レミニセンスのレビュー・感想・評価
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惜しい
予告を見て期待していたよりも、主人公の周りで事件が起こる割と狭い世界観での映画だと感じました。
水の都市と陸地の都市で貧困層と富裕層の住む世界の違いを表せていたところは、見ていて分かりやすく素晴らしかった。
しかし、ストーリーは割と最初の方から予測がつく内容であったため、水に沈んだ都市という世界観をもっと活かした内容になっていても良かったのではないかと感じました。
そんな中でも、俳優の皆さんの演技は素晴らしく、特にニックがメイに一目惚れする最初のシーンは評価せざるを得ない素晴らしいものだったと思います!さすが、ヒュー・ジャックマン!
悲しいエンディング
まず、都市が水没した未来っていう設定が、ほぼ意味を成してないのが残念。
最後の終わり方は、タイトル通り、悲しすぎ。
本人は幸せなのかもしれないけど、救いがないというか、こういう終わり方って映画としてどうなの?って思いました。
まあ、監督なりの意図があってこうしたんだろうけど、自分が監督なら、こういうエンディングにはしないかなー。
ヒュージャックマンが相変わらずカッコ良いのが見所かな(笑)
素敵なラブストーリーでした。
こだわり続け、信じ続けた男。
男に応えるように、設定を巧みに利用して男に語りかける女性。
二人は通じ合えていました。そして二人での記憶に浸る時間を選ぶ男。
そこには、それを支えた別の女性もいました。
二人にとっては、ないはずの「ハッピーエンド」だったんだと想像します。
そんな素敵な記憶を残せる出会い、その大切さを見せつけられた気がします。
期待しないで観たらやっぱりキツかった
期待を低く見積もってたのに、やっぱり期待を越えられなかった。ヒロインが主人公に「あなたは、私をそういう目で観なかった」と台詞にあったけれど、私の見間違えでなければ、ガッツリそういう目で観てたのでよく意味がわからなかった。
中途半端
ノーラン十八番の時空を行き来するSF物。
ただ、ヒュー・ジャックマンとレベッカ・ファーガソンの恋物語を中心に据えたいようであり、兄貴がメガホンを取ったインセプションやTENETとは少し方向性が違う。
そのせいか、アクションも控えめで、IMAXスクリーンで爆音を響かせてド派手に見せるというより、
ヒュー様の男の色香とレベッカの垂れ乳気味のセクシーボディで観客の興味を引こうという安直な発想が強く出過ぎていて、かえって興冷め。
キャスティングに引きずられ過ぎてしまった脚本が残念な一本。
暗いけど、美しいすれ違い恋愛映画
人の記憶を呼び覚まし、幸せな時間を思い出させてくれる職人ニックは家の鍵をなくしたというメイの依頼を受けて、彼女の記憶を呼び覚ます。無事に鍵のありかがわかり一段落した後彼女のイヤリングが職場に落ちていたので彼女の職場へと足を運んだ。しかし、メイはおらず行方不明となった。同時に、裁判所へある事件の依頼を受けて検察官と昏睡状態の男の記憶を再生する。そこには行方不明になったメイが登場し、ニックは事件の真相とメイの追跡を開始する。
賛否分かれた映画なので自分としては否に近い感想でした。全体の流れがだらだらして途中で寝てしまった。雰囲気も暗く、娯楽映画としては楽しめない。最後の主人公の選択に関しても共感できない展開だった。
しかし、水没した街の様子を再現したのはとてもよかった。市場や酒場の様子は水浸し以外は現代と変わらない様子で今までどうりの日常を送ろうとしている人間の本能を感じられた。
また、水中に沈んだ劇場のシーンはとても美しかった。引きの画でこんなに感動した映画はあまりなかった。
SFノワール、
ノーラン監督より解りやすいが、やっぱり途中に都合いいSF展開、だけど、その説明もシッカリあり面白かった。
ファム・ファタール、謎解きの面白さがあり、ビジュアルも好みでした。
デンゼル・ワシントンが主演した『デジャヴ』とか、少し思い出した。
過小評価に物申す!!
映画サイトの評価が低すぎたので不安だったが内容は普通に楽しめた
クリストファーノーランを期待した人々が低すぎる評価をつけており過小評価されすぎている。
実際には3.6くらいだが平均を上げる為5の評価
これはダイジェスト映画か…
結構辛辣なレビューなんかもあった割には、悪くないかな…という感じでしょうか 苦笑
ニックの知らないメイの素性が徐々に明らかになっていくまでは、割と良く出来てたと思うのだけど、そこからの展開が…
「あれ、ちょっと寝てたかな?」って錯覚する位に猛スピードで〝色々と端折って〟いくもんだから、後半はまるでダイジェストを見てる感覚に…苦笑(YouTubeなんかでよくある、10分くらいでまとめてあるヤツ)
あと〝ノーラン〟を推しながらプロモーションしてたけど、よく見れば弟が製作に関わったってだけで、監督はその嫁さんなのね 笑
ノーランほぼ関係ねーじゃん…苦笑
映像、脚本、俳優の演技、音楽も良かった ノーランがどうだとか、イン...
映像、脚本、俳優の演技、音楽も良かった
ノーランがどうだとか、インセプションがどうだとか知らない人、変な期待感の無い人にぴったりの作品
オリジナル要素が多いサスペンス
水に沈みかけた街と記憶を辿る装置というオリジナル要素強めなサスペンスです。映画自体面白いし、ストーリーも良かった。
昔のノーラン作品のようなサスペンスなので、派手なシーンが少ないため派手なサスペンスを期待すると肩透かしくらうかもしれません。
世界観含め個人的は楽しめました。
ヒュージャックの良さがでてない
こんなかっこ悪いヒュージャック
見たくなかった。
女を追いかけて執着した男のみじめな末路。
しかも一目惚れとは
愚かすぎる。
相手の女も40近い中年。
中年同士がこんな燃えるような
純粋な恋愛は考えにくい。
ヒュージャックマンはこれまで
素晴らしい作品ばかりに
出てるから勝手に期待して
しまった。
今回は残念
はかないラブソングと切ないディストピア
人の記憶、海の記憶
サスペンス仕立てのSFなのだから、記憶潜入の仕組みを理解したり、筋書きを追ったりして楽しまねばと思っていたのに、それよりも、いつの間にかラブソングが詠み込まれた長い叙事詩みたいなものを味わってしまった…と言うのが正直な感想です。
ニックやワッツやメイが呟く、人の思い出や時の流れを表す台詞が美しかった。
街や道路、煌めく水面のどうしようもないほどの美しい水没都市を背景に、切ない時間の推移と廃墟の街、そして過去への遡行を止められない人の精神の営みが作り出す、特異なディストピア。
水を介して行われる過去の記憶への潜入は、つまり、たとえ一人分の記憶の世界であっても、それは底無しの海に等しいと言う事実を表現していたのでしょうね。都市もいつかは、海の中の記憶になる。
やはりラブストーリー
筋書きはサスペンスとしては、ややぼんやり、かつ如何にも用意されていた感もありました。
軍隊経験を共にするニックとワッツを軸に、そこに突然現れて消えたメイの謎を解き明かす筋書きと、地主一家の相続争いが別線で進む。麻薬組織のジョーのそばにメイが居たことで、ニックの心は乱れっ放しになるが、メイの過去にはジョーと、女友達のエルサが絡み、エルサの過去には地主のシルバン一家と悪徳デカのブースが絡んでいた。メイはエルサの息子を救った後に命を落とす。でいいと思うのですが、メイとエルサの関係が大事な割に、はっきり示されていなかったような。
夢にも似た記憶の世界へ
所々が切断され霞んだストーリーが、ニックの記憶捜査により繋がれていく。ニックが度々、画面の手前に現れては、また通常に戻る進行のせいで、見る側も次第に、記憶の世界に引きずり込まれていきました。
監督と脚本家の力により、記憶と夢が重なり合う場所まで、ずーっと落とされていく快感。
それとニックとブースが、廃ビルの部屋や屋上でドッグファイトを繰り広げるシーンも、緊迫したものであるのに関わらず、部屋の内外の陰影や水の形が絡んで、まるで夢の中での格闘シーンを見せられているようでした。
あまりに優雅なアクション映像。
過去へ未来へ
過去が自分ならば、未来は見も知らぬ他人な訳ですね。ニックは未来を切り捨てました。私はどうしようか。
しかし地主に対して抗議運動を起こした人々のお陰かも知れませんが、未来を選んだワッツたちにも、光は射したようですね。この終わり方には、少なからず拍手したいです。
これはかなりキツいぞ…
他の方のレビューで「壮大な凡作」とありましたが、まさにその通り。予算は掛かってそうですがあまりにもつまらなくて…。逆にツッコミどころを探すのが面白かったぐらいです。
以下、ネタバレ含むツッコミどころです。
・水没都市の設定→ピアノが沈むぐらいしか活躍せず
・昼夜逆転の設定→活躍せず
・日中は暑すぎる?→夕方に早起きして気持ちよさそうにしてませんでした?
・ヒュー・ジャックマンの筋肉→ほぼ活躍せず
・ニック→未練タラタラで追いかけるほどメイを好きになる描写がなかった(一目惚れのみ?)
・壮大なディストピアの設定なのに基本地主が悪いだけ(メイが水没を止める鍵を握る!的な展開が欲しかった…)
・記憶を第三者目線で見れるという説明は納得できず
・最大のミスは予告の段階でノーランの名前を使ってインセプション級の映画を匂わせたこと。あくまでディストピアで語られる恋愛映画だということは伝えておくべきだったかと。もしくは予告含め全くの前知識無しで見るか
・終盤のつるっ禿げの記憶の中でメイがニックに語りかけるシーンは時間を超えたメッセージでよかったが、メイが「ニック…」って言った時のつるっ禿げの「俺じゃねぇの!?」顔が笑える
他にも色々あると思いますがとりあえずこの辺で。
インセプションを思い出した
海水は上昇し、都市は崩壊し人は限られたスペースで生活をしている。ヒュー・ジャックマン演じるニックは人の記憶の中に入り込み記憶を呼び起こす仕事をこなしている。そんな時、ひとりの謎めいた女性が彼の元を訪れ次第に惹かれ合っていくが、彼女はある日突然消えてしまい…と言うお話。彼女を追いかけていく中で、次々と明らかになっていく真実と結末に泣ける映画でした。
テーマと言い、音楽と言い、結末から何から何までホントにインセプションを思い出しました。
ヒュー・ジャックマンとレベッカ・ファーガソンの演技がとてもよくて、映画がはじまってすぐに映画の中に引き込まれました。
しかし、夢って儚いし切ないですね。
人は生きている限りは絶望の中にも希望を探す生き物なんだと思うけど、希望を夢の中にしか見いだせなくなったとしても希望がある限りは幸せなのかな。
設定は凝ってるけど中身は刑事ドラマと一緒
SF設定や世界観は凝ってるけどナレーションやモノローグでの説明は多いし、記憶潜入も要は新たな登場人物が過去回想で主人公に新たなヒントを与えてるだけの効果しかない
話が何度も過去に戻り、なかなか先(未来)に進まずに停滞を繰り返すからテンポが悪くてしんどいです
恋人がいなくなった謎が解けても、すでに死んでいるからマジで未来が無い
だからってラストで都合よく感動風の味付けされてもなぁ……
主人公が殺人事件の謎解きをして、視聴者向けの説明は多めにしながら、聞き込みした脇役の回想でヒントをもらい、終盤で唐突に真犯人が明らかになる
けど、被害者は死んでしまってるから暗くて悲しい終わりは避けたいので都合よく手紙とか出てきてラストにちょっと感動風の味付けをする刑事ドラマを思い浮かべました
これはまさにそんな映画でした
主人公が後ろ向きでウジウジしててずっと湿っぽいのは悪い意味で邦画的だし、ある意味では日本人向けの映画でした
スケールが小さく中途半端
記憶を遡る装置で過去を体験できる時代。
退役軍人がその装置を使ってシアターみたいなのを営んでる。
設定は悪くないけどスケールが小さくて観ていてワクワクしない。キャラ設定も弱い。陸が海に沈んだ設定も生きてこない。
物語はちゃんとしてるけどいかんせん面白いとは言い難い。全てが中途半端。
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