メタモルフォーゼの縁側のレビュー・感想・評価
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大事なものを大事にすること
うららは必死でBL好きを隠してるけど、周りは別に誰も否定したり白い目で見たりもしてなくて、それがあたたかくて印象的だった。誰かの好きを否定しない。
うららの恋のライバルもいい子。それがうららには苦しいんだけど。分かりやすい嫌な子だったら憎めるけど、美人で優しくて真面目で頑張り屋とか、憎むカケラも見つからないから、嫉妬を抱えるしかなくて。
同じ漫画の感想やキャラクターの魅力をキャッキャしながら話すうららと雪さんは、紛れもなく友達だった。いいですよね、好きなものを思いっきり語れるのって。
なんだかずっと微笑んで見ていた。うららが情けなさや不甲斐なさで泣いているときさえ、見守るような気持ちで。そして雪さんみたいに、いくつになっても新しいものにチャレンジしたり、沼に思い切って飛び込んだりできるような年のとりかたをしたい。
大事なものを堂々と大事にして生きていきたいものです。
好加減
ほっと吐息がこぼれ
ほろりと涙がこぼれた
こんな優しい映画があったなんて…
出てる人々、みんなが温かくて
頑張ってて、戦ってて、応援したくなる
見てる途中きっとこの人は嫌なやつなんだとか、この人が話をこじらすのかな?と想像してた自分が恥ずかしい🥹
中盤から所々で泣く私を見て
母が「最近疲れてるんじゃない?」と言っていましたが
最終的にはちゃんと母も泣いておりました笑
ぜひみんなに見てほしいなぁ
タイトルの好加減(いいかげん)はラストのシーンに映っていて、読み方が分からず調べました!
いい加減=テキトーなイメージでしたが、
この漢字なら、ちょうどいいくらいの加減
といったイメージですね、なんだか力が抜けてて好きです。ということで、タイトルはこれをつけます。
シンクロ
歳の差なんて関係ない
癒やされ泣ける
映画はやっぱり役者と思える1本。
宮本信子も芦田愛菜も素晴らしい。偶然見かけた絵柄が気に入った漫画からBLに嵌まっていくおばあちゃん、スクールカースト下位でBL漫画好きのJKをそれぞれ見事に体現している。
特に芦田愛菜が自然な陰の者に見えるって凄いことなんじゃないだろうか。
特に気に入ったのは、二人が嵌まってるBL作品が最終回を迎えサイン会がある1日。色々な事があっておばあちゃんは大変な1日だったと評するがJKは完璧な1日だったと評する。
この完璧な1日だった、というセリフを聞くためにこの映画をみていたんだと思う。
距離感
BL切っ掛けで友人になったJKと老婆。
当初、とくにJK側が相手との距離感を掴めずにいるのが、自然と縮まって行くのが分かる。
ラストでは老婆が既に外国に暮らす娘の所へお試し移住しており、電話での会話のみ。
年齢考えたら、もう会うことは無いかもしれない二人。それでも、確かに友情は有ったし、続いていると感じる終わり方。
素敵。
好きなものがあるってすてき。
没頭できるものがあるってすてき。
そしてそれを同じように共有できる友達がいるってすてきだなとおもいました。
出会い方はどんな形でも、同じように楽しめるっていいですね。
芦田愛菜さんの全力疾走が見れる作品です。
普段いろんな役をやられている芦田愛菜さんですが
こういう腐女子というか、ヲタクな感じの役もしっかりこなしていて、すごいなぁと思いました。
『台詞が棒読み』が板についている。
同人活動と聞いて夏目漱石まで何で遡るか?
同人活動と言えば
この世代なら、COMだ。
こうした『ボーイズラブ』のような話を先進的なLGBTととらえるのだろうが、こう言った話は『宝塚』とか『歌舞伎』とかと同じ。勿論『ジャニーズ』もその系統。良し悪しはともかく、今始まった事ではない。全く主旨が違う。
この映画のばあさん役が最初に作る料理は、『ラーメン』だろうと思った。
この映画で書かれる漫画を見て『倉多江美先生』を思い出した。スッキリした線で描き切っている。それの模倣に感じた。また、気になる作品は『少女終末旅行』くらいかなぁ最近の漫画で心を動かされたのは。そうそうあづま先生の『よつばと』も気になる。漫画は全然進まないのに、何年連載をしているのだろうか。
75歳のジジイが17歳の女子高生に声かけたら、犯罪だね。まぁ、黙って死を選べば良い。ここは日本だからね。
17歳の少女は、75歳の年寄りのオレオレ詐欺まがいな言葉に、その人生を狂わせては駄目だ。若いのだから、漫画はこれからいつでも描ける。
少女役の子は漫画なんか読まないで、受験勉強に打ち勝ち、スキルアップしているのだろうから。
追記
コミックマーケットに出てくる作品に良いものはない。また、著作権を大きく逸脱したパロディーとは言えないまがい物が多い。
そこに描かれたものは、イメージを大きく崩す。例えば『ハ○ジ』を使った受験塾のコマーシャルがあるが、この作品をどう評価できるだろうか?勿論、著作権上問題ないと思うが、お金を払えば良いと言うものでもあるまい。
また、そう言った場所には、ポ○ノまがいのR18がある。それはオタクたる所以。もっとも、それが悪いとは言えない。『町田ひらく』先生の様な話も昔は沢山存在した。でも、社会的に認知されないのですたれていった。この『ボーイズラブ』も一時の流行りだと思う。
さて、この婆さん、海外に移住したようだ。日本にいては殺されるからね。そこだけを評価したい。
泣けて来ます。
漫画家をやっておるものですから、
初めて漫画を描いた高校生の頃、
初めて代原で雑誌に載った時の自分の下手さに凹んだ事
連載中に悩んだ事、
初めて同人誌を描いて刷り上がって来た時の感動、
高校時代友だちと遊ぶ事に夢中で爺さんが元気なうちに
会いに行けなかった後悔、
色々思い出して泣けて来ました。
素晴らしいのは、どの設定も漫画だから、映画だからじゃなくて、自分の行動次第で実際に起こり得る事だと言う事。
うららちゃんが雪さんに勇気を持って喋りかけた事で
友だちになれたし、
一緒にコミティアに行くために漫画を描いたり、
行動次第で人生はどうにでもなると言う事を教えてくれました。
漫画もそうだけど、大切な一本だと思います。
今はまだうららちゃん目線だけど、
歳を取ったら雪さん目線で、若い友だちが出来れば良いなとまた観るのだと思います。
大切なお友達
まさに縁側のような映画
おばあちゃんと女子高生がBLをきっかけに友達になるストーリーに興味を持ち鑑賞。
泣いた。
そして心が温かくなった。
悪い人が誰も出てこないのがいい。
BL(好き)を否定する人もいない。
おばあちゃんがほんっとうにチャーミング!
いつ倒れやしないかヒヤヒヤしたー。
あと、芦田愛菜はやっぱりすごい。
演技本当に上手い。本気の走り、辿々しさも自然。
エンディング曲も歌ってて、あまりのいい声に驚いた。
どんだけの才能の持ち主なんだ。
洋画好きだけど、最近邦画もいいなと思えてきた。
実は学生の頃、同人漫画を描いてイベントで売りに参加した側。しかもネタはバイオバザード笑
今は仕事以外絵を描く事がほとんどなくなった。
うららのように、何かに夢中になって、好きな事から目標ができ、日夜問わず夢中で作品を作り上げる。
その達成感や、自分の底力は凄かったなと今思う。
あの頃、共通の好きな作品を通して色んな友達ができた事、いい経験だった。
コメダ先生もスランプがありながらも、作品を愛してくれるファンに元気をもらう。あのシーン、凄くよかった。
ほっこり幸せになれる映画でした。
誰も悪い人はいない、優しい世界
元気が出る
高円寺の書店を訪れた時に、店内に貼られたポスターを見てからずっと気になっていた映画。
登場人物が優しい人ばかりで、とても温かい気持ちになった。
BLというのはあくまできっかけであって、人との繋がりや成長が丁寧に描かれている作品。
例えば、留学は胸を張って言えるけど、BLは表立って好きだと言いにくい。
そうじゃなくても、好きなモノを好きだと言うのが恥ずかしいと思ってしまう思春期特有の病。
その病に屈せず、自分に正直になって、夢中に取り組んだ経験(過程や結果)が若者には何よりも必要だと改めて実感した。
探せば良い映画は沢山あるのに、良い映画であればあるほど、影が薄くなりがちになる日本映画…
古川琴音ちゃんはやはり良い!
演技が繊細なので、引き込まれる!
夏映画は良作が多いイメージなので、今後も良作探しの旅を続けていきたいと思う。
私事ですが、この作品は今年視聴した30本目の映画となります!60本目指して頑張ります!
失敗した。
やっと観れた
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