するという言葉から、記憶の中にヒュージャックマンが入り込んでいくのかと思っていたら、そこは違って、他人の記憶をホログラムに呼び覚ますというもの。
水没する世界という未来世界、脳の中に終われた記憶を画像として再現できるという装置、そういった舞台設定は所与のものとして進行していく描き方は嫌いではないんだけれど、その装置にかけてしまいさえすれば、謎が溶けてしまうという感じもあって、人力で謎を解いていくというところがない。なんかそこがちょっと物足りない感じだった。
新しい映像体験というほどの映像ではなかったかな。この程度の舞台設定では驚かない。
未来世界、記憶の可視化という舞台の大道具を取り除くと、わりとシンプルなロマンスの物語。レベッカーファーガソンは綺麗だなあ、と思いながら眺めるのも悪くはないものの、もう一工夫して欲しかったかな。
悪役が典型的なんだよなあ。そこの深みがあると面白くなったのかも。
そこに愛はあるんか?
タイムパラドックス的な映画かと思いきや、一切過去をいじったりする事はありません。 過去をたどり、現実世界で人物と会うことによって徐々に真実を明らかにしていくSFサスペンス。 そもそもタイトルの”reminiscence”は「思い出すこと、回想、追想」だからね。 主人公といなくなった恋人との愛の日々は、主人公の勝手な思い込みだったのか… それとも、そこに愛はあるんか?…って、 なんかアイフルのCMみたいな感じになっちゃった。
ヒューよ情けないぞ!
舞台は、水没した未来
マイアミ。水の都とはいいがたい。
人は、過去の記憶で生きることが楽しみで
ヒューが経営する記憶屋を使う。
そこに、別嬪さんのレベッカにメロメロに
なるんだ。未来に希望が無くなれば人は
過去の良き思い出にすがるんかな?
制作は、クリストファーノーランの弟の
ジョナサン 監督はその妻のリサジョイ
ダニエルルーとかも懐かしい。
まあ、レベッカのような美人は
忘れられないかな?
……なんでそこまでその女を追っかける?
そればっかり思ってしまった。
単なるストーカーじゃ無いっすか?w
出逢って間も無く
美しいとはいえ
素性がよく分からないし
昔の歌を歌ってたからってだけで
(しかもこれは彼女の記憶を勝手に覗いてるわけだし)
そんなに運命感じますかね?
ヒューも別にモテない男というわけでないでしょうし……
この女性じゃなきゃダメな理由が全然見つかりません。
彼女を追っかけてくうちに
人助け(?)もするけど……
あくまでもそれはたまたま。
よく分からん。
悲しみが美しい記憶を作る!
さながらプルーストの「失われた時を求めて」のようなニュアンスがある映画でした。人間は失いたくないものを記憶して執着しがちです。しかしとらわれすぎるとそれが害毒を及ぼします。この作品はそれでも最後に幸せな記憶の中で主人公は一生を終えます。観ている時にはそれほど感じなかったのですが、後からずしりと感動がやってきて、しばし回想の波に打たれました。まさに廃墟となりゆく世界での大人の純愛のなのでしょう。ヒロインの女性は数奇な運命に翻弄されますが、その美しさは睡蓮のように美しい。若干ベッキーに似たところもありますが(笑)。主人公は言います。「過去は記憶のビーズのネックレスだ」と。少々違和感がありますが、それでも名言だと思います。他にも珠玉の名言がたくさんありますが、もうひとつ気に入ったのがあります。「寂しさは悲しみの一部である。悲しみは幸せを感じるためにある」。言い得て妙です。主人公はメイを永遠に追いかけていきますが、きっと相棒の女性の方が本当はより近いソウルメイトだったのかもしれません。いずれにしても、記憶が犯罪の証拠になるため、その記憶のデータを隠滅するために事件は起こります。その不思議な設定の余韻がいつまでも残る傑作でした
ブレードランナーに次ぐSF芸術映画
似てる映画としてみんなインセプションばかり挙げるが、コンセプトとして一番近いのは寧ろ傑作SF映画の「ブレードランナー」。 といっても似ているのはサイバーパンク的なところじゃなくて、荒廃した近未来SFをモデルにした美術品的映画という点。 因みにインセプションは「SF映像美術作品」じゃなくて「SF映像技術作品」。 だから注目すべきは水没都市の荒廃感や妙に古臭いデザインのSF機器、そしてそれらとは対照的に美しく描かれる記憶映像とか。 設定重視の映画に思えるかもしれないが、設定はそれら映像を表現するための道具でしかない。 その証拠に、本当は主観視点の筈の記憶映像が何故か第三者視点になってる。 ストーリーは王道的恋愛ミステリー。 衝撃を受けるほどの展開は無いが、変に奇をてらう事もない分、ストーリーやキャラの心情も飲み込みやすく、また映像美を盛り上げるのに最適なストーリーになってもいる。 この辺が、奇をてらったせいで話がいまいち面白くないブレードランナーよりは良い点だと思う。 総論として、SF美術作品としてはオンリーワンだったブレードランナーには及ばないものの、総合的なSF芸術映画としては同等かそれ以上の名作だったと思う。
さすが、ヒュー様
休日の朝の8時からの上映。 お客さんはまばらで、15人前後。 60才台位の人が多めでした。 迫力もあるし、記憶調査など 大好きな、ヒュー様でもあるため ドキドキワクワクだったけど 前半は、未練たらしい おっさんにしか見えず いまいちだったけど、途中から 伏線の回収や、ヒュー様の演技力で おもしろくなって来ました。 これは、ヒュー様に助けられた映画ですね 最後の10分位は、少し涙が出、ウルッときました。
ストーリーの弱さがなぁ…
近未来の社会設定、なかなかのもの。 キャスティングもいい。 SF映画のお膳立ては、バッチリなのだ。 ただ、ストーリーが… 未練がましい男の、ある意味で破滅的なオチ。 小説ならば佳作の部類だけど、映画のシナリオには向かないと感じた。 そのせいか、これだけいい物を用意してくれながらも、気分がイマイチ盛り上がらない。 ホントに惜しい作品だよなぁ。
ラブサスペンス
これは宣伝がちょっと下手だったね。 これじゃ、アクションサスペンスっぽく感じちゃうね。 いっそラブロマンスに振り切った予告にすればよかったかな。 自分はストーリーよかった、最後のヒロインの語りは、主人公に向けられたものと分かった瞬間鳥肌でした。 終わり方も良かったな。 過去に生きる人と、未来に進む人。 満足でした。
マイアミがこんななら東京も水没してるな。
時代設定が近未来なのか結構未来なのか謎だけど、海面上昇には100年以上は必要かな。ジワジワ沈むから、みんなそこに住んでるんだろうな。ふーん大きな戦争が起こるんだ。戦争については全く触れられなかったけどね。 で、記憶を体験できる商業施設。こんなもんが街中にあるんですか!?どんだけ科学技術が進んでるんだ。しかも常連さんにはタダでサービスって、よっぽど普通の施設なのね。 主人公はそこの社長さんで、客の女とお付き合い。が、彼女が突然居なくなり、いろんな人の記憶を頼りに探し始めます。どうも犯罪が絡んでる様子。彼女が悪い奴なのか、巻き込まれてるだけなのか、ずっとモヤモヤ〜。ヤクの売人、地上げの不動産屋、悪いお巡りさん、などなど、怪しい人達の記憶の中に現れる彼女。 この手の映画で嫌いなのは、怪しい人が最後にいい事すると、良い人扱いになるところ。それは最初から想像の範囲内だけどね。あと観ていて引っかかったのが、街の様子。飲み屋や建築物や市民のデモなど、現代と何にも変わっていない。これ、3年後じゃないよな? 俺がずっと思い出してたのは、スタートレックTNGのホロデッキ。あれは、記憶じゃなくてホログラムなんだけど、ライカーが赤いドレスの女と恋に落ちたなぁ。なんてね。 てな感じで、全体を通してスタートレックのエピソードの一つに蛇足を沢山付けてしまった印象でした。
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